前橋育英日本一!死闘PK戦20人「心の中で叫んだ」

きくいち

2025年01月14日 08:01

全国高校サッカー選手権の決勝は死闘でしたね
ともに2回目の優勝を目指す「上州の虎軍団」前橋育英と「赤い龍」こと流通経済大柏の対戦は国立競技場に史上最多の5万8000人あまりの観客が詰めかけました



試合は前半12分、中盤でボールを奪った流通経済大柏がカウンター攻撃を展開し、J2のカターレ富山に加入する亀田歩夢選手がゴール前で巧みなボールさばきを見せてディフェンダーを交わし、先制のゴールを決めました。これに対して、前橋育英は31分に右サイドからのクロスボールを2年生の柴野快仁選手が頭で合わせて同点に追いつきます。その後は1対1のまま延長戦でも決着がつかずペナルティーキック戦での勝負となりました。



そして、ペナルティーキック戦でもともに譲らない熱戦が続き、前橋育英はゴールキーパーの藤原優希選手が相手の10人目のキックを好セーブで止めました。このあと前橋育英は10人目のキッカーが落ち着いて成功させ、9対8でペナルティーキック戦を制し、7大会ぶり2回目の優勝を果たしました(流通経大柏は17大会ぶり2度目の制覇を逃した)



2017年度の対戦では、前橋育英が後半アディショナルタイムの決勝点で1-0。初優勝を遂げていて、リベンジを許さなかった。今回も110分+PK戦の大激闘を演じたが、歓喜を再現してみせたのです

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