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2010年11月27日

稲沢市と銀杏

火、水と私が参加している経営者の勉強会で稲沢市に行ってきました。
異業種の経営者の方々と色々なお話をさせていただき
仕事の間の短い時間でしたがいい体験が出来ました。
原点に戻り自分を見直すいい機会にもなったと思います。

お土産に銀杏を頂きましたので、稲沢と、銀杏の事を少し書きます。

稲沢市は愛知県の北西部、濃尾平野中央部にある都市で
名古屋市へのアクセスが良くベッドタウンとして近年発展がめざましく
交通の便のよさからソニーや豊田合成などの工場などが多いようです。

植木・苗木の産地として全国的に知られていて、旧祖父江町は、全国一の銀杏の産地です。

尾張大国霊神社(国府宮)や矢合観音善光寺東海別院には
尾張地方の人々から多くの崇拝者が来るようで
旧暦の正月13日に.「はだか祭り」が開かれ有名なようです。

この祭りは、日本三大奇祭に数えられるはだか祭りらしく尾張国司が悪疫退散を祈願する厄払いを
尾張大国霊神社(国府宮)で行ったのが発祥の由来らしいです。
旧暦正月13日は、はだか祭りが行われる国府宮一帯は祭りの興奮に包まれ
国府宮参道では神男に触れて厄を落とそうと数千人のはだか男がもみ合いうようです。
 
勉強会で名刺交換をさせていただいた皆さんの名刺にも裸祭りに写真が貼ってありました。

またこの時期はそぶえイチョウ黄葉まつりが開催されていて「写真コンテスト」「俳句大会」
「イチョウ写生大会」等さまざまなイベントが催されいるようです。

さらに皆さんの胸には町のイメージキャラクター「いなッピー」(頭は稲沢市特産のアシタバと植木、体全体はイチョウ、はちまきとフンドシは国府宮はだか祭をイメージしているそうです)
のバッチをつけていて市の観光アピールをしていました。

稲沢市と銀杏   

銀杏はご存知のとおりイチョウの実(正式には種子)です。
殻を割って調理しますが、種子は熱すると半透明の鮮やかな緑になり、
彩りを兼ねて茶碗蒸しなどの具に使われたり、酒の肴としても人気がありまする。
ただ、独特の苦味と若干の臭気があるので嫌いな人も多いようですが…。

稲沢の銀杏は、大粒晩生の藤九郎として全国に知れわたっています。
他の品種としては大粒中生の久寿、大粒早生の喜平
中粒早生の金兵衛、中粒中生の栄神などがあります。

銀杏の旬は10月頃の採れたてから3ヶ月間ぐらいが美味しいのですが、
半年も経つと実が縮み、 黄色くなって弾力も無くなって味が落ちてきます。

調理法
茹でる場合はまず、ペンチなどで殻を割って中身を取り出します。
薄皮が付いたまま、浅い鍋にヒタヒタの水を入れて茹でながら、
玉じゃくしの底で転がすようにして薄皮を剥いていきます。
(重曹などを入れると皮が剥きやすくなります)
焼く場合は軽く殻に割れ目を付けておいて、フライパンで空炒りするか
オーブントースターで焼といいでしょう。

食べ方としては塩煎りや、茶碗蒸しや煮物の具材としては欠かせません(飛竜頭など)

銀杏の艶やかな半透明の深い緑色、ねっちりとした歯ざわり
香ばしい木の香りとほろ苦い野生の味は自然からの贈り物です。



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Posted by きくいち at 13:47│Comments(0)お酒のつまみ

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