2024年08月07日
徹底マークが史上最強に陰
レスリングが始まりました
関係者から「史上最強」と言われオリンピックで初めてとなる全階級制覇も夢ではないと言われてきたレスリング女子の日本代表
しかし、連覇を目指した須崎優衣選手が初戦で敗れ「相手の戦術にはまってしまった」と振り返るなど各国から厳しいマークを受けていることをうかがわせました
パリオリンピック、レスリング女子の代表選手6人は50キロ級の須崎選手をはじめ、残る5人も世界選手権で金メダルや銀メダルを獲得するなど実力と実績ともに十分な選手がそろいました。しかし競技が始まった5日、先陣を切って出場した68キロ級の尾崎野乃香選手がキルギスの選手との準々決勝で残り10秒から逆転負けを喫する波乱の幕開けとなりました。そしてこの日も第1シードに入った須崎選手が連覇を目指して世界ランキング65位のインドの選手と対戦しましたが終了間際、徹底して守りを固めて様子を見るようにしていたインドの選手がいきなり攻撃に転じると須崎選手は場外際で押し倒されて2ポイントを奪われ敗れました
この試合まで海外の選手に94連勝中だった須崎選手は敗れたあと「相手の戦術にはまってしまった」と涙を浮かべながら振り返り対戦相手が綿密な対策を練ってきたことをうかがわせました
初めてのオリンピックとなった東京大会で圧倒的な強さを示し、金メダルを獲得してから3年。須崎選手は強さへの探求をさらに続けてパリの舞台に臨みました。世代交代が進む日本の女子レスリング界において代表6人の中でただ1人、2大会連続出場となった須崎選手が今大会に向けて掲げたテーマが“史上最強”でした
「オリンピックは人生をかけて挑まないと金メダルは取れない」とヨーロッパやロシアなど、海外の猛者を訪ねて1人で“武者修行”を積み、男子選手に直接、新たな技を学ぶなどどん欲に技術も磨いてきました。そして決戦の地、パリに向かう直前には「圧倒して、圧勝して、最高の金メダルを獲得して、絶対に2連覇を達成する」と確固たる自信と覚悟を口にしていました。しかし今大会は鍛えてきた強さを十分に示せず、まさかの初戦負けを喫し、2連覇の夢は絶たれることになりました
レスリング女子68キロ級で尾崎野乃香選手が銅メダルを獲得しました
レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で、文田健一郎選手が金メダルを獲得しました。日本選手がグレコローマンスタイルで金メダルを獲得したのは、1984年のロサンゼルス大会の宮原厚次さん以来、40年ぶりです
スケートボード、女子パーク、開心那選手と草木ひなの選手が決勝に進み、開選手が銀メダルを獲得しました。開選手は東京大会に続いて2大会連続の銀メダル獲得です
オリンピック初出場で予選3位だった草木ひなの選手は、3回ともに空中技で失敗し8位でした一方、東京大会で金メダルを獲得した四十住さくら選手は予選敗退となりました
パリオリンピックの男子棒高跳びの決勝でスウェーデンのアルマンド・デュプランティス選手が自身が持つ世界記録を1センチ更新する6メートル25センチを跳んで優勝し、オリンピック2連覇を果たしました
男子棒高跳びのデュプランティス選手はこれまでに8回、世界記録をマークしているこの種目の圧倒的な金メダル候補で、オリンピック連覇を目指してパリ大会に臨んでいました。そして、決勝でデュプランティス選手は6メートルまでを1回の跳躍でクリアし、この時点で2大会連続の金メダル獲得が決まりました
デュプランティス選手はその後も高さを上げ、6メートル10センチを1回で成功すると、自身の持つ世界記録を1センチ上回る6メートル25センチに挑戦しました。2回失敗して迎えた最後の3回目は、8万人を収容するスタジアムを埋め尽くした観客から大きな手拍子が送られる中で力強い助走から飛び上がると、わずかにバーに触れながらもこの高さをクリアし、自身9回目となる世界新記録をマークしました
