2018年10月20日
十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜
日本には昔から十五夜の日にお月見をする風習がありますが、十五夜以外にもお月見を楽しむ日があるのをご存知ですか![!? !?](//www.hamazo.tv/img/face/044.gif)
それは「十三夜」と呼ばれています。あまり聞きなれない言葉ですが十三夜ってどういった日なのでしょうか
今日はその意味や楽しみ方について調べてみました![パソコン パソコン](//www.hamazo.tv/img/face/057.gif)
中国から伝わり日本に根付いた十五夜とは違い、十三夜は日本発祥の風習らしいのです![びっくり びっくり](//www.hamazo.tv/img/face/202.gif)
![十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜 十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜](//img02.hamazo.tv/usr/k/i/k/kikuichi/%E5%8D%81%E4%B8%89%E5%A4%9Ck%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E6%8A%9C%E7%B2%8BNO1k.jpg)
由来…「躬恒集(みつねしゅう)」に醍醐天皇が919年に清涼殿で月見の宴を9月13日夜にしたと記載されてあり、その記録が「十三夜」が始まった最初だろうと言われています。陰暦で9月13日の夜のことを指し、この日には月見をする習慣があって「後(あと)の月」とも言われています。「十五夜」は中国から伝わってきた慣習ですが、「十三夜」は日本が発祥となっているのですね(十三夜は日本固有の行事であり、十五夜と同じ「収穫祭」の一つ)![ひみつ ひみつ](//www.hamazo.tv/img/face/006.gif)
余談ですが、この「十三夜」は、福岡県では「女名月(おんなめいげつ)」と呼ばれてこの日は女性が偉いそうです
また長野県では「小麦の月見」と呼ばれて、この日の天気が良ければ小麦が豊作だと言われているそうです
地方には様々な慣習があるのですね。
さてこの「十三夜」ですが、満月ではなく、大体8割ほどのお月様と言われています。夜はかなり冷えてきますが、曇りのない澄んだ夜空にとてもきれいなお月様が見られるようです。
・2018年の十三夜:10月21日(日)
・2019年の十三夜:10月11日(金)
・2020年の十三夜:10月29日(木)
十五夜がある9月頃の日本は、台風や秋雨前線が活発になる時期と重なり、曇りや雨でせっかくの月を見られないことも多いですね。しかし十三夜の10月頃は秋晴れの日が続くため、昔から「十三夜に曇りなし」と言われ、空気もより澄んでくることからきれいな月を見ることができます。
十五夜と十三夜は、両方することが習わしとされていて、どちらか一方だけのお月見は「片月見」といって縁起が悪いものとされています。もちろん現代ではあまり気にすることはありませんが、十五夜のお月見をしたのなら、せっかくなので秋の恵みに感謝しながら、十三夜のお月見も楽しめるといいですね![ニコニコ ニコニコ](//www.hamazo.tv/img/face/002.gif)
![十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜 十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜](//img02.hamazo.tv/usr/k/i/k/kikuichi/%E5%8D%81%E4%B8%89%E5%A4%9Ck%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E6%8A%9C%E7%B2%8BNO2k.jpg)
十五夜と十三夜では、用意するお供え物の違い…地域によって考え方の違いはありますが、用意するお団子の数や、野菜の種類に違いが出てきます。
月見団子を用意する数…十五夜・15個、十三夜・13個
季節に合った野菜を用意する…
・十五夜 → 里芋が収穫できる時期なので「芋名月」と呼ばれる
・十三夜 → 栗や豆が収穫できる時期なので「栗名月」「豆名月」と呼ばれる
これらの他に、秋の七草のひとつであるすすきやお酒(お神酒)などを用意して、お月見をするのが一般的です。農作物をお供えするのは、豊作祈願や豊作であったことを感謝するという意味合いがあります。
秋の七草…萩(はぎ)・薄(すすき)・桔梗(ききょう)・撫子(なでしこ)・葛(くず)・藤袴(ふじばかま)・女郎花(おみなえし)秋の七草は見て楽しむものであり、七草粥に使う食べられる「春の七草」とは違います。
十五夜も十三夜も、すすきや月見団子・秋の収穫物をお供えして月を愛でる行事であることには変わりありません。お供えする団子の数や野菜なども地域によって違うので、神経質にならなくても大丈夫です
十五夜は中国発祥の行事ですが、十三夜は平安時代の日本がはじめたとされています。
満月まであと少しだけ欠けた状態の月を美しいとするのは、日本ならではの感性かもしれませんね
十五夜は有名で、天気予報やニュースなどでもよく取り上げられますが、十三夜はあまりなじみがないかもしれません
日本発祥の行事である十三夜を、片月見にならないよう十五夜と同じように楽しみたいですね
家族そろって晴れの日が続く気持ちのよい10月の夜に、縁側やベランダ・窓辺などにお供え物を用意して、ゆっくりと美しい月を眺めながら月見団子を食べて、十三夜も堪能しましょう![ナイス ナイス](//www.hamazo.tv/img/face/177.gif)
