日本で人気が高い中華料理 麻婆豆腐一般的には、赤色をイメージしますよねしかし、そんな常識を覆す麻婆豆腐が横浜中華街に存在するんです
元町・中華街駅から徒歩5分の場所にある横浜中華街の名店「心龍(シンロン)」で味わえるのが、白麻婆豆腐という白色の珍しい麻婆豆腐一捻り効いた白麻婆豆腐は、さっぱりしていて驚くほど美味この白麻婆豆腐、食べた人に忘れられない思い出を残すことになるでしょう
「白麻婆豆腐」はおよそ10年前に誕生したそうです「シンプルでヘルシーな麻婆豆腐を作れないだろうか」と、考えたどり着いた一品なのだそうです
「普通の麻婆豆腐はラー油や豆板醤、豚ひき肉を使い、こってりとしているのですが“白麻婆豆腐”は塩分と油が少なめで、あっさり」「白麻婆豆腐」は花椒油(ホアジャンユ)と鶏肉、そして青唐辛子を使用しているため、白く仕上がるのだとか青唐辛子は季節によって、さまざまな産地のものを使っていて、おすすめはハラペーニョ「見た目からは想像できない、ピリッとした辛さがおすすめですとのこと
花椒油と山椒の爽やかな香りと、涼しげな見た目が何とも美しい白麻婆豆腐。あくまでも普通の麻婆豆腐をベースに改良をしたのですから、全く別の食べ物なわけではないのです。赤い麻婆豆腐のように、山椒がつんとくるものとは少し違って、青唐辛子が効いた、スパイシーな感じ。辛いけどもあっさりとしているためか、すいすい食べられちゃいます
そして、もう一品
中華街の誇る老舗料理店の裏メニュー幻の「白担々麺」
中華街には個性的な担々麺がたくさんあると思いますが「白い担々麺」は重慶飯店だけにしかありません
しかもなんと本館には2014年から「黒担々麺」というもうひとつの裏メニューもあり、白担々麺同様誰でもオーダーできるそうです
これは赤・白・黒、全ての担々麺を並べて悦に浸らなくては…
白担々麺が裏メニューとなったのは…もともとは従業員の賄いメニューでした。あるもので簡単に作れる、シンプルなものなので。それが評判になり、お客様にもお出ししたのがはじまりだったそうですその後口コミで評判が広がり、今でもメニューにはない、知る人ぞ知る一品となった
白いスープに蒸し鶏とモヤシ、仕上げにパクチーを乗せた只者じゃない雰囲気を醸し出している一品。
まずはスープから最初に濃厚なゴマの香りが押し寄せてきて、そのあとにひりりとした辛さがくる。なるほど、白さの秘訣はゴマだったのですね赤い担々麺を食べた時に感じた油っぽさが一切なく、しっかり辛い。
続いて麺も中細麺が濃厚なスープにしっかり絡んで美味濃厚なのに、くどさを感じないのは、柔らかくあっさりとした鶏肉とパクチーの存在があるからだろうか。これは女性にはもちろん、脂っこくないけどがっつりしたラーメンを食べたい男性にもうれしいのでは
「白担々麺」と一緒に出していただいた、青山椒を振りかけるとまたがらっと印象が変わる。香りがよく、きつさがない青山椒と、濃厚なゴマ、パクチーをいっぺんにいただいても、風味が喧嘩しないのが驚き
中華街にはまだまだ知る人ぞ知る、幻の○○があると思います