関係者から「史上最強」と言われオリンピックで初めてとなる全階級制覇も夢ではないと言われてきたレスリング女子の日本代表
しかし、連覇を目指した須崎優衣選手が初戦で敗れ「相手の戦術にはまってしまった」と振り返るなど各国から厳しいマークを受けていることをうかがわせました
パリオリンピック、レスリング女子の代表選手6人は50キロ級の須崎選手をはじめ、残る5人も世界選手権で金メダルや銀メダルを獲得するなど実力と実績ともに十分な選手がそろいました。しかし競技が始まった5日、先陣を切って出場した68キロ級の尾崎野乃香選手がキルギスの選手との準々決勝で残り10秒から逆転負けを喫する波乱の幕開けとなりました。そしてこの日も第1シードに入った須崎選手が連覇を目指して世界ランキング65位のインドの選手と対戦しましたが終了間際、徹底して守りを固めて様子を見るようにしていたインドの選手がいきなり攻撃に転じると須崎選手は場外際で押し倒されて2ポイントを奪われ敗れました
この試合まで海外の選手に94連勝中だった須崎選手は敗れたあと「相手の戦術にはまってしまった」と涙を浮かべながら振り返り対戦相手が綿密な対策を練ってきたことをうかがわせました
初めてのオリンピックとなった東京大会で圧倒的な強さを示し、金メダルを獲得してから3年。須崎選手は強さへの探求をさらに続けてパリの舞台に臨みました。世代交代が進む日本の女子レスリング界において代表6人の中でただ1人、2大会連続出場となった須崎選手が今大会に向けて掲げたテーマが“史上最強”でした
「オリンピックは人生をかけて挑まないと金メダルは取れない」とヨーロッパやロシアなど、海外の猛者を訪ねて1人で“武者修行”を積み、男子選手に直接、新たな技を学ぶなどどん欲に技術も磨いてきました。そして決戦の地、パリに向かう直前には「圧倒して、圧勝して、最高の金メダルを獲得して、絶対に2連覇を達成する」と確固たる自信と覚悟を口にしていました。しかし今大会は鍛えてきた強さを十分に示せず、まさかの初戦負けを喫し、2連覇の夢は絶たれることになりました
レスリング女子68キロ級で尾崎野乃香選手が銅メダルを獲得しました
レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で、文田健一郎選手が金メダルを獲得しました。日本選手がグレコローマンスタイルで金メダルを獲得したのは、1984年のロサンゼルス大会の宮原厚次さん以来、40年ぶりです
スケートボード、女子パーク、開心那選手と草木ひなの選手が決勝に進み、開選手が銀メダルを獲得しました。開選手は東京大会に続いて2大会連続の銀メダル獲得です
オリンピック初出場で予選3位だった草木ひなの選手は、3回ともに空中技で失敗し8位でした一方、東京大会で金メダルを獲得した四十住さくら選手は予選敗退となりました
パリオリンピックの男子棒高跳びの決勝でスウェーデンのアルマンド・デュプランティス選手が自身が持つ世界記録を1センチ更新する6メートル25センチを跳んで優勝し、オリンピック2連覇を果たしました
男子棒高跳びのデュプランティス選手はこれまでに8回、世界記録をマークしているこの種目の圧倒的な金メダル候補で、オリンピック連覇を目指してパリ大会に臨んでいました。そして、決勝でデュプランティス選手は6メートルまでを1回の跳躍でクリアし、この時点で2大会連続の金メダル獲得が決まりました
デュプランティス選手はその後も高さを上げ、6メートル10センチを1回で成功すると、自身の持つ世界記録を1センチ上回る6メートル25センチに挑戦しました。2回失敗して迎えた最後の3回目は、8万人を収容するスタジアムを埋め尽くした観客から大きな手拍子が送られる中で力強い助走から飛び上がると、わずかにバーに触れながらもこの高さをクリアし、自身9回目となる世界新記録をマークしました
Posted by きくいち at 09:16│Comments(0)
│ニュース