夜の道後温泉…坊ちゃんカラクリ時計

きくいち

2015年08月29日 15:42

日本三古湯の一と言われる道後温泉。その存在は古代から知られています。古名を「にきたつ」(煮える湯の津の意)といい、万葉集巻一にも見られます。かつてはこの周辺が温泉郡(湯郡)と呼ばれていたようで、これはこの温泉にちなむ地名だそうです。伊予国(いよのくに)という名前も湯国(ゆのくに)が転じたものという説があるそうです。



道後温泉はこれまで何度か行ってますが、夜の道後温泉の街を散歩したのは初めて、ライトアップされた道後温泉を外から眺めるのは、心安らぎます



浴衣姿でそぞろ歩く観光客。道後温泉本館屋上には赤いぎやまん張りの振鷺閣が目を引きます。この中には、朝・昼・夕方と1日3回時を告げる刻太鼓があり、古くは聖徳太子から、歴代多くの皇族方、昭和天皇、夏目漱石まで入浴されたというロマンを感じられました



坊っちゃんカラクリ時計は、道後温泉駅の正面(放生園)にあります。カラクリ時計は、道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにした時計で、軽快なメロディにのって時計台がせり上がり、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物が現れます。その横には足湯があり、いつも多くの観光客が利用しています。

■上演時間・・・8:00~22:00(1時間ごと)、特別期間は30分ごと
■特別期間・・・3月20日~5月30日、 7月20日~9月30日、11月20日~1月30

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