2019年09月23日
連子鯛のおすすめ料理
先日紹介した連子鯛
今日はその、お手軽簡単料理を紹介します

①刺身…沖合いで漁獲されることが多いため、鮮度の問題で刺身で食べる機会が少ない魚ではありますが、旬の連子鯛が手に入った場合は程よく脂がのっていて刺身が絶品です

連子鯛のさばき方は3枚おろしです。うろこを丁寧に取りましょう。内臓は破れないように慎重に取り出してください。内臓が破れて身についてしまうと臭みの原因になります。皮をひく必要はありません。薄造りにすれば皮も美味しく食べられます。薄造りした身を大皿に並べたら完成です
連子鯛の刺身は真鯛と比べるとコリコリ食感が少ないですが、皮と身の間に脂がのっており、刺身にする場合は皮を引かずに食すことをおすすめします。炙りやしゃぶしゃぶなど皮に火を通して食べると皮が柔らかくなりこちらもおすすめです。刺身で美味しければ握りにしてみても美味しくいただけます
②塩焼き…連子鯛は鮮度の問題があり塩焼きで調理するのがもっともポピュラーな食べ方です。連子鯛の塩焼きはお祝い事で使用される際にも重宝する魚になります。真鯛が使用されることも多いですが、安価で見た目も美しいので、真鯛の代用魚として使用されることが多いです

連子鯛の鱗をしっかり取ります。内臓も丁寧に取り除きお腹をきれいに水洗いします。キッチンペーパーなどで表面の水分を取り除いたら体表面に塩を振りかけます。魚焼きグリルで両面を焼いてお皿に盛り付けます。お好みで薬味を添えて完成です
結婚式の披露宴や赤ちゃんの100日祝いなどで姿焼きで出されることが多いです。さばく必要がなく小ぶりなので魚焼き器やグリルで調理できることもおすすめポイントです。3枚おろしにできる方は焼き物アレンジとしてムニエルやポワレにしてもおいしくいただけます。塩焼きは食べる直前に焼き上げるようにしましょう。時間が経つと身が硬くなってしまいます。また、レンジ加熱でも同様に硬くなるので要注意です
③煮付け…連子鯛は白身のさっぱりした味わいからどのような料理にもよく合います。中でも煮付けは魚臭さを軽減できごはんのお供に小さなお子様にも好評な料理です。調理の工程もさばく必要がなくシンプルでおすすめな調理法です

最初にうろこを丁寧に取り除きます。次に、エラブタを開いて包丁を入れエラを取っておきましょう(残すと臭みが出やすいです)。お腹に切れ目をいれ内臓をきれいに取り出します。全体をきれいに水洗いした後キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。身に飾り包丁をいれます。大きめのフライパンに水、酒、砂糖、みりんを分量通り入れて火にかけ沸騰させます。沸騰したら弱火にして連子鯛をフライパンに並べます。醤油を回しかけスライスしたしょうがも入れておきます。アルミホイルの落し蓋をして弱火で15分煮詰めたら完成です
具材は連子鯛のみでも十分美味しくいただけますが、野菜を一緒に煮込むと連子鯛の出汁がしみ込んで絶品です。ゴボウや大根などの根菜類、キノコ類などよく合いますのでおすすめです
④鯛飯…鯛飯は、お米が鯛の出汁を吸ってとても美味しいです。真鯛を使用した鯛飯は高級料亭などで目にします。連子鯛は真鯛に比べると水分の多い魚です。一般的には鯛飯には真鯛が適しているといわれますが、連子鯛でも十分に美味しくリーズナブルに仕上がります

前述した「連子鯛の塩焼き」を作ります。炊飯器に研いだお米を用意し分量通りの酒、みりん、しょうゆをいれます。次に水を通常炊きのラインまで注いでよく混ぜ合わせます。千切りしたしょうがを入れ連子鯛をのせます。通常通り炊飯器で炊きます。炊き上がりに連子鯛の頭、ひれ、骨(なるべく丁寧に小骨まで取り除く)を取り除いて混ぜ合わせたら完成です
お好みで大葉や白ごまを散らしても美味しく頂けます。鯛飯が余った場合のアレンジ料理としてお茶漬けでいただくことをおすすめします。あっさり昆布茶やかつおだしを掛けて食べると違った味わいが楽しめて絶品です。是非、挑戦してみてください
⑤干物の素焼き…連子鯛は、鯛の中でも旨みの強い魚です。真鯛に比べて水気が多いですが干すことで旨みが倍増します。また、皮もパリパリになって美味しいです。自宅で干物を作るのは難しいかもしれませんが比較的安価に購入できます

