› きくいち日記 ›  › 骨酒いろいろ・・

2011年11月25日

骨酒いろいろ・・

先日、酒の会で鯛の骨酒を振舞いましたが、骨酒は「こつざけ」と読むのが主流のようですが、「こつしゅ」とも読まれます。イワナが丸ごと入った岩魚酒が有名で、魚のダシが効いてとても美味しいものです。
骨酒は本来、焼いたアマダイなどの骨を火にかけて焦がし、熱燗の酒を注ぎます。骨や骨髄から旨味が溶け出し、お酒とよく合います。白身魚のヒラメ、タイなどが使われます。また、イワナなどの淡水魚そのまま一匹をカリカリになる程度に良く焼き、焼きたてを大鉢などの器に入れ、熱燗を注いで作るのも骨酒といいます。一般的にヤマメ、ハヤ、アユなど川魚が使われますが、焼く時に塩を振り過ぎないように注意してください。ふぐのヒレ酒同様、しっかりと焼き、75~80℃くらいの超熱燗を使うと生臭くなりません。
 
骨酒いろいろ・・
(骨酒といっても、魚全体を使うものや、頭だけの場合、アラを使う場合などがあります)

焼き方がレアだと酒に色や味が付かなばかりか、臭みが残るのでしっかりと焼きましょう。
1杯目を飲み終えた後、魚にダシが残っているようであれば続けて2杯目もいけます。飲み終えた後、カマなどに残った身をつまみにするのもよいでしょう。

骨酒に適した魚…根魚は全般的に向いています。
カサゴ、メバル、ホウボウ、マゴチは美味でアイナメ、マダイもよいでしょう。意外ですが青物のカンパチ、イナダも美味しいです。逆に、アジ、シロギス、タチウオは適していません。単に焼くだけでなく、岩魚酒のようにいったん乾燥させてから焼いてもダシが出ません(ダシが出ないので酒に色が付かなく、美味しくありません)
 
親父たちの集まり
骨酒いろいろ・・
年に3、4回小学校の時の同級生が集まって酒を交わします。
何年たっても昔のままで…わがままな親父達ですが何時までも元気でいて欲しいものです…。


同じカテゴリー()の記事
燗して旨い食中酒
燗して旨い食中酒(2025-04-25 09:18)


Posted by きくいち at 09:16│Comments(0)

コメント

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
骨酒いろいろ・・
    コメント(0)