2013年11月25日
今年はドウマンガニが豊漁です
今年は冬の始まりとなる頃を迎えても水温が高く、深みに移動して獲れなくなるはずの浜名湖のドウマン(胴満蟹)が、まだ獲れています。秋に熟れるドウマンは身をたっぷりと詰め、食べ頃となっています。
ドウマンは「幻の蟹」などと言われ、(正式名称はノコギリガザミ)日本では浜名湖(静岡)・土佐湾(高知)・南西諸島などの沿岸で獲れ、高知では「真がに」沖縄では「マングローブガニ」と呼ばれています。(特に浜名湖は、塩水と真水が混ざる汽水湖の為、泥臭さがなく上物とされています)
漁期は6~11月頃で、9~10月に身が詰まり、今の時期に獲れるドウマンガニはほぼ雌で、(子(味噌)が美味しくなる頃には雄はいなくなります)身がのる(甲羅に身がつまっていること)この時期を過ぎると深みに移動し漁期が終わります。
爪がとてもしっかりしていて、胴体も毛蟹などに比べると、しっかり弾力のある肉質で美味しく、味噌も美味しい(この時期の雌は卵がいっぱいで、濃厚で甘味があり、まるで黄身餡を食べているような美味しさです)
近年、上海カニが騒がれていますが、上海カニの味の特徴ある「味噌」の旨味を比較してみても、思わず「濃厚」と言う言葉が出ちゃうほど、上海カニに負けず劣らず美味しい味噌です。蟹のハサミの中の身の味も上海カニの淡白な味と異なり、味噌同様、旨味が強いのに驚かされます…。
「この濃厚な味に合うのはビールじゃなくて日本酒です」皆さんも冷酒とカニの絶妙な味のハーモニーを堪能してください

連日の豊漁で価格も手頃です。当店でも多くの皆さんにドウマンガニを楽しんでいただこうと、生簀にたくさんのカニを用意しています。
ドウマンは「幻の蟹」などと言われ、(正式名称はノコギリガザミ)日本では浜名湖(静岡)・土佐湾(高知)・南西諸島などの沿岸で獲れ、高知では「真がに」沖縄では「マングローブガニ」と呼ばれています。(特に浜名湖は、塩水と真水が混ざる汽水湖の為、泥臭さがなく上物とされています)
漁期は6~11月頃で、9~10月に身が詰まり、今の時期に獲れるドウマンガニはほぼ雌で、(子(味噌)が美味しくなる頃には雄はいなくなります)身がのる(甲羅に身がつまっていること)この時期を過ぎると深みに移動し漁期が終わります。
爪がとてもしっかりしていて、胴体も毛蟹などに比べると、しっかり弾力のある肉質で美味しく、味噌も美味しい(この時期の雌は卵がいっぱいで、濃厚で甘味があり、まるで黄身餡を食べているような美味しさです)
近年、上海カニが騒がれていますが、上海カニの味の特徴ある「味噌」の旨味を比較してみても、思わず「濃厚」と言う言葉が出ちゃうほど、上海カニに負けず劣らず美味しい味噌です。蟹のハサミの中の身の味も上海カニの淡白な味と異なり、味噌同様、旨味が強いのに驚かされます…。
「この濃厚な味に合うのはビールじゃなくて日本酒です」皆さんも冷酒とカニの絶妙な味のハーモニーを堪能してください

連日の豊漁で価格も手頃です。当店でも多くの皆さんにドウマンガニを楽しんでいただこうと、生簀にたくさんのカニを用意しています。
Posted by きくいち at 10:45│Comments(0)
│旬の魚