種類で旬の時期が違う雲丹、中には毒を持ったものもあり要注意!

きくいち

2017年06月21日 09:51

口の中でトロける食感と、クリーミーな味わいが人気の雲丹(うに)
お寿司の中でも、高いネタとして有名ですね
さてこの雲丹なのですが、旬の時期が種類によって変わります。また、雲丹の中には毒をもった種類もあるので、触るときには要注意ですよでは、ウニの旬を絡めた特徴と、毒のあるウニについて、少し紹介します

雲丹は見た目がクリのイガに似ている食べ物です。食べる部分は中にある生殖巣になります。雲丹の種類は日本だけでなんと100種類以上あり、世界まで目を向けると800種類を超えるんですよとはえい、市場に出回っているのは4種類だけです。(「ムラサキウニ」「キタムラサキウニ」「バフンウニ」そして「エゾバフンウニ」です)これだけでもややこしいのですが、雲丹は種類によって旬の時期も違うのです。



雲丹の種類ごとの旬の違い…3~4月はバフンウニ、6~8月がムラサキウニ、7~8月がエゾバフンウニ、9~11月がキタムラサキウニです。

ややこしいとはいえ、それだけ長い時期旬を楽しめる食材ということですねちなみにムラサキウニ系は白雲丹、バフンウニ系は赤雲丹と呼ばれます。赤雲丹の方が身もしまっていて美味しいです



また、雲丹には毒を持っている種類もあります。食べている雲丹に毒があるわけではないのですが、中には毒をもっている雲丹もいます。特に被害が多いのがガンガゼと言われる種類ですガンガゼはトゲの部分に毒があるので気をつけなければいけません。見た目も区別がつかないので、勘違いして刺されてしまったり、うっかり踏んでしまうこともあります。刺されてしまうと、とても痛いですし、麻痺してしまうケースもありますそしてガンガゼはトゲが長く折れやすいので、患部に刺さったまま抜けないこともあるのです刺されたら、水で洗い流してトゲを取り、すぐに病院にいって、トゲが残らないようにしてください

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