今回のお酒のラインナップ
〆張鶴…新潟村上・宮尾酒造
鮭が遡上する町、村上市。100種類をゆうに超える鮭の郷土料理と共に食文化を育ててきた宮尾醸造。村上市と縁のある皇后陛下御成婚など晴れの日に、使用された宮内庁御用達の蔵元である。
11代蔵元・宮尾佳明さん…真摯に酒造りに向かう姿勢・これが〆張鶴200年の哲学です。
〆張鶴しぼりたて生酒
使用米:五百万石・こいしぶき、精米歩合:60%、日本酒度:+3、酸度:1.6、アルコール度:20
新潟県外で滅多に販売されない地元民推し新米新酒隠れ酒
日本料理の料理人や園遊会など名士の方々に特に知られた銘柄の一つで宮内庁御用達の蔵。この生酒は新潟でした販売されない花の原酒。年に一度の解禁で地元民から人をダメにすると、それほどまでに旨すぎる酒として超絶人気を誇る。
日高見…宮城石巻・平孝酒造
世界三大漁場のひとつ三陸金華山沖、四季折々の魚介類が豊富に水揚げされるこの地、石巻に蔵を構える。酒造りは「魚でやるなら日高見だっちゃ」がテーマで、石巻の寿司とコラボで酒蔵からの復興支援をしている。岩手盛岡市の菊の司酒造からの分家から派生する。
5代目蔵元・平井孝浩さん…業界では鮨王子と呼ばれる。日本一鮨に合う酒を目指す。
日高見純米初しぼり生酒
使用米:蔵の華、精米歩合:60%、日本酒度:+2、酸度:1.8、アルコール度:16~17
今年一発目新米新酒は特別に、槽口からそのまま飲む旨さ
鮮魚メッカ三陸宮城で石巻港地元漁師人気酒。なんと酒造りのポリシーが魚に合う酒という。この生酒は新米新酒の限定版で蔵元から直に絞ったままのところを飲んでもらいたいと。かすみ酒に甘酸のバランス◎プッチと旨槽
常山…福井・常山酒造
越山若水、そして雄大な日本酒。旬な食材が揃う食の宝庫と知られ、日本有数の米どころに常山酒造がある。7代目である父亡き後は福井伝統辛口、からとうざかったが息子の継承で越前辛口がよみがえる。
9代蔵元・常山晋平さん…端麗辛口、すなわち越前辛口。これこそ福井伝統の辛口だ
常山純米辛口「超」しぼりたて直汲生
使用米:五百万石、精米歩合:65%、日本酒度:+8、酸度:1.7、アルコール度:15
シュワつとサイダーの如き辛さ。高級槽口しぼり&直汲みの贅沢。
福井では珍しく超辛口ドライな酒を造る蔵元。元々は静岡の喜久酔からの杜氏が主力だった。息子が蔵を継ぎ今以上に福井の味と酒の質を上げるため長野の有名杜氏に弟子入りをする。人気上昇中ニュータイプ常山の限定超辛口
石鎚…愛媛西条・石鎚酒造
西日本最高峰「石鎚山」のふところに名水の町、愛媛西条市がある。環境庁が主催する美味しい水の鑑評会で連続日本一食中に活きる酒造りをコンセプトに家族だけで酒を造る。目指すは高級ワインのように価値の向上を狙う。愛媛県酒造組合理事長でもある。
4代目蔵元・越智浩さん…食中に活きる酒造りを目指す。三杯目からうまくなる酒。
石鎚純米吟醸緑ラベル槽搾り
使用米:山田錦・松山三井、精米歩合:50%、日本酒度:+5、酸度:1.5.アルコール度:16
食中しながら酒を造る四国の蔵。一番の看板商品が高級搾り酒
この蔵のイチオシのフラグシップが緑ラベル食中に活きる酒を追求しANA 国際線採用酒としてビジネスファーストクラスで使われる。裏ごし感ある上質な舌触りは日本名水百選のうちぬきの水の特性で瀬戸内の繊細な食に◎
甍…長野松川・甍酒造
日本で一番新しい蔵が松川村にできた。全国において非常に高い一等米比率を誇る長野県一の米どころ。さらに北アルプスから流れる地下水が米も仕込む酒もうまくする。さすが水の都である。長野県では最も実力ある蔵元から独立、今までの集大成を形に造る。
蔵元杜氏・田中勝己さん…松川村の恵みに感謝し新たな物語を形に造る。
甍銀シリーズ藍・無濾過原酒生酒
使用米:松川村特別契約栽培米、精米歩合:非公開、日本酒度:非公開、酸度:非公開、アルコール度:15
長野県連続受賞蔵の有名杜氏が独立昨年に新蔵発足の限定酒
約30年間大信州の人気とともに美味しさを保ってきた当時田中勝己氏が独立し行政とのコラボ。本来は人気酒大信州で造られたはずの未来の酒が長野県一番の米の里で贅沢に造られる全国酒屋専門店39店舗限定販売