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2015年11月03日

イカの王様、壱岐の剣先イカ

壱岐から届きました、伝説の活きイカ✌今晩予約のお客さまに全て活き造りで提供しますニコニコ

イカの王様、壱岐の剣先イカ

長崎県壱岐は、温泉、美味、絶景で知れる、玄界灘に浮かぶ島です。かつて、魏志倭人伝に登場した「一支国」の王都、弥生時代の原の辻遺跡など多くの遺跡や古墳が残り、古代より大陸と日本の架け橋として活躍した島でもあります。

豊かな漁場に恵まれた島の周りには、黒潮から分かれた対馬海流が流れ、東シナ海と日本海という二つの大海の間にあり、回遊する魚の通り道となっています。また、朝鮮半島と九州に挟まれ、潮の流れも速く、「曽根」と呼ばれる海底の高台状の場所が多く、島周辺に栄養豊富な海が形成されています。島の北部に位置する勝本町は、600隻もの漁船が毎夜イカ漁を営んでいる壱岐島最大の漁師町です。

日本近海だけでも約130種類と言われるイカは、日本人が最もよく食べる魚介類の一つです。日本のイカ類の消費量はなんと世界一…日本人はイカ好きな民族なのです。

壱岐島の周辺では、水温や潮まわり、砂地の海底といった自然条件から、大型の剣先イカが産卵のために来遊します。剣先イカ釣り漁は、大型産卵群が対象となる春から初夏にかけて最盛期を迎えます。

漁が行われるのは主に夜。夕方になると漁船が港を一斉に出港し、島から15~65キロの漁場に向かいます。糸の先に疑似餌をつけ、手で糸を操り、疑似餌を本物のように動かしてイカをおびき寄せる一本釣りは、何よりも漁師の腕が問われる漁法。おもりの調整など微妙な道具の手入れも、すべて手作業で行われています。壱岐の剣先イカは漁師の経験と豊かな海がもたらす極上の剣先イカ「壱岐剣(いきつるぎ)」のブランド名で、全国でも珍重されています。

少し前の話ですが、名物番組「どっちの料理ショー」でただ一夜干しにしただけで見事に広島お好み焼きを撃破したあのヤリイカです。
ただ、そんな勿体無いことするのは…わーん、新鮮なイカは刺身ですよね(日本一の剣先イカに失礼ですうわっびっくり

剣先イカは日本の南半分の海域にいるイカで、ままこ(ミミ)が大きく細長い。通常白色半透明で、興奮したらまたは釣り上げたら赤褐色になるのでアカイカとも呼ばれています。最盛期は夏ですが、半透明でキリッとした歯ごたえ、ほんのりとイカの甘みは今でもが楽しめます。

博多・呼子で人気のイカ活き造りで出されるイカの主な漁場は玄界灘壱岐周辺海域です(冬場、漁獲量が少なくなると山陰やほかの産地から集めているようです)

壱岐剣は剣先イカの親イカで胴長35センチ以上のイカに限定。普通のイカは氷を敷いたに箱立てしていきますが、壱岐剣になるものは氷灼けしないよう特別なウレタンマットのケースに並べられます。箱立て時も人の手が触れてイカが火傷しないようにしていて、一般消費者向けは2本で5500円。保冷剤と特性トレイの化粧箱入りで、箱全体をラップしてクール便で発送しています。魚市場出荷用は5本組で、小分けする際も漁協担当者は薄手のゴム手袋で作業し、人間の体温で直接触れることはないそうです。

イカは通常自動的にしゃくり・巻上げ機械で釣りますが、「壱岐剣」で出荷されるものは完全手釣り…しかも、指定したエサ、指定した手順で箱詰めする専門漁師のものだけが「壱岐剣」として扱われます。

流石、イカの王様…ナイス
壱岐の活きイカを是非一度はご賞味くださいナイフ&フォーク



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Posted by きくいち at 15:27│Comments(0)お酒のつまみ寿司ネタ

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