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2011年06月18日

高級食材のアカザ海老

グルメを唸らせる入手困難な最高級食材が沼津から入りました。
伊豆駿河湾産朝獲れ手長海老で正式名称はアカザエビ
魚市場のセリでは全国の高級レストランが買い占め地元にもほとんど流通のしない
超貴重な高級海老です。

高級食材のアカザ海老
 
沼津は西伊豆の玄関口と同時に駿河湾の魚の集積地で全国有数の水揚げを誇る沼津魚市場には連日各地から新鮮な魚介類が水揚げされます。

手長海老は伊豆駿河湾の深海200~400m程で期間限定トロール漁にて水揚げされます。非常に旨み・甘みが強く大変美味でフランス・イタリア・スペイン料理などで高級メインディッシュとして扱われる高級食材で現在ではイセエビなどと肩を並べるくらいの人気急上昇中の高級なエビです。

厳密に言うと手長海老とは淡水に生息する手の長い小さな海老で、アカザエビとはまったく別の海老なのですが、アカザエビを手長海老と呼ぶのが一般的です。
(アカザエビは体の色合いがアカザ科の植物の若い葉の色合いに似ているためです)

今回仕入れることができたものは鮮度もよくかたも大きいので生で刺身がお勧めです。勿論握りもよく、鮨飯と相性がぴったりで濃厚なエビの旨味があってその味は表現のしようがないと思います。
生で食べれるのは揚がって当日か24時間以内に限りで、後は半割にしてオイルまたは塩焼にしますがそれがまた非常に美味です。

フランスでの「ラングスチーヌ」、イタリアの「スカンピ」にあたり茹でてソースで食べたり、ブイヤベースに入れたりします。このワタ(コライユ)を生かした料理も優れています。  
(フレンチではグラチネ(上火で焼く)エチュベ(蒸し煮)ポシェ(茹でる)などと利用され、単に蒸し上げたものをマヨネーズやタルタルソースで食べたりコライユを使ったソースなどで凝った食べ方をしたりします。)半割にして塩コショウをしてこれをオリーブオイルで焼き上げたものは食べ始めると止まらない美味さです。
  
豪快にお刺身や握りで食べてもよし、その他姿焼き・パエリア等で食べても、とにかく非常に美味いエビですからこの機会を逃すことなくお召し上がり下さい。残った殻で作った味噌汁は良い出汁が出てコクがありこれまた最高です。 


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Posted by きくいち at 10:48│Comments(0)寿司ネタ

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