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2011年12月30日

今年の最後はやはり東北のお酒で…

色々あった今年1年、特に東北の震災は私たちに色々な教訓を与えてくれました。
今年ほど物造りの素晴らしさを力強さを感じた年はありませんでした…東北の粘り強さと頑張り。
やはり最後は東北のお酒で今年を〆たいと思います。

浜千鳥純米酒 
今年の最後はやはり東北のお酒で…
 
浜千鳥、出羽桜 
「浜千鳥」の由来は、国立公園に指定されている風光明媚な陸中海岸の浜辺に群れなす千鳥をイメージして名付けられました。岩手県の豊かな自然に育まれ、さらりとした口当たり、味わい深く後切れが良いのが特徴で陸中海岸で獲れた新鮮な海の幸、北上山地で採れた山の幸によく似合うお酒に仕上がっています。

穏やかな飲み口であきがきません。常温からぬる燗でどうぞ。
アルコール分15.4%、日本酒度+1.0、酸度1.5、原料米(吟ぎんが)精米歩合59%

桜花吟醸酒(火入)
今年の最後はやはり東北のお酒で…

フルーティーな吟醸香と、ふくよかな味わいが特徴。  吟醸酒の普及に貢献した、地酒界を代表するスタンダード吟醸酒。冷やして楽しめるお酒です

日本酒度+5(辛口)酸度1.2(淡麗)アルコール度15.5% 使用米、こうじ 出羽燦々他
掛米 山形県産米、精米歩合50% 使用酵母(小川酵母)

特定名称酒と呼ばれている純米酒や本醸造酒の中で、お米を60%以下に精米して使用し低温でじっくり発酵させるなど、特別に吟味して造ったお酒で、果物を思わせる香り、すっきりした飲み口、のど越しのなめらかさが特徴です。 

乾坤一(けんこんいち)大沼酒造店 (宮城県柴田郡)
今年の最後はやはり東北のお酒で…

土蔵造の商家の建ち並ぶ町並み、村田(宮城県柴田郡)は「みちのくの小京都」 とも呼ばれる歴史ある町です。かつては伊達家の直轄地で、また蔵王山麓に位置 し泉韻豊かな自然に恵まれた地でもあります。大沼酒造店はこの地で酒造りを業としました。 

大沼酒造店の全てのお酒はなんと「仕込み1トン以下」普通の蔵なら「大吟醸」 を醸すような小仕込みです。まさに小さいからこそできる丁寧な酒造り。できたお酒はお米の旨味を感じながらも、キレのあるしっかりした味わいなのです。
 
使用米、ササニシキ55%、日本酒度+4 酸度1.4
飯米のササニシキを使用、飯米のお米でここまで上手に造っているお酒はまずないのでは…と思います。お米の旨味がとけこんでいるという言葉がぴったりです。柔らかい口当たりでキレのよい食中にぴったりのお酒。

萩の鶴 純米酒
今年の最後はやはり東北のお酒で…
  
冷での印象は、すっきり、米の甘みと、後味もさらりとのどを優しく過ぎていきます。 ただこれを少しおき、お燗につけると米のしっかりした旨みがさらに増してしっかりとした味わいになります。どんな料理も引き立ててくれるボディーがありしかし爽やかな優しさも兼ね備えた貴公子です。 

原料米(宮城県産米)精米歩合 60%、アルコール分15~15.9度、日本酒度+3~+7、酸度1.5~2.0
 


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Posted by きくいち at 10:42│Comments(0)

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