豪栄道初V…来場所はいよいよ真価が問われる

きくいち

2016年09月26日 14:37

涙の初V大相撲秋場所で 大関豪栄道が、千秋楽を待たずに初優勝を決めました。新入幕から所要54場所での初制覇は史上4番目のスロー優勝。国内出身力士の優勝は1月の初場所を制した大関琴奨菊以来、4場所ぶり。今場所は4度目のかど番だったが、この優勝で次の九州場所が初の綱とりになります。(大阪出身力士として1971年(大6)夏の第26代横綱大錦以来2人目の横綱昇進を狙う)



更に昨日の千秋楽大関琴奨菊を寄り切りで下し全勝で初優勝に花を添えました。(かど番では史上初の15戦全勝優勝)全勝での初優勝は、94年名古屋の武蔵丸以来22年ぶり。日本出身力士の全勝優勝は、96年秋の貴乃花以来20年ぶり。



2年前の秋場所で大関に昇進し丸2年、二桁勝利は1回のみで勝ち越すのがやっとの状態が続き「最弱大関」などと言われ、悔しい思いを抱えながら自信を奮い立たせ、大ケガを抱えながらも言い訳にせずに土俵に上がり掴んだ栄冠…



白鵬が戻り、綱取りがかかる来場所、プレッシャーに打ち勝ち悲願を成し遂げられるか、ひそかに見守っていたい。



豪栄道は来場所、大関として、そして横綱としてやっていけるのか真価が問われるのです。

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