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2015年12月21日

天才武、偉業達成ならず

昨日行われた競馬の朝日杯フューチュリティステークス(G1)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の2番人気リオンディーズがエアスピネルとのマッチレースを制してV。

キャリア1戦で2歳王者に輝いた、豪脚リオンディーズ、武豊の偉業阻止びっくり
天才武、偉業達成ならず

天才騎手の偉大な記録を打ち砕き、自らが新たな歴史を刻んだ。キャリア1戦での朝日杯FS制覇はグレード制導入後初の偉業。最後方からの追い込みを決めたリオンディーズが、母シーザリオ、兄エピファネイアに続くG1制覇を成し遂げた。

レースはウインオスカーが積極的に先行して、ショウナンライズ、アドマイヤモラールがこれを追う。4番手はやや離れてボールライトニングとシュウジが追走。エアスピネルは中団につけ、リオンディーズは最後方からのレースとなった。直線に入ると先行馬をあっさりとかわし、エアスピネルが堂々と先頭に躍り出る。武豊騎手による、史上初のJRA平地G1完全制覇という偉大な記録が達成されるか-と場内が大きく沸いたが、そこに外から一歩ずつ迫ってきたのがリオンディーズ。叩き合いに持ち込むと、かつて母同士が相まみえたオークスと同じように差し切り、無敗で2歳チャンピオンの座に就いた。M.デムーロ騎手と角居厩舎のコンビは、12月に入ってチャンピオンズC(サンビスタ)、チャレンジC(フルーキー)に続き、3週連続の重賞Vとなった。

天才武、偉業達成ならず

リオンディーズは、父キングカメハメハ、母シーザリオ、母の父スペシャルウィークという血統。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。角居勝彦調教師は朝日杯フューチュリティS初勝利。ミルコ・デムーロ騎手は2010年グランプリボス、12年ロゴタイプに次いで3勝目。

大舞台での勝負強さが際立つM.デムーロ騎手は、「すごい馬ですね。パワーがすごいあります。水曜に追い切りに乗って、引っかかったけど、すごく頭がいいし、跳びが大きい馬。新馬が2000メートルでマイルは初めてで、外枠からペースが上がっていって、ずっと伸びた。すごい馬ですね。リズムは良かったし、ずっといい手応えだった。直線はちょっと外だったけど、すごい伸びた。(直線では前にエアスピネルがいたことを聞かれ)ユタカさん、朝日杯だけ勝っていないの聞いていた。すいませんでした。ごめんなさい。(自身にとっては)すばらしい年です。今回は1600メートルなので不安と思ったけど、すごい走るし、真面目な馬。来年が楽しみです。ちょうどいいクリスマスプレゼントになりました」と武豊騎手の記録を阻止したことを申し訳なさそうにしながらも、パートナーに対して何度も「すごい」と評して絶賛していた。

天才武、偉業達成ならず

偉業達成は「シーザリオの子」に阻まれた。
JRA平地G1完全制覇がかかった武豊騎手騎乗のエアスピネルは2着。
エアメサイアとシーザリオの子供が、10年前のオークスの再現。「お母さんと同じ」検量室に帰った鞍上は、苦笑いで振り返った。
快挙を見届けようと仁川に集まったファンは、昨年比125.2%単勝1.5倍の主役は横綱相撲のレースをした。道中は中団で折り合い、抜群の手応えで直線へ。ラスト1ハロンで抜け出し、そのまま独走…と思えたが、外からリオンディーズが強襲。ゴール前3/4馬身だけ差された。「残念です。相手が強かったね。いい競馬をしているし、いい状態だったけど完敗でした」と武豊。朝日杯FSでの2着はこれで4回目。大記録達成は来年以降に持ち越しになったがクラシックへの展望は開けた。「この馬自体は来年が楽しみになった」と即座に巻き返しを誓った。来年3月の弥生賞、4月の皐月賞、5月のダービーを予定。まだ「ライバル伝説」の第1章に過ぎない。母の無念は大舞台で晴らす。(日刊スポーツから)



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Posted by きくいち at 11:51│Comments(0)趣味

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