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2012年07月26日

ゴルゴンゾーラソース

昨日は平日にもかかわらずたくさんの方々にご来店頂き有難うございました。中でも私のブログを読んで、わざわざカシスを呑みに来てくれたお客様がいらして感謝しております。

さて、世界三大ブルーチーズといえば、ロックフォールやスチルトンと並んでゴルゴンゾーラがあります。青かびの入っている切り口の色合いが見た目にもとてもインパクトのあるチーズですが、見た目に反してまろやかでコクがあり青かびチーズの中では食べやすく、日本の中では特に人気の高いブルーチーズです。青かびの生えているゴルゴンゾーラを見たことが無い人でも、パスタやデザートなどゴルゴンゾーラを使った料理を食べたことがある人も多いのではないでしょうか。はじめてゴルゴンゾーラを見た時は、こんなに青カビが生えたゴルゴンゾーラをナゼ食べてみようと思ったのか不思議でした。でも青かびのおかげであの独特の風味や味が産まれるのですから青かびの力はあなどれませんね。

ゴルゴンゾーラソース 

ゴルゴンゾーラは、ロンバルディア州とピエモンテ州をまたがる地域で生産されているイタリアの代表的なチーズのひとつ。フランスのロックフォールイギリスのスティルトンと共に世界三大ブルーチーズに挙げられている。 

カードとアオカビを交互に重ねて作られたもので、内部には筋状のアオカビが走っていて、特徴的な刺激臭があります。ミラノ近郊のゴルゴンゾーラが名前の由来だそうですが、現在この地域では製造されていないようです。9世紀頃に、春から夏にかけて高地で放牧していた牛を秋に平野へ下ろす際、途中にあるこの村が休憩所となっていて、ここで疲れた牛から搾られた乳で作ったチーズが柔らかくておいしかったので、ストゥラッキーノ・ディ・ゴルゴンゾーラ と呼ばれるようになったのが始まりと言われています。今日では法律により生産地域が限定されているそうです。

このチーズは大きく二種類に別けられ、青カビが多く辛味の強いものはピッカンテ (イタリア語の「辛い」の意味)、クリーミーでほんのりとミルクの甘味の残っているものがドルチェ(「穏やか」の意味)と呼ばれています。ピッカンテはそのまま食べることもありますが、リゾットに入れたり、ゴルゴンゾーラソースを作ってパスタにかけるなど料理に使われることが多く、長い間ドルチェの人気が圧倒的でしたが、最近では古典的なピッカンテの人気も急増しているようです。

カードは、牛乳や山羊・水牛などの乳に、酸やキモシンなどの酵素を作用させてできる凝固物のことで、フレッシュチーズの一種でチーズの原料とするほか、そのまま食べることもあります。乳のタンパク質や乳脂肪分が多く含まれ、このカードを成型して熟成させたものがナチュラルチーズです。

ゴルゴンゾーラを使ってソースを作りました。ゴルゴンゾーラソースは色々な料理に合わせるだけで使うことができてとても便利です。

材料(4人前)
ゴルゴンゾーラチーズ 100g 、牛乳 50cc 、生クリーム 50cc、ブラックペッパー 少々(あらびき)

作り方
①ゴルゴンゾーラチーズを厚手の鍋に入れて牛乳とあわせ、弱火でゴルゴンゾーラと牛乳をすこしづづなじませるようにかき混ぜる。
②なじんだら生クリームを入れてブラックペッパーで味を整える。

ワンポイントアドバイス…絶対に焦がさないようにすることです。

ゴルゴンゾーラソース

今回の料理は、和牛をあられで揚げ、ゴルゴンソースで召しあがって頂きます。まろやかでコクのあるソースを味わってみてください。

  


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Posted by きくいち at 09:18│Comments(0)お酒のつまみ

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