旨みが凝縮された無水カレー

きくいち

2023年05月26日 08:25

今日は、無水カレーについて
「無水カレー」とは、無水調理で作られたカレーのことです。
無水調理は、調理中に水分を加えずに、食材の水分を生かして仕上げる調理法を指します。



通常の煮込み料理では、加熱すると食材に含まれる水分が水蒸気となり出ていってしまいます。この水分を逃さずに調理することで、水を加えずに済むのが無水調理の特長です。

無水調理をするには、専用の「無水鍋」や「圧力鍋」のほか、調理家電を使う方法があります。これらの調理器具を使えば、誰でも簡単に無水調理が可能です。あるいは、トマトなど水分の多い野菜を使って、通常の調理器具で無水調理をする方法もあります。
無水カレーは専用の調理器具がなくても作れるため、ぜひご自宅でお試しください



無水カレーの3つの魅力
無水カレーは、調理中に水を加えて作る一般的なカレーと比べて、どのようなメリットがあるのでしょうかその魅力をお伝えします



【1】食材の旨みを強く感じられる
無水調理では、食材そのものの水分を生かして調理するのが特長です。
そのため、煮込み料理では食材の味わいが凝縮され、食べると旨みを強く感じやすいといわれます。
濃厚なカレーがお好みの方におすすめしたい調理法です。

【2】栄養素を逃しにくい
ビタミンやミネラルといった水溶性の栄養素は、ゆで調理によって多くが損なわれてしまうことがわかっています。
それに対して無水調理では、ビタミンやミネラルの損失が少ないのがメリットです。カレーを調理する過程で、栄養素を逃しにくくなります。

【3】野菜をたっぷり摂れる
無水カレーのレシピでは、トマトをはじめとした水分の多い野菜をたっぷりと使用します。
おいしくカレーを食べながら、不足しがちな野菜をたくさん摂れるのが魅力です。手軽に野菜を摂れるメニューとしても、無水カレーをおすすめします。

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