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きくいち

2017年05月01日 07:44

昨日京都競馬場で行われた第155回天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m)は、大逃げ馬から離れた2番手でレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラックが、4コーナーで先頭に立ってゴールまで押し切り、好位追走から脚を伸ばした4番人気シュヴァルグランに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分12秒5(良、日本レコード)、勝ったキタサンブラックは、歴代4頭目となる春の盾連覇となった。



鞍上の武豊騎手はは、逃げたヤマカツライデンのペースが落ちず「タフなレースとなった」としながらも、「この馬ならと思ってペースは落とさなかった。最後は一杯になったが、なんとか頑張ってくれと思いながら一生懸命追っていた。この馬しか耐えられないペースだったと思う。勝たなければならない立場の馬で結果を出せてホッとしている。このような馬に巡り会えたことは本当に幸せ」と笑顔でレースを振り返った。

2006年の自ら騎乗したディープインパクトが記録した3分13秒4を上回る3分12秒5のレコードタイムを更新。「まさか破られると思ってなかったので。昨年よりはるかに強くなっている」と成長を実感し、驚きの表情をしていました

最後に同一G1史上最多となる天皇賞・春8勝目となり「ファンが多い馬なのでスタッフも応えられるように頑張っている。本当によかった。ファンのおかげ。いい馬に乗せてもらえて感謝している」と感謝を口にしていました(同一G1・8勝は史上初めて)



2強対決はキタサンブラックに軍配
キタサンブラック(1番人気)が武豊騎手に導かれて1番人気に応え、メジロマックイーン、テイエムオペラオー、フェノーメノに次ぐ史上4頭目の連覇を達成した。タイムもJRAレコード。(通算成績は16戦10勝。G18勝。今年は大阪杯に続くG1勝利)
2強のもう1頭、サトノダイヤモンド(2番人気)は3着で、キタサンブラックは昨年の有馬記念でクビ差の差し切り勝ちを許した相手にリベンジを果たした。(ちなみに馬券はとったのですがマイナスでした)

宮里優作が通算4勝目最後のバーディで混戦を制す
愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部、和合コースで開催された国内男子ツアー「中日クラウンズ」最終日。難コース・和合を制したのはトータル13アンダーまで伸ばした宮里優作だった。



宮里より先に谷口徹、藤本佳則がトータル12アンダーでトップタイでフィニッシュして迎えた18番。多くのギャラリーが見守る中放たれた宮里のバーディパットは、カップを一周。一瞬ヒヤッとさせたが、そのままカップに収まり混戦に蹴りをつけた。
宮里は17年連続のクラウン出場でやっと悲願の優勝を遂げました…「青木さんや尾崎さんがそうであったようにこれからは僕達が若い人の壁となって歴史を作っていきたい」と語っていたインタビューの言葉印象的でした

昨年のリベンジ達成したキム・ハヌル「去年の経験生きた」
一方女子ゴルフでは、リベンジ達成だ。昨年同様プレーオフに突入した「サイバーエージェントレディス」で、首位タイスタートのキムハヌルが鈴木愛を振り切って、昨年の惜敗を乗り越えました。



プレーオフ1ホール目、ともに約3メートルを残したバーディチャンスを先に鈴木が外すと、ハヌルは落ち着いてこれを沈め、大きく両手でガッツポーズ。「最初の18番もプレーオフも同じラインだったので、切れないと思っていました。緊張しましたけど、去年ほどではありませんでした。去年の経験生きましたね」と、冷静な試合運びでツアー4勝目を勝ち取ったのです



「また負けてしまうと、このあと響くと思ったので、勝ててよかったです。強い気持ちで臨んだ結果です」。約1メートルのショートパットを外して勝ちきれなかった昨年の悪い思い出を払拭したハヌル。「昨年の最終戦以来の優勝ですが、思ったより早かったです」と、笑顔満開。「今年の目標は昨年勝った試合で連覇することだったのですが、アクサレディスin宮崎では予選落ちしてしまった」と気落ちしたが、来年は、このサイバーで連覇のチャンスをゲットした

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