![!? !?](http://www.hamazo.tv/img/face/044.gif)
それは「十三夜」と呼ばれています。あまり聞きなれない言葉ですが十三夜ってどういった日なのでしょうか
![はてな はてな](http://www.hamazo.tv/img/face/042.gif)
![パソコン パソコン](http://www.hamazo.tv/img/face/057.gif)
中国から伝わり日本に根付いた十五夜とは違い、十三夜は日本発祥の風習らしいのです
![びっくり びっくり](http://www.hamazo.tv/img/face/202.gif)
![十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜 十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜](http://img02.hamazo.tv/usr/k/i/k/kikuichi/%E5%8D%81%E4%B8%89%E5%A4%9Ck%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E6%8A%9C%E7%B2%8BNO1k.jpg)
由来…「躬恒集(みつねしゅう)」に醍醐天皇が919年に清涼殿で月見の宴を9月13日夜にしたと記載されてあり、その記録が「十三夜」が始まった最初だろうと言われています。陰暦で9月13日の夜のことを指し、この日には月見をする習慣があって「後(あと)の月」とも言われています。「十五夜」は中国から伝わってきた慣習ですが、「十三夜」は日本が発祥となっているのですね(十三夜は日本固有の行事であり、十五夜と同じ「収穫祭」の一つ)
![ひみつ ひみつ](http://www.hamazo.tv/img/face/006.gif)
余談ですが、この「十三夜」は、福岡県では「女名月(おんなめいげつ)」と呼ばれてこの日は女性が偉いそうです
![びっくり びっくり](http://www.hamazo.tv/img/face/008.gif)
![おすまし おすまし](http://www.hamazo.tv/img/face/001.gif)
さてこの「十三夜」ですが、満月ではなく、大体8割ほどのお月様と言われています。夜はかなり冷えてきますが、曇りのない澄んだ夜空にとてもきれいなお月様が見られるようです。
・2018年の十三夜:10月21日(日)
・2019年の十三夜:10月11日(金)
・2020年の十三夜:10月29日(木)
十五夜がある9月頃の日本は、台風や秋雨前線が活発になる時期と重なり、曇りや雨でせっかくの月を見られないことも多いですね。しかし十三夜の10月頃は秋晴れの日が続くため、昔から「十三夜に曇りなし」と言われ、空気もより澄んでくることからきれいな月を見ることができます。
十五夜と十三夜は、両方することが習わしとされていて、どちらか一方だけのお月見は「片月見」といって縁起が悪いものとされています。もちろん現代ではあまり気にすることはありませんが、十五夜のお月見をしたのなら、せっかくなので秋の恵みに感謝しながら、十三夜のお月見も楽しめるといいですね
![ニコニコ ニコニコ](http://www.hamazo.tv/img/face/002.gif)
![十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜 十五夜よりきれいなお月見の出来る十三夜](http://img02.hamazo.tv/usr/k/i/k/kikuichi/%E5%8D%81%E4%B8%89%E5%A4%9Ck%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E6%8A%9C%E7%B2%8BNO2k.jpg)
十五夜と十三夜では、用意するお供え物の違い…地域によって考え方の違いはありますが、用意するお団子の数や、野菜の種類に違いが出てきます。
月見団子を用意する数…十五夜・15個、十三夜・13個
季節に合った野菜を用意する…
・十五夜 → 里芋が収穫できる時期なので「芋名月」と呼ばれる
・十三夜 → 栗や豆が収穫できる時期なので「栗名月」「豆名月」と呼ばれる
これらの他に、秋の七草のひとつであるすすきやお酒(お神酒)などを用意して、お月見をするのが一般的です。農作物をお供えするのは、豊作祈願や豊作であったことを感謝するという意味合いがあります。
秋の七草…萩(はぎ)・薄(すすき)・桔梗(ききょう)・撫子(なでしこ)・葛(くず)・藤袴(ふじばかま)・女郎花(おみなえし)秋の七草は見て楽しむものであり、七草粥に使う食べられる「春の七草」とは違います。
十五夜も十三夜も、すすきや月見団子・秋の収穫物をお供えして月を愛でる行事であることには変わりありません。お供えする団子の数や野菜なども地域によって違うので、神経質にならなくても大丈夫です
![OK OK](http://www.hamazo.tv/img/face/081.gif)
満月まであと少しだけ欠けた状態の月を美しいとするのは、日本ならではの感性かもしれませんね
![にんまり にんまり](http://www.hamazo.tv/img/face/196.gif)
![わーん わーん](http://www.hamazo.tv/img/face/201.gif)
![フフフ フフフ](http://www.hamazo.tv/img/face/197.gif)
![ナイス ナイス](http://www.hamazo.tv/img/face/177.gif)
Posted by きくいち at 08:49│Comments(0)
│雑学