2024年09月29日
巨人4年ぶり39回目のセ・リーグ優勝
プロ野球セリーグ巨人が優勝マジック「1」で迎えた1戦で広島に勝利、4年ぶり39度目(1リーグ制を含めると48度目)のリーグ制覇を決めました球団2度目の2年連続Bクラス(22年・4位、23年・4位)となる不名誉な記録から頂点を奪還しました。阿部慎之助監督は就任1年目で優勝を飾り02年・原辰徳監督以来、22年ぶり球団6人目の快挙を達成阿部監督は現役時代の背番号と同じ10度、マウンド付近で宙を舞ったのです
今シーズンの巨人 優勝への歩み
巨人は開幕カード・阪神戦で勝ち越すも4月6日に今季最多借金2となった。だが直後に6連勝を飾り4月を貯金1で終える。その後は5月24日・阪神戦で戸郷が史上89人目ノーヒット・ノーランを達成するも一進一退の戦いが続き貯金2で交流戦へ入り、6連敗を喫するが交流戦を8勝9敗1分で乗り切った。
7月6日・中日戦で先発・井上が8回無失点の好投で凱旋勝利を挙げる。そこからチームは今季最長7連勝し阪神、広島、DeNAの4球団でつばぜり合いの戦いを繰り広げ、球宴前の前半戦は貯金8で5年ぶりに首位ターンした。
7月末から甲子園100周年の阪神3連戦で3連敗するが以降は3連敗することなく順調に勝ち星を重ねていく。驚異的に躍進してきた広島とデッドヒートとなり、首位に立ち2ゲーム差で乗り込んだ今月10日からマツダスタジアムでの3連戦で3連勝、18日に優勝マジック「9」を点灯させる。
歴史的な大失速の広島にに代わり昨年の覇者・阪神が9月2度の5連勝で追ってくるが1ゲーム差で迎えた大一番23日・阪神戦に代打・坂本が放った決勝打の1点を4人に投手陣が守り切り、稀にみる混戦となったセ・リーグを制した。
◆投手陣では昨季わずか4勝に終わった菅野が完全復活、開幕からビジターでリーグ記録となる10連勝を含む15勝を挙げ牽引した。初の開幕投手を務めた戸郷は3年連続の12勝をマークし安定したピッチングを披露。船迫、高梨、バルドナードに守護神・大勢らの救援陣も大崩れすることなくシーズンを乗り切った。チーム防御率2.47で阪神と並びリーグ1位、総失点374はリーグ最少。また吉川と門脇の二遊間を中心に守備力も光り、失策数57はリーグ最少だった。
◆打撃陣は岡本和が開幕から全試合4番を務め27本塁打、83打点とともにヤクルト・村上に次ぐリーグ2位の記録をマーク、自己最多となる21の勝利打点を挙げ勝負強さも見せた。開幕から固定されなった3番には新外国人ヘルナンデスが交流戦から合流し打率.294、本塁打8、打点30と躍動するも8月中旬に離脱。だが新戦力モンテスに復調した吉川が中軸を担い、19歳の2年目・浅野が8月14日・阪神戦で満塁弾を放つなどレギュラーに定着し打線に活気をもたらした。
【勝因は“守り勝つ野球”】
長い巨人の歴史の中で初めてキャッチャー出身としてチームを率いた阿部慎之助監督。
現役時代は強打のキャッチャーとして巨人の4番を務め、チームの生え抜きとしては川上哲治さん長嶋茂雄さん王貞治さん柴田勲さんというそうそうたる顔ぶれに続き5人目の通算2000本安打を達成しています。406本のホームランを打った現役時代の豪快なバッティングのイメージが強い中、指揮官としてどのようなチーム作りを進めて行くのか注目されましたが打ち出した方針はキャッチャーとしての視点が色濃く反映されたものとなりました。
掲げたのが「守り勝つ野球」
「扇の要」として長年プレーし、何度も優勝を経験してきたからこそ外せないポイントだと考えました。
ピッチャーを中心に守り勝つスタイルを築き上げ競り合いにも強くなったことが大混戦となったペナントレースを制する大きな要因になりました
今シーズンの巨人 優勝への歩み
巨人は開幕カード・阪神戦で勝ち越すも4月6日に今季最多借金2となった。だが直後に6連勝を飾り4月を貯金1で終える。その後は5月24日・阪神戦で戸郷が史上89人目ノーヒット・ノーランを達成するも一進一退の戦いが続き貯金2で交流戦へ入り、6連敗を喫するが交流戦を8勝9敗1分で乗り切った。
7月6日・中日戦で先発・井上が8回無失点の好投で凱旋勝利を挙げる。そこからチームは今季最長7連勝し阪神、広島、DeNAの4球団でつばぜり合いの戦いを繰り広げ、球宴前の前半戦は貯金8で5年ぶりに首位ターンした。
7月末から甲子園100周年の阪神3連戦で3連敗するが以降は3連敗することなく順調に勝ち星を重ねていく。驚異的に躍進してきた広島とデッドヒートとなり、首位に立ち2ゲーム差で乗り込んだ今月10日からマツダスタジアムでの3連戦で3連勝、18日に優勝マジック「9」を点灯させる。
歴史的な大失速の広島にに代わり昨年の覇者・阪神が9月2度の5連勝で追ってくるが1ゲーム差で迎えた大一番23日・阪神戦に代打・坂本が放った決勝打の1点を4人に投手陣が守り切り、稀にみる混戦となったセ・リーグを制した。
◆投手陣では昨季わずか4勝に終わった菅野が完全復活、開幕からビジターでリーグ記録となる10連勝を含む15勝を挙げ牽引した。初の開幕投手を務めた戸郷は3年連続の12勝をマークし安定したピッチングを披露。船迫、高梨、バルドナードに守護神・大勢らの救援陣も大崩れすることなくシーズンを乗り切った。チーム防御率2.47で阪神と並びリーグ1位、総失点374はリーグ最少。また吉川と門脇の二遊間を中心に守備力も光り、失策数57はリーグ最少だった。
◆打撃陣は岡本和が開幕から全試合4番を務め27本塁打、83打点とともにヤクルト・村上に次ぐリーグ2位の記録をマーク、自己最多となる21の勝利打点を挙げ勝負強さも見せた。開幕から固定されなった3番には新外国人ヘルナンデスが交流戦から合流し打率.294、本塁打8、打点30と躍動するも8月中旬に離脱。だが新戦力モンテスに復調した吉川が中軸を担い、19歳の2年目・浅野が8月14日・阪神戦で満塁弾を放つなどレギュラーに定着し打線に活気をもたらした。
【勝因は“守り勝つ野球”】
長い巨人の歴史の中で初めてキャッチャー出身としてチームを率いた阿部慎之助監督。
現役時代は強打のキャッチャーとして巨人の4番を務め、チームの生え抜きとしては川上哲治さん長嶋茂雄さん王貞治さん柴田勲さんというそうそうたる顔ぶれに続き5人目の通算2000本安打を達成しています。406本のホームランを打った現役時代の豪快なバッティングのイメージが強い中、指揮官としてどのようなチーム作りを進めて行くのか注目されましたが打ち出した方針はキャッチャーとしての視点が色濃く反映されたものとなりました。
掲げたのが「守り勝つ野球」
「扇の要」として長年プレーし、何度も優勝を経験してきたからこそ外せないポイントだと考えました。
ピッチャーを中心に守り勝つスタイルを築き上げ競り合いにも強くなったことが大混戦となったペナントレースを制する大きな要因になりました
Posted by きくいち at 08:21│Comments(0)
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