2012年06月21日
伝統芸能の支援
先日の県の会合の時に静岡で新人の芸者さんが2人誕生した事を聞きました。
浜松同様に、静岡市内の芸妓さんは現在10人だそうです。最盛期には静岡地区に300人、清水地区に150人ほどが所属していたようですが(これもまた浜松も同じで…)景気低迷や社会環境の変化などで活躍の場が減り、先行きを危ぶむ声がかなり前から上がっていたようです。
1973年には旧清水市の経済界などでつくる「清美会」が発足し、地元企業が中心となって支援を続けてきたそうで、2010年に旧静岡、旧清水の両商議所が合併したことなどを踏まえ、全市的な支援への発展となったようです。新人芸者の育成は、静岡商工会議所が母体となり、静岡伝統芸能振興会を発足し、今年の4月に設立され、新人の支援として、3年間は最低月額20万円を保証するなどの事業内容を決めたようです。
振興会は地元経済界などに会員として参加を働き掛けるとともに、芸妓文化継承のため後継者となる新人芸妓を公募し、新人芸者、真琴(まこと)さんと壱佳(いちか)さんが採用されたようです。
二人はともに20代らしく、振興会が用意した清水区のアパートに移り住み、稽古を積んできたようで、先輩から立ち居振る舞いやお酌の仕方、踊りなどを習っているそうです。研修として座敷に上がり、水割りの作り方や酒の運び方も経験したとか…。踊りは「茶っきり節の一番がやっと踊れるくらいになった」そうです。
真琴さんは富士市出身で「日本史が好きで、伝統文化に直接触れる仕事がしたい」と応募し、壱佳さんは母親の実家が焼津市で「時代劇が好き。女性のお客さんにも呼んでいただけるようにしたい」と抱負を話したと聞きました。
今後は宴席のほか、清水港に入港した客船の歓迎パーティーなどにも参加する計画もあるらしく、清水芸妓置屋共同組合の組合長は「若い人たちと一緒になって芸妓文化を盛り上げていければ」と歓迎していました。
「郷土に古くから根付く伝統芸能を育成し、観光のさらなる発展と経済活性化につなげたい」こんな思いは我々にもあります。浜松も何らかの形を作って行動しなくて手遅れになってしまいます…。
浜松同様に、静岡市内の芸妓さんは現在10人だそうです。最盛期には静岡地区に300人、清水地区に150人ほどが所属していたようですが(これもまた浜松も同じで…)景気低迷や社会環境の変化などで活躍の場が減り、先行きを危ぶむ声がかなり前から上がっていたようです。
1973年には旧清水市の経済界などでつくる「清美会」が発足し、地元企業が中心となって支援を続けてきたそうで、2010年に旧静岡、旧清水の両商議所が合併したことなどを踏まえ、全市的な支援への発展となったようです。新人芸者の育成は、静岡商工会議所が母体となり、静岡伝統芸能振興会を発足し、今年の4月に設立され、新人の支援として、3年間は最低月額20万円を保証するなどの事業内容を決めたようです。
振興会は地元経済界などに会員として参加を働き掛けるとともに、芸妓文化継承のため後継者となる新人芸妓を公募し、新人芸者、真琴(まこと)さんと壱佳(いちか)さんが採用されたようです。
二人はともに20代らしく、振興会が用意した清水区のアパートに移り住み、稽古を積んできたようで、先輩から立ち居振る舞いやお酌の仕方、踊りなどを習っているそうです。研修として座敷に上がり、水割りの作り方や酒の運び方も経験したとか…。踊りは「茶っきり節の一番がやっと踊れるくらいになった」そうです。
真琴さんは富士市出身で「日本史が好きで、伝統文化に直接触れる仕事がしたい」と応募し、壱佳さんは母親の実家が焼津市で「時代劇が好き。女性のお客さんにも呼んでいただけるようにしたい」と抱負を話したと聞きました。
今後は宴席のほか、清水港に入港した客船の歓迎パーティーなどにも参加する計画もあるらしく、清水芸妓置屋共同組合の組合長は「若い人たちと一緒になって芸妓文化を盛り上げていければ」と歓迎していました。
「郷土に古くから根付く伝統芸能を育成し、観光のさらなる発展と経済活性化につなげたい」こんな思いは我々にもあります。浜松も何らかの形を作って行動しなくて手遅れになってしまいます…。
Posted by きくいち at 09:05│Comments(0)
│大将