出世魚と間違われやすい魚一覧

きくいち

2023年12月14日 08:42

先日出世魚の話題に触れましたが、魚の中には、成長するにつれ名前が変わるにも関わらず、出世魚と呼ばれないものも存在します今日は、出世魚と間違われやすい魚を5種類ご紹介します

カンパチ


カンパチはその姿かたちや味がブリに似ていることから、混同されやすい魚です地域によって様々な呼び名があるため、出世魚だと思いこんでいる方も多いようですが、実は出世魚ではないとされています
35cm以下・ショッコ・35~60cm・シオゴ・60~80cm・アカハナ・80cm以上・カンパチ※大きさは目安です。

ヒラマサ


ヒラマサもカンパチ同様、ブリと似ているため出世魚に間違われやすい魚です。ただし、ヒラマサの場合は成長に伴って名称が変わることはありません。とはいえ地方名を多く持つ魚として有名で、例えば三重県ではヒラ、大阪府や高知県ではヒラス、九州地方ではヒラソウジなどと呼ばれています。

マグロ



スーパーや鮮魚店などで見かける機会が多く、私たちに最も身近な魚と言えるマグロも、実は成長するごとに名前が変化します今でこそ人気の高いマグロですが、江戸時代以前は冷蔵技術が発達していないこともあり、痛みやすい赤身は敬遠される存在でした。そのため、出世魚として認識されることがなかったのです
また、マグロの別名であるシビが「死日」を連想させ、縁起が悪いとして避けられていたことも、出世魚に分類されなかった理由の一つと言えるでしょう

稚魚・カキノタネ・メジ・20~50kg・チュウボウ・50kg以上・マグロ※大きさはあくまで参考です。



ヨコワは、クロマグロの幼魚です。 寿命は20年以上とも言われ成魚は400kg近くにもなる巨魚なので、漁の対象にしかなりません。 しかし、そんな魚でもヨコワと呼ばれる幼魚の間は立派なマグロです

イサキ


夏が旬のイサキは、食用としても釣りのターゲットとしてもおなじみの魚です
イサキというのは成魚になってからの名称で、幼魚の頃はウリボウと呼ばれています。幼魚と成魚で名前が異なることから出世魚と混同されやすいですが、名前を変えるのは一度のみのため、出世魚には分類されません。また、イサキは近畿地方ではウズムシ、東北地方ではオクセイゴ、九州地方ではイッサキなど、地域によって呼び名が異なります。麦秋(ばくしゅう)の時期、季節で言えば初夏のころに旬を迎える魚が、イサキです。 麦秋はむぎあきとも言われ、麦の収穫期のことを指します

マイワシ


マイワシは成魚でも体長30cm前後と小型の魚ですが、成長に伴って頻繁に名前が変わる特徴があります。マイワシが出世魚に分類されないのは、鮮度の落ちるスピードが早く、日持ちしないことに所以するようです
稚魚・シラス・3~10cm・カエリ・10~15cm・コバ・15~18cm・チュウバ・18~20cm・オオバ・30cm以上・イワシ※大きさはあくまでも参考値です。

関連記事