夏がきと大あさり

きくいち

2010年08月30日 09:08

夏に入荷するのが岩牡蠣です。



いわゆる「夏ガキ」で以前は、鳥取、石川、新潟、山形、千葉、鹿児島灘などでしか獲れず
市場ににもあまり出回らなかったのですが、
最近は、宮城、福島、石川、京都舞鶴、静岡、愛知三河、三重熊野灘、和歌山、四国各県、
九州宮崎他太平洋岸など各地に広がり一般的になりました。
特に長崎県壱岐は養殖で有名です。

旬は春から夏で独特な渋味と濃厚な旨味があり、
生でそのまま食べるのが一般的ですが、レモンなどの柑橘類を搾って食べても美味しいです。

焼きガキにすると旨味はがより濃くなりますが渋味は消えます。
蒸してもフライにしても美味しいく真牡蠣(冬ガキ)に比べ大きいので食べ応えがあります。


知多半島伊良湖で有名な大アサリ



三河湾、伊勢湾の観光地で(焼き大あさり)としてよく浜焼きされています。

貝殻の内側が紫色になっているのでウチムラサキ貝と呼ばれアサリとは別の種類です。

旬は5月、10月の産卵期の前で、直前の4月、9月はが殻に身が一杯詰まっています。

生は渋味がありますが、焼いて食べると身の味もよく美味しいです。

煮たり汁物にしてもいいですが、直ぐに身が堅くなるにで、
醤油と酒で軽く焼くが一番美味く、酒のつまみには合います。

今晩は貝をお楽しみ下さい。 

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