2016年12月09日
ご当地鍋(北海道編)
鍋が美味しい季節です
全国各地には色々な当地鍋があります。本日から各地のご当地鍋を紹介していこうと思っています
まずは北海道から… オホーツクのミズダコや、カジカなどの珍しい魚、馬肉など、北海道の大自然が育んだご当地鍋料理
北海道の鍋
水産庁長官賞も受賞したオホーツク名物「たこのしゃぶしゃぶ(たこしゃぶ)」



オホーツク海の名産である新鮮なミズダコを薄くスライスし、出汁にくぐらせていただく、贅沢な一品。平成元年には水産庁長官賞も受賞しています(ポン酢につけて食べるようです)
道南でポピュラーなホテイウオを使った「ゴッコ鍋」


七福神の布袋様に似ているホテイウオを、北海道では「ゴッコ」といい、特に道南では鍋物がポピュラーだそうです。あんこうに似た味を持つゴッコは、皮と身がぷりぷりで、コラーゲンをたっぷり摂れます
(醬油出汁…プルプルのごっこの食感を楽しむ鍋)
別名「鍋こわし」ともいわれる「カジカ鍋」



見た目はグロテスクだけれど、美味しさには定評のある魚カジカ(鰍)。北海道ではこのカジカを使った鍋料理がよく食べられているそうです。別名を「鍋こわし」といい、それは、鍋底をつついて壊してしまうほど美味しくて箸がすすむ、というたとえからきているそうです
(肝を潰して、溶いた物を鍋に入れて、カジカ、 野菜類を入れ、充分温まったところで、味噌を入れて味を調える)
秋田出身者が伝えたといわれる馬肉を使った「なんこ鍋」

なんことは馬肉のこと。北海道が開拓された明治時代の屯田兵の入植の際に、北海道の炭鉱に移り住んだ秋田出身の人たちが伝えたといわれています(味噌で 味を整えて(しょうゆ、カレー粉などをいれてもよい)煮込む)
かつて炭鉱町だった赤平で誕生した「ガンガン鍋」

かつて炭鉱町だった赤平で誕生した、炭鉱長屋の石炭ストーブで豚のホルモンや豆腐・野菜などを入れて味噌で煮込んだホルモン鍋がもとになった鍋料理。「ストーブをガンガン炊いて、ガンガン煮込んで、ガンガン食べて、ガンガン語り、ガンガン働く」という意味で名づけられたそうです(味噌味…酒と水でのばす)
海に陸に、豊かな大自然を育む北海道だけに、日本の他の地方にはないような珍しい魚介などを惜しげもなく使ったり、馬肉やホルモンをガッツリ煮込むような豪快な鍋料理が目立ち、何ともうらやましい限り
食材の種類もバラエティ豊かで、皆でワイワイ箸をつつけば、北の大地の長く厳しい冬の寒さも元気に乗り切れそうです


まずは北海道から… オホーツクのミズダコや、カジカなどの珍しい魚、馬肉など、北海道の大自然が育んだご当地鍋料理

北海道の鍋
水産庁長官賞も受賞したオホーツク名物「たこのしゃぶしゃぶ(たこしゃぶ)」




オホーツク海の名産である新鮮なミズダコを薄くスライスし、出汁にくぐらせていただく、贅沢な一品。平成元年には水産庁長官賞も受賞しています(ポン酢につけて食べるようです)
道南でポピュラーなホテイウオを使った「ゴッコ鍋」


七福神の布袋様に似ているホテイウオを、北海道では「ゴッコ」といい、特に道南では鍋物がポピュラーだそうです。あんこうに似た味を持つゴッコは、皮と身がぷりぷりで、コラーゲンをたっぷり摂れます

別名「鍋こわし」ともいわれる「カジカ鍋」



見た目はグロテスクだけれど、美味しさには定評のある魚カジカ(鰍)。北海道ではこのカジカを使った鍋料理がよく食べられているそうです。別名を「鍋こわし」といい、それは、鍋底をつついて壊してしまうほど美味しくて箸がすすむ、というたとえからきているそうです

秋田出身者が伝えたといわれる馬肉を使った「なんこ鍋」

なんことは馬肉のこと。北海道が開拓された明治時代の屯田兵の入植の際に、北海道の炭鉱に移り住んだ秋田出身の人たちが伝えたといわれています(味噌で 味を整えて(しょうゆ、カレー粉などをいれてもよい)煮込む)
かつて炭鉱町だった赤平で誕生した「ガンガン鍋」

かつて炭鉱町だった赤平で誕生した、炭鉱長屋の石炭ストーブで豚のホルモンや豆腐・野菜などを入れて味噌で煮込んだホルモン鍋がもとになった鍋料理。「ストーブをガンガン炊いて、ガンガン煮込んで、ガンガン食べて、ガンガン語り、ガンガン働く」という意味で名づけられたそうです(味噌味…酒と水でのばす)
海に陸に、豊かな大自然を育む北海道だけに、日本の他の地方にはないような珍しい魚介などを惜しげもなく使ったり、馬肉やホルモンをガッツリ煮込むような豪快な鍋料理が目立ち、何ともうらやましい限り


Posted by きくいち at 10:24│Comments(0)
│郷土銘品