2021年12月23日
イギリスの伝統料理「ローストビーフ」
早いもので今年ももう、明日はクリスマスですね
実は昨日の例会はクリスマス家族オークション例会でした
残念ながら今年も欠席でしたが
オークションの商品は女将に会場まで持って行ってもらい出品させてもらいました
はたして、誰がいくらで落札したのか皆さん楽しみましたか
クリスマスと言えば七面鳥ですが、ローストビーフもお勧めです
ローストビーフは、イギリスを代表する伝統料理です牛のかたまり肉をオーブンなどでローストし、食べる直前に薄く切り分けてから頂きます肉の断面が美しいロゼ色であることが、おいしいローストビーフの証です
古代ローマ軍によって生み出されたイギリス料理
ローストビーフの起源は古く、イギリスに駐留していた古代ローマ軍が、牛肉をかたまりのままたき火で焼いて食べたことが始まりだと伝えられています。
また、かつてイギリス貴族の間では、日曜日に牛1頭を丸ごとさばいてローストビーフを作る「サンデーロースト」という習慣がありました。しかし、牛1頭分のローストビーフをその日のうちに食べきることは難しいため、その後、数日間にわたりローストビーフを食べ続けることになります。そしてまた、日曜日が訪れるたびにローストビーフを作り、平日もローストビーフを食べ続けるという生活を続けていました。こうした習慣が原因となり、ローストビーフ以外のイギリス料理が発展しなかったのでは、とも言われています。
日本初のローストビーフは江戸時代に登場
イギリス発祥のローストビーフが初めて日本に登場したのは、1867年(慶応3年)のこと。15代将軍・徳川慶喜が、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの大使を招いた晩餐会にてふるまった料理の中に、ローストビーフがあったと記録されています。とは言え、日本人が肉を好んで食べるようになったのは明治以降のことで、この晩餐会において日本人がローストビーフを口にしたかどうかは不明です。
その後、明治40年に発行された「年中総菜料理」にてローストビーフの調理法が紹介されており、この頃には肉食が一般的なものであったことが分かります。
シンプルな料理だからこそレシピも様々
ローストビーフは、塩などで下味を付けたかたまり肉をオーブンで焼き上げるシンプルな料理ですが、事前にフライパンで焦げ目を付ける、調味液に浸すなど、店によって作り方に個性があります。付け合わせにはマッシュポテトやニンジンのグラッセが付くことが多く、薬味として、西洋わさびのホースラディッシュやクレソンが添えられます。
ローストビーフに適した部位
ローストビーフには、脂身の少ない、赤身の肉が適しています。モモ肉が定番ですが、その他に「ランプ」や「サーロイン」を使用することも多いようです。
サーロイン
背中の部位を「サーロイン」と言います。牛肉の最高級の部位とされており、赤身と脂身のバランスが絶妙です。ステーキ用として使用されることが多いものの、ローストビーフの材料としても人気があります。
ランプ
サーロインの下にある、腰から尻にかけて取れる大きな赤身です。モモ肉の中でも特にやわらかい部分を「ランプ」もしくは「ラムイチ」と呼びます。さらにランプの下側は「イチボ」と呼ばれ、やわらかくうま味が凝縮しています。赤身肉の中に適度な霜降りがあり、味わい深いローストビーフに仕上がります。
実は昨日の例会はクリスマス家族オークション例会でした
残念ながら今年も欠席でしたが
オークションの商品は女将に会場まで持って行ってもらい出品させてもらいました
はたして、誰がいくらで落札したのか皆さん楽しみましたか
クリスマスと言えば七面鳥ですが、ローストビーフもお勧めです
ローストビーフは、イギリスを代表する伝統料理です牛のかたまり肉をオーブンなどでローストし、食べる直前に薄く切り分けてから頂きます肉の断面が美しいロゼ色であることが、おいしいローストビーフの証です
古代ローマ軍によって生み出されたイギリス料理
ローストビーフの起源は古く、イギリスに駐留していた古代ローマ軍が、牛肉をかたまりのままたき火で焼いて食べたことが始まりだと伝えられています。
また、かつてイギリス貴族の間では、日曜日に牛1頭を丸ごとさばいてローストビーフを作る「サンデーロースト」という習慣がありました。しかし、牛1頭分のローストビーフをその日のうちに食べきることは難しいため、その後、数日間にわたりローストビーフを食べ続けることになります。そしてまた、日曜日が訪れるたびにローストビーフを作り、平日もローストビーフを食べ続けるという生活を続けていました。こうした習慣が原因となり、ローストビーフ以外のイギリス料理が発展しなかったのでは、とも言われています。
日本初のローストビーフは江戸時代に登場
イギリス発祥のローストビーフが初めて日本に登場したのは、1867年(慶応3年)のこと。15代将軍・徳川慶喜が、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの大使を招いた晩餐会にてふるまった料理の中に、ローストビーフがあったと記録されています。とは言え、日本人が肉を好んで食べるようになったのは明治以降のことで、この晩餐会において日本人がローストビーフを口にしたかどうかは不明です。
その後、明治40年に発行された「年中総菜料理」にてローストビーフの調理法が紹介されており、この頃には肉食が一般的なものであったことが分かります。
シンプルな料理だからこそレシピも様々
ローストビーフは、塩などで下味を付けたかたまり肉をオーブンで焼き上げるシンプルな料理ですが、事前にフライパンで焦げ目を付ける、調味液に浸すなど、店によって作り方に個性があります。付け合わせにはマッシュポテトやニンジンのグラッセが付くことが多く、薬味として、西洋わさびのホースラディッシュやクレソンが添えられます。
ローストビーフに適した部位
ローストビーフには、脂身の少ない、赤身の肉が適しています。モモ肉が定番ですが、その他に「ランプ」や「サーロイン」を使用することも多いようです。
サーロイン
背中の部位を「サーロイン」と言います。牛肉の最高級の部位とされており、赤身と脂身のバランスが絶妙です。ステーキ用として使用されることが多いものの、ローストビーフの材料としても人気があります。
ランプ
サーロインの下にある、腰から尻にかけて取れる大きな赤身です。モモ肉の中でも特にやわらかい部分を「ランプ」もしくは「ラムイチ」と呼びます。さらにランプの下側は「イチボ」と呼ばれ、やわらかくうま味が凝縮しています。赤身肉の中に適度な霜降りがあり、味わい深いローストビーフに仕上がります。