回らない寿司屋で寿司を食べる順番
たまには鮨屋のウンチクも…と、言う事で、今日は回らない寿司屋で寿司を食べる順番を少し紹介します。書き出しが嫌らしいかな…?
始めに結論から言います。高級すし屋やでコース形式であれば、すし職人に順番を任せれば間違いありませんし、自分で注文する場合も、好きなものを注文すればよいです。だって、皆さんはお客さんなのですから…。えらそうに、知ったかみたいに板前にふるまうのはどうかと思いますが、TPOをわきまえて、楽しく食事をすればいいだけです。それでも、彼女とデートで…とか、後輩に少しかっこいいとこ見せたいとか思うのであれば、一般的な寿司の順番を説明しますので参考にしてください。
まず、一皿に何貫かまとめて乗ってきた場合。(ランチのセットなどによくあります)
基本は、左上から食べます。そして右上まで食べ終わったら、次は2列目の左からという順番です。おそらく、ちゃんとした寿司職人ならこの順で寿司ネタを盛っていることでしょう。(その中に、細巻が入っていたら、好きな時に食べてください。順番通りにまとめて食べなくていいです。ただ、おそらく、最後のほう(右下らへん)に細巻は置いてあるでしょうから…)
そんな高くない寿司屋だと、一皿に盛ってある場合でも順番が変な時がありますから、その時のため、そして、自分でカウンターで注文するときの寿司のオーダーの順番をお伝えします。
例として…白身⇒トロ(マグロ→中トロ→大トロ)⇒光物⇒イカ⇒玉子⇒貝類⇒海老⇒穴子⇒かっぱ巻き…あくまで例えです。
この順番の考えというのは、まず最初は、淡白な材料から味の強いもの、巻き寿司の順番で食べるのが一般的とされています。なぜかというと、いきなり脂ののったものを食べると、脂が口の中に残り、下の感覚が鈍ります。
つまり、タイやひらめ等から始まり、マグロ、トロなどを食べた後は、ガリやお茶を飲んで口の中を整え、光り物や酢でしめたものを食べて、少し最初に戻り、淡白なものから海老やウニ、穴子と濃い味にしていって、最後はさっぱり巻き寿司で…このような順番が一般的ですね。
まーでも、最初に言ったようにそんなん気にせず食べてください。今時、客に食べる順番をどうこう言う職人がいる店(お客さんから聞いた場合は別ですよ)は、流行らないですし、その職人の自己満足にすぎません。
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