2019年06月18日
鱚にキスされたい
皆さんもよくご存知の通り、キスの多くは食用に利用されるのはもちろん、釣りの対象としても人気が高い魚ですよね
キスは、南アフリカから日本、オーストラリアにかけてのインド洋、さらには西部太平洋と広い地域に生息しています。キスのほとんどは海岸付近の砂底で生活しているのですが、一部のキスの稚魚は河口などの汽水域や淡水に生息することもあるそうです。
夏に産卵期を迎えると、沿岸の非常に浅い場所まで移動し、砂浜などでも頭を下げて泳ぐ姿を見ることができます。肉食性であるため、ゴカイやスナモグリ、ヨコエビなどといった海底にひそむ生物を捕食しています
一口にキスと言っても、実は非常に多くの種類がいます。
例えば、「シロギス」の全長は35㎝ほどで、北海道南部以南の日本沿岸から東シナ海にかけての地域に生息しています。淡い褐色をしていますが、体の側面は光を反射して虹色に光るのが特徴的です。投げ釣りの一般的な対象としても知られていて、シロギスだけを釣る大会も開催されるのだそうです。
「アオギス」の全長は40cmほどで、その名の通り青みの強い体の色が特徴とされています。昔はは東京湾や伊勢湾にも生息していたのですが、水質汚濁などによって産卵に必要な干潟がなくなってしまったため、現在では九州や台湾などといったごく限られた地域に生き残るのみとなっているが残念です。
「ホシギス」の全長は25cmほどで、奄美大島より南の地域に多く生息しています。ホシギスは、死ぬと体の側面に褐色の斑点が浮かび上がるのが特徴的です。
「ダイオウギス」の全長は、大きいものだと70cmに達するという大型の魚です。オーストラリア近海に多く生息し、日本には生息してません。ダイオウギスの全身には、褐色の小さなまだら模様があります。
キスの身は脂肪が少なく柔らかい白身が絶品ですよね。シンプルな塩焼きのほかにも、刺身や天麩羅、フライなどに調理すると美味しく食べることができます。淡泊で味にクセのないキスは、さまざまなお料理に活用しやすい食材ですので、是非みなさまもお試しください。
キスが入荷しています。
いつもなら、ありきたりの光景として流してしまうのですが、魚体を見てビックリ大中サイズなのに、立派に成長しています。キスは本来、キスとは呼ばれておらず、「キスゴ」と言うのが本来の呼び名・表記だったのです(関西以西の地方名です)
しかし、キスとは生直(きす=性格が素直で飾り気のないこと)から、魚名語尾の「ゴ」が省略された名称「キス」の名で、広く認知されるようになりました。キスは漢字で書くと「鱚」となるが、これは漢字に似せて日本で創った国字だそうです偉そうに言ってますが、「国字」なんて言葉初めて知りました国字とは日本人が創った漢字で、畑、峠など。同じ魚類だと鰯や鮭、鮃などもメイドインジャパンの漢字だそうです。俳句の世界では、キスは三夏(さんか)を代表する季語で、陰暦で4・5・6月の3ヶ月、初夏・仲夏・晩夏に当たる季節です。正にキスは、夏魚の王道を行く只今旬真っ只中の魚なんです
日本の沿岸に生息するキスには、シロギスと、後ろの背鰭に黒い斑点があるアオギスの2種類がいます。一般的に見かけるのはシロギスで、味もシロギスの方が美味しいです機会があったら食べ比べてみて下さい
キスは、南アフリカから日本、オーストラリアにかけてのインド洋、さらには西部太平洋と広い地域に生息しています。キスのほとんどは海岸付近の砂底で生活しているのですが、一部のキスの稚魚は河口などの汽水域や淡水に生息することもあるそうです。
夏に産卵期を迎えると、沿岸の非常に浅い場所まで移動し、砂浜などでも頭を下げて泳ぐ姿を見ることができます。肉食性であるため、ゴカイやスナモグリ、ヨコエビなどといった海底にひそむ生物を捕食しています
一口にキスと言っても、実は非常に多くの種類がいます。
例えば、「シロギス」の全長は35㎝ほどで、北海道南部以南の日本沿岸から東シナ海にかけての地域に生息しています。淡い褐色をしていますが、体の側面は光を反射して虹色に光るのが特徴的です。投げ釣りの一般的な対象としても知られていて、シロギスだけを釣る大会も開催されるのだそうです。
「アオギス」の全長は40cmほどで、その名の通り青みの強い体の色が特徴とされています。昔はは東京湾や伊勢湾にも生息していたのですが、水質汚濁などによって産卵に必要な干潟がなくなってしまったため、現在では九州や台湾などといったごく限られた地域に生き残るのみとなっているが残念です。
「ホシギス」の全長は25cmほどで、奄美大島より南の地域に多く生息しています。ホシギスは、死ぬと体の側面に褐色の斑点が浮かび上がるのが特徴的です。
「ダイオウギス」の全長は、大きいものだと70cmに達するという大型の魚です。オーストラリア近海に多く生息し、日本には生息してません。ダイオウギスの全身には、褐色の小さなまだら模様があります。
キスの身は脂肪が少なく柔らかい白身が絶品ですよね。シンプルな塩焼きのほかにも、刺身や天麩羅、フライなどに調理すると美味しく食べることができます。淡泊で味にクセのないキスは、さまざまなお料理に活用しやすい食材ですので、是非みなさまもお試しください。
キスが入荷しています。
いつもなら、ありきたりの光景として流してしまうのですが、魚体を見てビックリ大中サイズなのに、立派に成長しています。キスは本来、キスとは呼ばれておらず、「キスゴ」と言うのが本来の呼び名・表記だったのです(関西以西の地方名です)
しかし、キスとは生直(きす=性格が素直で飾り気のないこと)から、魚名語尾の「ゴ」が省略された名称「キス」の名で、広く認知されるようになりました。キスは漢字で書くと「鱚」となるが、これは漢字に似せて日本で創った国字だそうです偉そうに言ってますが、「国字」なんて言葉初めて知りました国字とは日本人が創った漢字で、畑、峠など。同じ魚類だと鰯や鮭、鮃などもメイドインジャパンの漢字だそうです。俳句の世界では、キスは三夏(さんか)を代表する季語で、陰暦で4・5・6月の3ヶ月、初夏・仲夏・晩夏に当たる季節です。正にキスは、夏魚の王道を行く只今旬真っ只中の魚なんです
日本の沿岸に生息するキスには、シロギスと、後ろの背鰭に黒い斑点があるアオギスの2種類がいます。一般的に見かけるのはシロギスで、味もシロギスの方が美味しいです機会があったら食べ比べてみて下さい
Posted by きくいち at 08:14│Comments(0)
│旬の魚