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2016年11月15日

「かきの木茸」は「えのき茸」に似た姿のきのこでは無く、正真正銘の原種

鍋の季節になってきました。鍋に付き物なのがキノコです。昨日に続いて珍しいキノコの紹介をします。スーパーなど商品棚で見かけたことがあるとは思いますが、「かきの木茸」を知っていますか…はてな

「かきの木茸」は、「えのき茸」の栽培種の事で、通常は遮光した中で白く育てるのに対し、こちらは日を当てて育てた天然の色をした物との事です。確かに、山の中にある「えのき茸」は茶色く、一般的に売られている白い物とは色が違います。それにしても、どうして「かきの木茸」なんて名前を付けたのでしょう…はてな
商標の様ですが、紛らわしいですねびっくり歯ごたえはシャキシャキで美味しいきのこです。スーパーでは、白い「えのき茸」の様な姿かたちで色だけが茶色い「ブラウンエノキ」なる物も販売しています。この「ブラウンエノキ」は天然の茶色い物と栽培種の白い物を交配して作られた品種で、白い栽培種に比べて歯ごたえが良く、きのこ独自の風味が強い品種なのです。

「かきの木茸」は「えのき茸」に似た姿のきのこでは無く、正真正銘の原種

かきの木茸は栽培えのき茸の事です。通常の栽培えのき茸が白くひょろひょろなのに対し、こちらは日光に当てて育てる事で天然の物の様に着色したものになります。製造元の説明によれば、えのきの原種に近い品種です。

色やぬめり・歯ごたえが良く、ビタミン豊富でコレステロールを抑える働きがある美味しいきのこです。柿の実に似たあざやかな色をしているところから、柿の木茸と呼ばれているようですひみつ

「かきの木茸」は「えのき茸」に似た姿のきのこでは無く、正真正銘の原種

「かきの木茸」という名称は長野県中野市で作られているこのキノコの商標です(主な産地…長野県中野市)


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Posted by きくいち at 14:53│Comments(0)季節の野菜と果実

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