ラビオリとは?特徴や使い方と美味しいレシピ
中華で言うところのワンタンのようなパスタをラビオリと言いますが、そのままでも美味しいし、手を加えても美味しい面白いパスタになります
今日はラビオリについて紹介します
ラビオリの特徴や使い方
パスタと言うとソースなどを絡めて食べるのが一般的な調理法ですが、物によっては初めからパスタの中に詰めもがしてあり、それだけでも美味しくいただくことができるものも存在しています。
ラビオリ(Ravioli)とは
ラビオリとは一般的なパスタとは違い、パスタ生地を使って中に詰め物がしてあるユニークな食材になります。イメージとしては中華のワンタンをパスタ生地で作ったと思っていただいても差し支えないでしょう。ただし中の具材は大きく異なり、挽き肉やみじん切りにした野菜やチーズなどの食材を挟みこんでいるのが特徴ですまたベジタリアンの場合は、挽き肉を使わずほうれん草やジャガイモ、リコッタチーズなどを加えて作る方もいるようです
ラビオリという名称はイタリア語のカブを意味する「Rapa」に由来しているそうですラビオリが誕生する以前の中世の料理に、カブを薄切りにしてチーズを挟んだものがあり、それに似ていることから命名されたと言われています。
形状としては平打ちにし、広げたパスタ生地2枚の間に、先述した具材を塊にして一定間隔で挟んでいき、その間を四角形になるように切り分けることで作ります。大きさとしてはショートパスタに属しそうですが、詰め物がされたその他のパスタに属しており、マカロニなどとは違う扱いになるようです
詰め物をしているパスタと言うのはラビオリだけでなく、カネロニなど複数のパスタが存在しています。その中でもカネロニはラビオリに似たものとなっていますが、成形するときの形状に違いがあります。ラビオリは四角形にするのに対して、カネロニは円筒状で、ちょうど春巻きのような形になっています
さて、このラビオリですが中に具材を入れる関係で、乾燥パスタとしての保存がききません。そのため手作りで作るか冷凍食品として販売されています。それ故に茹で時間は短めなのが特徴で、2分半から4分程で茹で上げることができるとされています。しかし注意すべきは、これは目安であり、冷凍食品は販売しているメーカーによっても違いがありますまたその日の状態によっても茹で時間に違いが出てくるので、硬さを見ながら適した時間で湯から上げることをおすすめします
茹でる上でのポイントもあります。ラビオリを含めパスタには下味をつけるために塩を入れます。しかしこれは適当な分量で良いわけではなく、お湯に対して1%の分量となっています。つまり1L(1000g)のお湯であれば10gの塩を入れる必要があります。これは浸透圧というものに関係しており、こうすることで下味が付くと共に、ソースに絡めた際、水分でソースの味が薄まることを防ぐ役割もありますアルデンテのパスタを美味しくいただくためにも、茹で時間だけでなく、塩にも注意して茹でるようにしましょう
ラビオリを美味しく茹で上げたら、あとは調理するだけになります。ラビオリは中に具材が入った広めのパスタであることから、ソースとの相性がいいとされていますトマトソースやクリームソースなど味が濃いものと合わせやすいのが特徴です。またワンタンのような使われ方から、スープなどの具材としても使われることがありますただし、こちらも薄味のスープだと物足りなくなるため、濃いめの味付けのものが合わせやすいとされています。
ラビオリを使ったおすすめパスタレシピ:厳選3種
1.挽肉の手打ちラビオリ…こちらは手作りラビオリのレシピも含まれています。市販ではなく手作りの美味しいラビオリを食べたい方におすすめの例ピです。
2.白菜とラビオリのミルクコンソメスープ…スープの具材としても使えるラビオリですが、濃い味のクリームスープに絡めることで、満足のいく一品に仕上がります。
3.ラビオリの軽いトマトクリームソース…トマトクリームソースでいただくのもなかなか美味しいです。トマトのほのかな酸味と旨味が溶け出したクリームソースにラビオリの具材の旨味が絡んでくれるので、味わい深くなっています
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