セパ同時に日本シリーズ進出チーム決まる
プロ野球CSファイナルステージ第4戦で、セパ両リーグ同時に日本シリーズ進出チームが決まりました
セ・リーグは、5年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人が3位から勝ち上がった阪神にアドバンテージ1勝を含めて4勝1敗とし、2013年以来6年ぶり35度目の日本シリーズ出場を決めました
巨人は1勝のアドバンテージを持った最終Sで初戦から2連勝。王手をかけた11日の3戦目には逆転負けを喫し、12日は台風19号の影響で試合はなかったが、勢いを止めることはなかった。4番岡本が3本塁打と躍動したことも大きかった
パ・リーグは2位から最終Sに進出を決めたソフトバンクが4連勝で西武を破り、日本Sに進出決定。ホークスが「ソフトバンク」となってから、巨人との日本Sでの対戦は初めて。チーム名がダイエーだった00年には長嶋監督、王監督の「ON対決」として注目を受けて、巨人が4勝2敗で制して日本一に輝いた。巨人は12年以来7年ぶりの日本一を狙って19日からの日本Sに挑む
パ・リーグはソフトバンクが第4戦も快勝し、対戦成績を4勝1敗(西武のアドバンテージ1勝含む)として3年連続の日本シリーズ進出を決めました
12日の台風による中止を挟み、ソフトバンクは楽天とのファーストステージ第2戦から6連勝。プレーオフ、CSでの6連勝は新記録です昨季もリーグ優勝した西武にCSファイナルステージ4勝2敗(西武の1勝アドバンテージ含む)で勝っていて、同じ相手に2年連続の「下克上」。2位以下からファイナルステージ全勝での突破は、2014年阪神が巨人に第1戦から4連勝して以来で、パ・リーグでは初めてです
また、ソフトバンクの日本S進出は17年から3年連続(球団では鶴岡一人監督が率いた南海時代1964~66年以来)。14年からの6年間では、16年をのぞく5度目のCS突破だ。柳田、バンデンハーク、石川らシーズン中は故障で出場機会の少なかった選手がCSからはフル回転。内川への代打やバント、細かな継投など工藤監督の采配も光った
関連記事