皆さん「タイユヴァン」をご存知ですか？

1946年、凱旋門に近いパリ8区にオープンした「タイユヴァン」は、重厚さと優雅さを兼ね備えたレストランで、その料理、サービス、そしてワインのセレクションが評価されています。料理評論家アンリ・ゴーをして「高い品質と美徳で詰まった、確実で波のない料理」と言わしめる、パリでももっとも予約の難しいレストランの1つとしても有名です。

1973年に2代目のジャン・クロード・ヴリナ氏が後継となり、同じ年にはミシュラン3つ星を獲得、33年間その座を守り続けました。彼の亡き後は3代目となる、現オーナーのヴァレリー・ヴリナ女史がタイユヴァンの志を継いでいます。

そのパリ最高峰のレストランのひとつタイユヴァンが取り扱いをする極上ヌーヴォー…最大樹齢60年の古木の葡萄から造られる貴重な新酒が、「タイユヴァン・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2013」です。
　


フレッシュでコクのある味わいはこのヌーヴォーならでは、ミシュラン三ッ星。名店中の名店、あのタイユヴァンが選ぶ極上ヌーヴォーが今年は手に入りました（限定品、しかも酒屋さんで買うとプレミアが付いて1本1万で売っているところもあります）

タイユヴァンのワインセレクションは大変素晴らしく、その理由として、2代目の経営者、ジャン・クロード・ヴリナ氏はレストラン業の傍ら、ワイン生産者を訪ねてフランス全土をくまなく歩き回り、自分の目と舌で確かめたクオリティの高いワインのみを買い付けていました。
その並々ならぬ情熱と地道な努力の積み重ねが評価され、現在、タイユヴァンのワインセレクションは、何よりも信頼がおけるものとしてワインのプロフェッショナル、あるいは愛好家たちの指標となっているのです。