寿司の雑学「鮨と寿司の違い」
聞いて驚く寿司の雑学と称しこれから少しづつ紹介していきます
まず、今日は「鮨と寿司の違い」を…
以前紹介した事があるとは思いますがおさらいです
鮨は、元々魚を発酵させたもの
寿司は、現在の江戸前寿司と同じで酢飯の上に魚の切り身を乗せたもの
最初に使われたのは、鮨
鮨は中国から伝わった文字で、紀元前500年頃、魚を塩で発酵させた食べ物を鮨や鮓の2つの文字で表していました。その魚を発酵させた食べ物は、奈良時代 鮨(し)や鮓(さ)として中国から日本に伝わりました
鮨(し)や鮓(さ)は、現在の鮒ずしに近いもので、魚を発酵させた食べ物は、酸っぱかった
当時の日本人は、酸っぱい物を酸し(すし)と言っていたため、魚を発酵させた食べ物を「すし」と呼ぶようになった
魚を発酵させた鮨は、作るのに2年以上かかるので、もっと早く同じようなものはできないかと考え、江戸時代に誕生したのが、押し寿司です
魚を酢でしめることで発酵させた鮨と同じような味わいになり、しかも短時間で作れた
さらに江戸時代後期になると酢飯の上に、魚の切身を乗せた現在の江戸前寿司が誕生その時、江戸っ子が、縁起の良い「寿」と「司」を鮨の字に当てたのです
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