干物によりますが基本的には程よい塩味が干物にあるので何もせずにそのままフライパンか魚焼きグリルで素焼きする食べ方がおすすめです。開きになっている場合は皮目から炙るように焼きましょう
干物にすると連子鯛の味わいが倍増します。お酒のおつまみやごはんに合一品です。おろし醤油にレモンを絞って食べればさっぱりといただけます。干物にすると出汁がよくでるので鯛飯にアレンジしてもよいです
⑥唐揚げ…老若男女問わず愛されている唐揚げもおすすめの料理です。連子鯛の身に含まれる水分がジューシーな味わいを演出してくれます。皮目まで柔らかくおいしくいただけるので、皮引きする必要はありません

連子鯛のうろこを丁寧に取り、内臓を取り除きます。身は3枚におろしてキッチンペーパーなどで水分を取っておきましょう。皮引きする必要はありません。身を食べやすい大きさにぶつ切りしたら小麦粉を全体にまぶします。180℃の油で表面がきつね色になるまで3分~5分揚げて完成です

お好みでレモンを絞ってもさっぱりしておいしく頂けます。余った唐揚げは南蛮漬けにアレンジしてもおいしく食べられます。小さめの連子鯛を一枚揚げされる場合は開いたお腹のなかまでしっかり水分を拭き取り小麦粉をまぶしてください
連子鯛を食材として扱う場合の注意点として、体内に微量の水銀を保有するとの報告があります。1匹、2匹食べる分には問題ありませんが、妊婦や子供は食べすぎないように注意が必要です
ここまで連子鯛の生態やさばき方、料理法を中心に紹介してきました。安価で美味しい魚ということでみなさんから親しまれている理由がお分かり頂けたかと思います。クセの少ない淡泊な白身で多くの料理に万能な食用魚です。是非、連子鯛が手に入った際はさまざまな料理に使用してみてください



①刺身…沖合いで漁獲されることが多いため、鮮度の問題で刺身で食べる機会が少ない魚ではありますが、旬の連子鯛が手に入った場合は程よく脂がのっていて刺身が絶品です


連子鯛のさばき方は3枚おろしです。うろこを丁寧に取りましょう。内臓は破れないように慎重に取り出してください。内臓が破れて身についてしまうと臭みの原因になります。皮をひく必要はありません。薄造りにすれば皮も美味しく食べられます。薄造りした身を大皿に並べたら完成です

連子鯛の刺身は真鯛と比べるとコリコリ食感が少ないですが、皮と身の間に脂がのっており、刺身にする場合は皮を引かずに食すことをおすすめします。炙りやしゃぶしゃぶなど皮に火を通して食べると皮が柔らかくなりこちらもおすすめです。刺身で美味しければ握りにしてみても美味しくいただけます

②塩焼き…連子鯛は鮮度の問題があり塩焼きで調理するのがもっともポピュラーな食べ方です。連子鯛の塩焼きはお祝い事で使用される際にも重宝する魚になります。真鯛が使用されることも多いですが、安価で見た目も美しいので、真鯛の代用魚として使用されることが多いです


連子鯛の鱗をしっかり取ります。内臓も丁寧に取り除きお腹をきれいに水洗いします。キッチンペーパーなどで表面の水分を取り除いたら体表面に塩を振りかけます。魚焼きグリルで両面を焼いてお皿に盛り付けます。お好みで薬味を添えて完成です

結婚式の披露宴や赤ちゃんの100日祝いなどで姿焼きで出されることが多いです。さばく必要がなく小ぶりなので魚焼き器やグリルで調理できることもおすすめポイントです。3枚おろしにできる方は焼き物アレンジとしてムニエルやポワレにしてもおいしくいただけます。塩焼きは食べる直前に焼き上げるようにしましょう。時間が経つと身が硬くなってしまいます。また、レンジ加熱でも同様に硬くなるので要注意です

