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2019年09月16日

さるかに合戦(昔話の改変)

読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋…といよいよ秋本番ですねもみじ
本当なら今頃はゴルフ場車以前から痛めていた足が悪化、歩行が厳しくリタイアですえーん下降
天気も良いし太陽楽しみにしていたのに残念ですわーん
そこで今日は「秋」にちなんで、柿がキーワードの「民話・さるかに合戦」にしてみようと思います本

さるかに合戦(昔話の改変)

カニは、ずる賢いサルに「種を植えれば成長して柿が沢山なってずっと得する」と騙され、自分の持っているおにぎりと柿の種を交換しました。しかし、一生懸命に育てた沢山の柿の実はサルに食べられてしまうのです。そして、カニは青く硬い柿の実を投げつけられ、そのショックで子供を産むと死んでしまいました。そのカニの子供達が親の仇を討つ為に、栗や蜂や臼などの仲間と協力してサルを懲らしめるのです。

さるかに合戦(昔話の改変)

この様なあらすじのお話なのですが、実は、少し残酷な部分もある話なのですえーん
カニの子供達がサルを懲らしめた方法…囲炉裏で身体を暖めようとするサルに栗が体当たりをして火傷をおわせ、急いで水で冷やそうとするのを蜂が刺し、驚いて家から逃げようとしたら牛糞に滑り、そこに屋根から臼が落ちてきて猿は潰れて死んでしまう… こうしてカニの子供達は親ガニの仇討ちを成し遂げるのです。
しかしながら、懲らしめた事が結果として、親ガニと同じ「死」ということになってしまいます。これでは残酷で子供の教育上問題があるという意見があり、今では、親ガニもサルも怪我をする程度で、反省して平和に暮らすという内容に変わったのだそうです。
でも、その時の仕打ちの名残から、サル顔やお尻は真赤なままだそうですよ。

さるかに合戦(昔話の改変)

「さるかに合戦」じゃなくて「さるかにばなし」はてな昔話の改変がひどいびっくり子供のころに目にした昔話の内容が変わっていっていますびっくり

■お遊戯会で桃太郎や浦島太郎などの主役が何人もいる…昔話が台無しだ!と思ったら、その昔話自体が改変されていっているようですびっくり
「さるかに合戦」→「さるかにばなし」なぜタイトルが変わっているのでしょうかはてな

■合戦は戦争をイメージする
教育に良くないという事でしょうかはてな大げさな気もしますが…やべー

■そもそもさるかに合戦ってどんな話はてな
蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿がそこらで拾った柿の種と交換しようと話しかけてきました。蟹は最初は嫌がりましたが、「種を植えれば成長して柿がたくさんなってずっと得するよ」と猿が言ったので交換することに。

蟹はさっそく家に帰って、柿の種を植えると、いっきに成長して柿が沢山実りました。そこへ猿がやって来て柿が取れない蟹の代わりに自分が取ってあげようと木に上りはじめます。ずる賢い猿は自分が食べるだけで蟹には全然柿をあげません。蟹が早くちょうだいと言うと猿は青くて硬い柿の実を蟹に投げつけました。蟹は死んでしまいます下降

その蟹の子供達は敵を討とうと、栗と臼と蜂と牛糞と一緒に猿をこらしめる計画を立てました。猿の家に栗と臼と蜂と牛糞に呼び寄せ、栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛糞は土間に隠れ、臼は屋根に隠れました。そして猿が家に戻って来て囲炉裏で身体を暖めようとすると栗が体当たりをして猿は火傷をおいました。急いで水で冷やそうとしたら蜂に刺され、驚いて家から逃げようとしたら牛糞に滑り、屋根から臼が落ちてきて猿は潰れ見事子供の蟹達は親の敵を討つことができました。

さるかに合戦(昔話の改変)

さるかに合戦、お馴染みの話ですね本

■さるかにばなしではどう変わったはてな
・そもそも親の蟹が死なない(怪我をする程度)
・猿も死なない
・猿は反省して謝り、みんなと仲良く平和に暮らす
「敵討ちは教育上問題がある」という理由のようです。本来の内容を改変して教えるのも問題ではないかと思うのですが…ガーン

■他の昔話ではどうなっているはてな
「三匹の子豚」では最後に狼が食べられる→狼が山へ逃げ帰る
「かちかち山」では最後に狸が溺れ死ぬ→狸が謝って仲直り

とりあえず仲良くなるようですニコニコ
■昔話の内容がどんどん穏やかに
いずれは「桃太郎」が鬼と話し合ったり、「浦島太郎」では誰も亀をいじめなくなったりするんでしょうかしょんぼり!?


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Posted by きくいち at 08:26│Comments(0)雑学

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