以前、紹介したかもしれませんが柿田川湧水群は「日本名水百選」に認定され、国の指定天然記念物にも指定されいます。富士山に降った雨や、積もった雪が解けて地中に浸み込み、長い年月を経て地下水となって流れここに湧き出てきてます。少し時間があったので、柿田川を眺めながら、公園内の遊歩道を散策して楽しみました



清流は、水質が比較的良く汚染が少ない川の総称とされますが、日本三大清流とされている河川は、必ずしも数値的に澄んでいる川トップ3という訳ではありません。 知名度はさることながら、生態系が豊かなことや、里山の原風景が残されていることなどから総合的に判断されています。 そんな日本の川の中で、高知県「四万十川」、岐阜県「長良川」そして静岡県清水町の「柿田川」が日本三大清流と呼ばれています。 柿田川は、静岡県駿東郡清水町を流れる、全長約1.2kmの日本で最も短い一級河川です。 かつては泉川、周辺地域は泉郷と呼ばれ、1日120万トンの富士山からの湧水を水源とする日本でも稀有な川です



静岡県清水町にある日本名水百選の湧水で有名な柿田川公園内にある貴船神社は、水を司る神様を祀った神社です。小さな神社ですが「えんむすびおむすび」「水みくじ」などがあり、観光客だけでなく地元の人にも人気のスポットです



京都市鞍馬の貴船神社より御霊分けされたこちらの貴船神社の祭神も「たかおかみの神」
日照りの時に祈れば(祈雨)雨を降らし、長雨が続き止むように祈れば(止雨)雨を止めたといわれています。森の中の静かな場所にあるので、心穏やかにお参りできます



えんむすび通りにある石碑の上には紅白の丸い石「おむすび」があります。この「えんむすびおむすび」は結びつきの象徴とされ、ここを訪れる人が良縁に恵まれるようにと願い、置かれています。おむすびに触れると恋愛だけでなく、様々なものとの良縁を結びことができると多くの人が訪れます