③煮付け…連子鯛は白身のさっぱりした味わいからどのような料理にもよく合います。中でも煮付けは魚臭さを軽減できごはんのお供に小さなお子様にも好評な料理です。調理の工程もさばく必要がなくシンプルでおすすめな調理法です


最初にうろこを丁寧に取り除きます。次に、エラブタを開いて包丁を入れエラを取っておきましょう(残すと臭みが出やすいです)。お腹に切れ目をいれ内臓をきれいに取り出します。全体をきれいに水洗いした後キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。身に飾り包丁をいれます。大きめのフライパンに水、酒、砂糖、みりんを分量通り入れて火にかけ沸騰させます。沸騰したら弱火にして連子鯛をフライパンに並べます。醤油を回しかけスライスしたしょうがも入れておきます。アルミホイルの落し蓋をして弱火で15分煮詰めたら完成です

具材は連子鯛のみでも十分美味しくいただけますが、野菜を一緒に煮込むと連子鯛の出汁がしみ込んで絶品です。ゴボウや大根などの根菜類、キノコ類などよく合いますのでおすすめです

④鯛飯…鯛飯は、お米が鯛の出汁を吸ってとても美味しいです。真鯛を使用した鯛飯は高級料亭などで目にします。連子鯛は真鯛に比べると水分の多い魚です。一般的には鯛飯には真鯛が適しているといわれますが、連子鯛でも十分に美味しくリーズナブルに仕上がります


前述した「連子鯛の塩焼き」を作ります。炊飯器に研いだお米を用意し分量通りの酒、みりん、しょうゆをいれます。次に水を通常炊きのラインまで注いでよく混ぜ合わせます。千切りしたしょうがを入れ連子鯛をのせます。通常通り炊飯器で炊きます。炊き上がりに連子鯛の頭、ひれ、骨(なるべく丁寧に小骨まで取り除く)を取り除いて混ぜ合わせたら完成です

お好みで大葉や白ごまを散らしても美味しく頂けます。鯛飯が余った場合のアレンジ料理としてお茶漬けでいただくことをおすすめします。あっさり昆布茶やかつおだしを掛けて食べると違った味わいが楽しめて絶品です。是非、挑戦してみてください

⑤干物の素焼き…連子鯛は、鯛の中でも旨みの強い魚です。真鯛に比べて水気が多いですが干すことで旨みが倍増します。また、皮もパリパリになって美味しいです。自宅で干物を作るのは難しいかもしれませんが比較的安価に購入できます


干物によりますが基本的には程よい塩味が干物にあるので何もせずにそのままフライパンか魚焼きグリルで素焼きする食べ方がおすすめです。開きになっている場合は皮目から炙るように焼きましょう

干物にすると連子鯛の味わいが倍増します。お酒のおつまみやごはんに合一品です。おろし醤油にレモンを絞って食べればさっぱりといただけます。干物にすると出汁がよくでるので鯛飯にアレンジしてもよいです

⑥唐揚げ…老若男女問わず愛されている唐揚げもおすすめの料理です。連子鯛の身に含まれる水分がジューシーな味わいを演出してくれます。皮目まで柔らかくおいしくいただけるので、皮引きする必要はありません


連子鯛のうろこを丁寧に取り、内臓を取り除きます。身は3枚におろしてキッチンペーパーなどで水分を取っておきましょう。皮引きする必要はありません。身を食べやすい大きさにぶつ切りしたら小麦粉を全体にまぶします。180℃の油で表面がきつね色になるまで3分~5分揚げて完成です


お好みでレモンを絞ってもさっぱりしておいしく頂けます。余った唐揚げは南蛮漬けにアレンジしてもおいしく食べられます。小さめの連子鯛を一枚揚げされる場合は開いたお腹のなかまでしっかり水分を拭き取り小麦粉をまぶしてください

連子鯛を食材として扱う場合の注意点として、体内に微量の水銀を保有するとの報告があります。1匹、2匹食べる分には問題ありませんが、妊婦や子供は食べすぎないように注意が必要です

ここまで連子鯛の生態やさばき方、料理法を中心に紹介してきました。安価で美味しい魚ということでみなさんから親しまれている理由がお分かり頂けたかと思います。クセの少ない淡泊な白身で多くの料理に万能な食用魚です。是非、連子鯛が手に入った際はさまざまな料理に使用してみてください
