2017年06月02日
視覚効果で美味しく!料理をプロ級に仕上げる和食の盛り付け方
手間ひまかけて作った料理は、美しい盛り付けで仕上げたいもの。 盛り付け方が良いと食欲も増してより美味しく料理を食べることができます。 今日は、和食を美味しく仕上げる盛りつけの基本と応用編、さらにSNS投稿に使える撮影のコツを紹介します。
盛り付けの基本は「三」

和食を盛り付けるときは常に「三」を意識すると良いとか。 見た目が三角形になるように盛り付けるだけではなく、三種類の食材を盛り合わせる、深い器に三角形の山形に盛るなど「三」を意識して盛り付けると
▲構図は三角形▲三種三点盛り▲三割の余白▲深い器には山形(三角形)
三角を描く様な感じで、三種三点盛りに、器の余白は最低でも三割以上空けて立体感を出し料理の量を入れたいときは深い器(鉢など)に、小鉢や椀も当然ながら「山形の三角に」 たとえ放射盛り(東西南北・四方盛り)の場合でも基本構造は三角です。汁物も七掛けで三割から四割、量は器の七分目くらいにしておきます。
また、器に三割の余白を残す、汁物をよそうときにも器の七分目くらいまでにして三割の余白を作るなど、器と料理のバランスにも「三」の割合を考えて盛り付けると美しい見た目になります。
「立体感」を出す

「高さを意識」した立体感のある盛り付けにすることも重要。 料理を平面に盛り付けてしまうと美味しそうに見えず、食欲がわかないのだとか。 高さを意識して奥行が出るように盛り付けると上品に見えます。
平面的に盛り付けるより高さを出して立体的に盛り付ける、このことを意識してみてください。そうすることで奥行きが出て、見栄えも上品さもアップします
日本の自然の大元は山です。その代表が富士山ですね。その自然に習う日本料理の盛り付けに山形が多いのは当然かもしれません。とにかく料理というものはベタリと平面に盛り付けると食欲が湧きません。立体感を出す。これが基本です。
こんもり小高く盛ると美味しそうに見えるんです。雑な感じがする「山盛り」と区別する為に、余白が大切になります。器に充分な空間を空けて品を良くして下さい。
立体感を出すと言っても、お皿いっぱいの山盛りにしてしまうのはNG。 余白の部分を大事にする和食では、小高く上品に盛り付けるのが大切になります。 使う器に合わせて空間を空けるように工夫してみると良いです。
「配色」を考える

和食を盛り付ける際にはメインの食材が自然に引き立つように色彩のバランスを考えると◎ 添え物がメインの食材の色合いを邪魔しないようにしましょう。
和食の盛り付けは主役が自然に引き立つようバランスを考慮します。
配色でそれを邪魔してはいけません。あくまで主役が持つ自然の色合いがメインになります。添えが目を引くほど出すぎてはいけません。とにかく控えめに色は使います。
一つだけ例外の色がありまして、それが「青味」です。厳密に言えば「緑」のことですね。この色は料理になくてはならない色で、必ず使うべき色でもあります。考えるまでもなくヒトの遺伝子に自然の緑が食事に結びついてる事が織り込まれているからでしょう。ごちそうの色と言うわけです。加熱で緑を失くさない注意をして、ふんだんに利用しましょう。
例外として「緑(青)」の添え物はOK。「緑」は料理には欠かせない色とのことなので、彩りとして摂り入れるのがオススメ。 加熱してしまうと「緑」の色合いが悪くなってしまう場合があるので注意が必要です。バランスよく配置して、主役が引き立つ一皿になるように工夫する良い。
【応用編】SNS投稿で使える和食の盛り付け

毎日の食卓の様子を撮影してinstagram(インスタグラム)やTwitter、FacebookなどのSNSに投稿している人も多いのでは? そんな時に食事がさらに美味しそうに見える撮影テクニックを試してみるのも楽しいかも
俯瞰で撮ると、家の壁が見えないので、生活感を消しやすいのです。布や板など、何かしらの背景を用意するだけでいいので、取り入れやすいですよ。
基本の盛り付け方で食事を盛り付けて食卓にお皿を並べたら、俯瞰で撮影するのがポイント。 上から撮影するだけで、生活感が消えてオシャレな写真に仕上がりまっす。 また、カフェご飯のように和食をワンプレートに盛り付けるのも流行っているんだとか。 現代風の盛り付けですが、こちらも三割の空白を空けることを意識して、詰め込み過ぎないようにするが良いです。 お皿の数が少ないときは、まずワンプレートのメニューにして、その上にメイン、野菜なんかを置きます。プレートの上にギュッと要素をまとめるイメージです。
副菜の数が少ないなど並べるお皿の数が少なくて見た目が寂しい感じになってしまう場合は、思い切ってワンプレートの盛り付けにしてみると見た目が良くなるんだとか。 基本の盛り付け方を使いつつ、自分なりにアレンジしてみてはいかがでしょう
格式高い料亭の盛り付けも家庭料理の盛りつけも、基本は同じです。まずは「三」を意識しながら、料理も盛り付けも楽しんでみると良いかも。 作った料理を撮影すると客観的に見ることができて上達の近道になるかもしれません。
盛り付けの基本は「三」

