2025年05月24日
大関 大の里が優勝 横綱昇進へ大きく前進
昨日、大相撲夏場所で綱とりに挑んでいる大関・大の里が2場所連続4回目の優勝を果たしました。大の里は大関として2場所連続の優勝で、場所後の横綱昇進に大きく前進しました
夏場所は12日目を終え、綱とりに挑んでいる大の里が初日からの連勝を「12」に伸ばし、星の差3つの3敗で横綱・豊昇龍など5人が追う展開となっていました。
13日目の23日、大の里は大関・琴櫻と対戦し、立ち合い、両腕を固めて当たっていくと、そのまま得意の右を差して左も使いながら一気に攻めて、「寄り切り」で勝って13勝目を上げ、千秋楽を待たずに4回目の優勝を果たしました
横綱審議委員会には横綱に推薦する条件として「大関で2場所連続優勝か、これに準ずる成績」という内規があり、横綱審議委員会が設置されて以降2場所連続優勝した力士が横綱に昇進できなかった例が無いことから、大の里は場所後の横綱昇進に大きく前進しました。13日目に優勝が決まるのは平成27年初場所の横綱・白鵬以来10年ぶりです

大の里は石川県津幡町出身の24歳。身長1メートル92センチ、体重191キロの恵まれた体を生かして圧力をかけ、前に攻める相撲が持ち味です。
小学校を卒業後、新潟県糸魚川市に“相撲留学”し、朝早くから夜遅くにまで及ぶ稽古で、多いときには1日100番以上相撲を取るなど高校までの6年間、厳しい稽古に励みました。相撲の強豪、日体大に進学後は2年連続で「アマチュア横綱」に輝くなど、数々のタイトルを獲得し、大学卒業後のおととし5月の夏場所で幕下10枚目格付け出しとして初土俵を踏みました。
その後、おととしの秋場所で新十両への昇進を果たすと、力強い立ち合いから大きな体を生かした前に攻める相撲を持ち味に、2場所続けて12勝3敗の2桁勝利を挙げ、去年の初場所で新入幕を果たしました。初土俵から4場所での新入幕は、昭和以降では3番目に並ぶスピード出世でした。
そして去年の春場所では千秋楽まで優勝争いに加わると、続く夏場所では初日に横綱・照ノ富士から初白星を挙げるなど勝利を重ね、12勝3敗の成績で初優勝を果たしました。初土俵から7場所目での優勝は幕下付け出しの力士としては元横綱・輪島の15場所目より早く、最も早い記録でした。
さらに去年の秋場所で13勝2敗の成績で2場所ぶり2回目の優勝を果たし、場所後に大関に昇進しました。初土俵から所要9場所での大関昇進は、昭和以降では最も早い記録です。
大関昇進後の2場所は優勝争いに絡むことができませんでしたが、ことしの春場所で12勝3敗でならんだ高安との優勝決定戦を制し、自身3回目、大関として初めての優勝を果たし今場所は初めての綱とりに挑んでいます。

夏場所は12日目を終え、綱とりに挑んでいる大の里が初日からの連勝を「12」に伸ばし、星の差3つの3敗で横綱・豊昇龍など5人が追う展開となっていました。
13日目の23日、大の里は大関・琴櫻と対戦し、立ち合い、両腕を固めて当たっていくと、そのまま得意の右を差して左も使いながら一気に攻めて、「寄り切り」で勝って13勝目を上げ、千秋楽を待たずに4回目の優勝を果たしました

横綱審議委員会には横綱に推薦する条件として「大関で2場所連続優勝か、これに準ずる成績」という内規があり、横綱審議委員会が設置されて以降2場所連続優勝した力士が横綱に昇進できなかった例が無いことから、大の里は場所後の横綱昇進に大きく前進しました。13日目に優勝が決まるのは平成27年初場所の横綱・白鵬以来10年ぶりです


大の里は石川県津幡町出身の24歳。身長1メートル92センチ、体重191キロの恵まれた体を生かして圧力をかけ、前に攻める相撲が持ち味です。
小学校を卒業後、新潟県糸魚川市に“相撲留学”し、朝早くから夜遅くにまで及ぶ稽古で、多いときには1日100番以上相撲を取るなど高校までの6年間、厳しい稽古に励みました。相撲の強豪、日体大に進学後は2年連続で「アマチュア横綱」に輝くなど、数々のタイトルを獲得し、大学卒業後のおととし5月の夏場所で幕下10枚目格付け出しとして初土俵を踏みました。
その後、おととしの秋場所で新十両への昇進を果たすと、力強い立ち合いから大きな体を生かした前に攻める相撲を持ち味に、2場所続けて12勝3敗の2桁勝利を挙げ、去年の初場所で新入幕を果たしました。初土俵から4場所での新入幕は、昭和以降では3番目に並ぶスピード出世でした。
そして去年の春場所では千秋楽まで優勝争いに加わると、続く夏場所では初日に横綱・照ノ富士から初白星を挙げるなど勝利を重ね、12勝3敗の成績で初優勝を果たしました。初土俵から7場所目での優勝は幕下付け出しの力士としては元横綱・輪島の15場所目より早く、最も早い記録でした。
さらに去年の秋場所で13勝2敗の成績で2場所ぶり2回目の優勝を果たし、場所後に大関に昇進しました。初土俵から所要9場所での大関昇進は、昭和以降では最も早い記録です。
大関昇進後の2場所は優勝争いに絡むことができませんでしたが、ことしの春場所で12勝3敗でならんだ高安との優勝決定戦を制し、自身3回目、大関として初めての優勝を果たし今場所は初めての綱とりに挑んでいます。
Posted by きくいち at 09:31│Comments(0)
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