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2021年09月15日

文本酒造、日乃出桃太郎大吟醸

高知県中西部、清流四万十川源流域の豊かな自然の残る台地の町、四万十町「窪川」で小規模ながら地域に根差した酒造りを続けている、文本酒造さんの代表銘柄「桃太郎」シリーズの、大吟醸酒です。 昼夜の温度差が激しく酒造りに適した台地特有の環境の元、酒造りの命である水は四万十川の伏流水を使用、更には洗米から搾りまで全工程を徹底した手造りで仕上げています。パイナップルやバナナなど南国のフルーツを思わせる香りと一般米のフクヒカリを使い大吟醸ながら幅のある味わいで 、後味のキレの良さが特徴です人差し指

文本酒造、日乃出桃太郎大吟醸

造り:大吟醸、産地:四国地方、アルコール度数:16度、日本酒度:+6、原材料:原料米:高知県産フクヒカ、精米歩合:50%、酸度:1.2

「日乃出桃太郎「」醸造元、窪川にある唯一の酒蔵です。
高知県中西部に位置する高岡郡四万十町。標高250メートルの高南台地を中心に広がった、人口約1万7000人の高原の町です。清流・四万十川の源流、美しい興津海岸などいまなお、山、川、海の豊かな自然が残り、のどかな風情が漂っています。その四万十町の中心商店街に蔵を構える、文本酒造です。創業は明治36年、町一番の酒蔵として開かれました。当時は町内に8つほどの酒蔵がありましたが、現在造り続けているのは文本酒造だけです注目

文本酒造、日乃出桃太郎大吟醸

創業時の代表銘柄は「入駒」。現在では、昭和41年生まれの清酒「桃太郎」が看板の酒となり、文本酒造の代名詞として使われるまでになりました。一般公募で選ばれた「桃太郎」という名前には、若者からお年寄りまで、幅広く親しまれる酒でありたいという願いも込められています。その桃太郎造りに精を出すのが4代目・文本憲助。自ら杜氏の役割を担います。文本酒造では、蔵元が酒造りと蔵人の育成を行っています。小規模ながらも、確かな腕前で、地元に根差した酒造りを続けていますおすまし

四万十町は日本最後の清流として名高い四万十川の源流域。そこに蔵を有する強みは、非常に大きいのです。
酒造りの命は水。文本酒造が用いるのは、あの四万十川の水です。創業以来、四万十川の伏流水をろ過して使用。原料の米洗いや仕込みなどのために、蔵に二本の井戸を引いています。また、昼夜の温度差が激しいという台地特有の環境も好条件になっており、まさに自然を味方にした酒造りといえますちょき

土佐酒と言えば淡麗辛口が主流ですが、桃太郎はやや甘口。これは「清酒を燗したとき、どれだけ飲みやすいか」を追求した結果であり、文本酒造の酒質へのこだわりです。その信念は、創業当時より頑固に貫かれ、代々守り続けられています。約13年くらい前からは、吟醸酒づくりにも独自の方法で取り組み、「桃太郎吟醸酒」を完成させました。喉越しが良く、まろやかで、程よい甘さが絶妙だと、高い評価を受けています。また、創業時の銘柄「入駒」は、おり酒「フレッシュ入駒」として今も生かされています。

少量生産ならではの手造りの酒、本物の味わいですナイス
飲む人の期待を裏切らず、品質を維持しながら、好まれるものを地道に造っていきたい---文本酒造の酒には、蔵元のそんな心が込められていますニコニコ


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Posted by きくいち at 08:11│Comments(0)

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