和食を盛り付けるときは常に「三」を意識すると良いとか。 見た目が三角形になるように盛り付けるだけではなく、三種類の食材を盛り合わせる、深い器に三角形の山形に盛るなど「三」を意識して盛り付けると

▲構図は三角形▲三種三点盛り▲三割の余白▲深い器には山形(三角形)
三角を描く様な感じで、三種三点盛りに、器の余白は最低でも三割以上空けて立体感を出し料理の量を入れたいときは深い器(鉢など)に、小鉢や椀も当然ながら「山形の三角に」 たとえ放射盛り(東西南北・四方盛り)の場合でも基本構造は三角です。汁物も七掛けで三割から四割、量は器の七分目くらいにしておきます。
また、器に三割の余白を残す、汁物をよそうときにも器の七分目くらいまでにして三割の余白を作るなど、器と料理のバランスにも「三」の割合を考えて盛り付けると美しい見た目になります。
「立体感」を出す

「高さを意識」した立体感のある盛り付けにすることも重要。 料理を平面に盛り付けてしまうと美味しそうに見えず、食欲がわかないのだとか。 高さを意識して奥行が出るように盛り付けると上品に見えます。
平面的に盛り付けるより高さを出して立体的に盛り付ける、このことを意識してみてください。そうすることで奥行きが出て、見栄えも上品さもアップします

日本の自然の大元は山です。その代表が富士山ですね。その自然に習う日本料理の盛り付けに山形が多いのは当然かもしれません。とにかく料理というものはベタリと平面に盛り付けると食欲が湧きません。立体感を出す。これが基本です。
こんもり小高く盛ると美味しそうに見えるんです。雑な感じがする「山盛り」と区別する為に、余白が大切になります。器に充分な空間を空けて品を良くして下さい。
立体感を出すと言っても、お皿いっぱいの山盛りにしてしまうのはNG。 余白の部分を大事にする和食では、小高く上品に盛り付けるのが大切になります。 使う器に合わせて空間を空けるように工夫してみると良いです。
「配色」を考える

和食を盛り付ける際にはメインの食材が自然に引き立つように色彩のバランスを考えると◎ 添え物がメインの食材の色合いを邪魔しないようにしましょう。
和食の盛り付けは主役が自然に引き立つようバランスを考慮します。
配色でそれを邪魔してはいけません。あくまで主役が持つ自然の色合いがメインになります。添えが目を引くほど出すぎてはいけません。とにかく控えめに色は使います。
一つだけ例外の色がありまして、それが「青味」です。厳密に言えば「緑」のことですね。この色は料理になくてはならない色で、必ず使うべき色でもあります。考えるまでもなくヒトの遺伝子に自然の緑が食事に結びついてる事が織り込まれているからでしょう。ごちそうの色と言うわけです。加熱で緑を失くさない注意をして、ふんだんに利用しましょう。
例外として「緑(青)」の添え物はOK。「緑」は料理には欠かせない色とのことなので、彩りとして摂り入れるのがオススメ。 加熱してしまうと「緑」の色合いが悪くなってしまう場合があるので注意が必要です。バランスよく配置して、主役が引き立つ一皿になるように工夫する良い。
【応用編】SNS投稿で使える和食の盛り付け

毎日の食卓の様子を撮影してinstagram(インスタグラム)やTwitter、FacebookなどのSNSに投稿している人も多いのでは? そんな時に食事がさらに美味しそうに見える撮影テクニックを試してみるのも楽しいかも

俯瞰で撮ると、家の壁が見えないので、生活感を消しやすいのです。布や板など、何かしらの背景を用意するだけでいいので、取り入れやすいですよ。
基本の盛り付け方で食事を盛り付けて食卓にお皿を並べたら、俯瞰で撮影するのがポイント。 上から撮影するだけで、生活感が消えてオシャレな写真に仕上がりまっす。 また、カフェご飯のように和食をワンプレートに盛り付けるのも流行っているんだとか。 現代風の盛り付けですが、こちらも三割の空白を空けることを意識して、詰め込み過ぎないようにするが良いです。 お皿の数が少ないときは、まずワンプレートのメニューにして、その上にメイン、野菜なんかを置きます。プレートの上にギュッと要素をまとめるイメージです。
副菜の数が少ないなど並べるお皿の数が少なくて見た目が寂しい感じになってしまう場合は、思い切ってワンプレートの盛り付けにしてみると見た目が良くなるんだとか。 基本の盛り付け方を使いつつ、自分なりにアレンジしてみてはいかがでしょう

格式高い料亭の盛り付けも家庭料理の盛りつけも、基本は同じです。まずは「三」を意識しながら、料理も盛り付けも楽しんでみると良いかも。 作った料理を撮影すると客観的に見ることができて上達の近道になるかもしれません。
Posted by きくいち at 09:06│Comments(0)
│コース料理