› きくいち日記 › 郷土銘品 › 暑い夏は…おざら

2023年08月27日

暑い夏は…おざら

山梨県で有名な郷土料理として「ほうとう」が挙げられますが、盆地の影響により冬は極寒地、夏は猛暑地となるため、「ほうとう」にかわり夏の季節に好まれるのが「おざら」です。「ほうとう」より細い冷やしためんを、温かい醤油ベースのつゆに入れて食べます。ゆでずにそのまま鍋に入れる「ほうとう」と違い、一度鍋でゆでてから冷たい水でしめためんは、つるつるとのど越しが良く、暑い夏でも食べられるため、夏バテ防止として人気があり、米が貴重だった時代には暑い時のごちそうとしてつくられましたまるとく

暑い夏は…おざら

今回もホテルの朝食で、頂きましたナイフ&フォークOK

おつゆは千切りにしたにんじんや玉ねぎ、しいたけ、油揚げなど具がたくさん入った醤油味です。煮干しなどでとっただし汁に酒、砂糖、醤油などを加えてお好みの味に…まるっ

主な伝承地域…甲府市、甲斐市、身延町、昭和町
「おざら」は、各家庭や「ほうとう」専門店では、「ほうとう」に代わり暑い夏に食べられることが多く、通年提供している「ほうとう」専門店もあるようです。また、甲府の旅館などで食事のあと、葬式やイベントなどでも「しめ」として冬場でも出されるところもあり、またお酒を飲んだ後にも好まれていますニコニコ



同じカテゴリー(郷土銘品)の記事
組合理事会In桝形
組合理事会In桝形(2025-03-25 08:52)


Posted by きくいち at 07:34│Comments(0)郷土銘品

コメント

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
暑い夏は…おざら
    コメント(0)