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2023年11月08日

世界一美しい野菜と言われる「ロマネスコ」

近頃スーパーなどでも見かけるようになった野菜のひとつ、ロマネスコ。サンゴのような特徴的な形で、世界一美しい野菜といわれています。見た目は独特ですがくせのない味わいで、いろいろな料理に使うことができますよ。盛りつけると映えるので、おもてなしやパーティのメニューにもぴったりですOKまるとく

世界一美しい野菜と言われる「ロマネスコ」

イタリアの伝統野菜である「ロマネスコ」。「うずまき」「さんごしょう」「カリッコリー」などの別名をもつ、カリフラワーの一種です。カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせた品種という説や、ロマネスコのほうがカリフラワーとブロッコリーの起源という説があり、事実は定かではありません!?

日本では生産量が少なく、馴染みのない野菜ですが、ヨーロッパでは一般的な冬の野菜なんですよ。ロマネスコの旬は11〜3月。ブロッコリーやカリフラワーとほぼ同じ時期に店頭に並びます。おもな産地は北海道や茨城県、宮城県などです人差し指

ロマネスコの特徴は、なんと言っても形。花蕾(からい)の集合体なのは、カリフラワーと同じですが、ひとつひとつがピラミッド型でフラクタル構造になっています。全体的に見ても花蕾ひとつを見ても同じ構造で、まるでオブジェのようですよ。

世界一美しい野菜と言われる「ロマネスコ」

ロマネスコは、花蕾がぎっしり詰まっていて盛り上がり、持ったときにしっかりとした重みがあるものを選ぶのがおすすめ。花蕾はきれいな黄緑色で、葉は青々として張りがあるものがいいでしょう。カットしたものは、断面が白いものが新鮮ですよまるっ

世界一美しい野菜と言われる「ロマネスコ」

食感や味ナイフ&フォーク
ロマネスコは、ブロッコリーとカリフラワーと同じようにして食べられる野菜です。クセのない味わいで、加熱するときれいな翡翠色になり、甘味と旨味が感じられますよ。食感はカリフラワーのようにホクホク。ロマネスコには突起がある分、カリフラワーよりもゴツゴツとした口当たりが特徴です。
味わいや香りはブロッコリーに似ていて、ロマネスコのほうが甘味や旨味が強く感じられます。一般的に加熱して食べますが、新鮮なものなら生でもOK。小房に切り分けてサラダやピクルスにしてもおいしいです。少し硬めにゆでると、コリコリとしたロマネスコのおいしさを楽しめます。

世界一美しい野菜と言われる「ロマネスコ」

ブロッコリーやカリフラワーとの違いVS
アブラナ科アブラナ属に属し、ロマネスコやブロッコリーは緑黄色野菜、カリフラワーは淡色野菜に分類されます。ロマネスコのフラクタル構造は、カリフラワーにも見られる形で、花蕾がひとつの塊となっています。一方でブロッコリーは、伸びた茎の先に花蕾が密集しているため、ロマネスコとは形状が異なりますおすまし

世界一美しい野菜と言われる「ロマネスコ」

ロマネスコは、ブロッコリーやカリフラワーと同じように、ゆでたり炒めたり揚げたりとさまざまな調理法で食べられます。新鮮なら生でも食べられ、サラダやマリネにしてもおいしいですよニコニコ上昇


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Posted by きくいち at 08:39│Comments(0)季節の野菜と果実

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