ソップ炊きちゃんこ鍋
大相撲秋場所は、新横綱照ノ富士の優勝で幕を閉じました
相撲と言えばちゃんこ鍋今まで何度か紹介した事がありますが、今日はその味付について少し紹介します
ちゃんこ鍋の代表的な調理法は、ちり鍋風のものと寄せ鍋風のものの2系統があるとされていますが、更に水炊き(ちり鍋)、だし汁あるいはスープ炊き(鶏のソップ炊きなど)、塩炊き(寄せ鍋系)、味噌炊き(牡蠣の土手鍋など)の4系統に分類されることもあります(他にも煮ぐい(砂糖と醤油で食材を煮込む)と呼ばれるすき焼き風のちゃんこもある)
相撲部屋においては魚系のちゃんこ鍋では8割方がちり鍋ですが鶏のソップ炊きも相撲部屋でよく食べられる鍋料理でもあります
元横綱大鵬はちゃんこの基本はソップ炊きだと言い、鶏のソップ炊きは一例では鶏がらを煮込んでスープを作り鶏のモモ肉と玉葱を入れ、醤油、砂糖、酒で甘めに味をつけ、鶏肉と玉葱が煮えたら野菜類と油揚げなどを入れます
「ソップ」は「スープ」の転で、「鶏がら」の意味。相撲では、太って腹の出た力士を魚のあんこうに見立てて「あんこ型」というのに対し、筋肉質のやせた力士を「ソップ型」という…ダシを取った後の鶏ガラに例えてこう呼ぶ
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