› きくいち日記 › 寿司ネタ › 旬の魚 › 鰯を食べるなら9月がGood!

2017年09月02日

鰯を食べるなら9月がGood!

イワシは、漢字で書けば「鰯」と書くように、一匹だけでは弱く、群れで行動する習性があります。水族館でイワシを見たことのあるかたは、まるで水中の竜巻のように見えて驚いたかと思いますびっくり

イワシは成魚になっても、最大30センチにしか成長しない魚ですが、小さいながらも、昔から日本人にとっては、愛されてきた魚であることに違いありませんハート

鰯を食べるなら9月がGood!

イワシは、他の大きな魚の餌になることも多いのですが、自身は食事として、海中の微生物プランクトンを食べます。イワシが群れて行動する理由は、イワシを捕食する大型魚にたいして、自分達をカタマリとして大きく見せるためであり、これによって、大型魚を威嚇することができるのです。まさしくチームプレイが巧い魚類であり、イワシの遊泳能力は、とっても優れていると言えます上昇

イワシの栄養分とし代表的なものは、不飽和脂肪酸DHAやEPAがあります。私も幼い頃、イワシの塩焼きを丸かじりして食べた記憶がありますが、何回も何回も噛まないと、イワシの骨を噛み切れず、飲み込むのが大変だった思い出があります。

このように、何度も噛んで味わって食べることを、咀嚼(そしゃく)と言い、脳の働きをアップさせたり、ボケ防止になったりと、しっかり感で味わうことで、沢山のメリットを得られますお得

鰯を食べるなら9月がGood!

イワシはマイワシとも呼ばれ体長が10センチ以下のイワシを小羽とも言います。

イワシの旬は夏!8月~10月頃が脂の乗りがいいのです。日本で捕れるイワシは、「マイワシ」と「ウルメイワシ」、「カタクチイワシ」などが有名ですね。このマイワシとウルメイワシは、魚類の分類では、ニシン科に分類されます。カタクチイワシは、カタクチイワシ科に分類されます。近年では、昔はたくさん捕れたマイワシの水揚げ量が減り、高級魚とされるようになりました。

イワシに慣れ親しんだ年代の方々は、最近の魚売り場や、料理屋でのイワシの値段をみて、ビックリされることも多いようですびっくり

ここで少し、イワシの漢字である「鰯」について掘り下げたお話をしたいと思います。
なぜイワシは、弱い魚と印象付けられ、漢字にまで、「弱」の字をあてられたのでしょうかはてなその理由としましては、イワシを捕獲して陸に上げた時に、イワシの肉が凄く早い時間でダメになってしまい、陸揚げされたイワシは、独特の匂いを放つようになるからとも言われています。

「陸に上げれば青菜に塩の如く弱り果て腐りやすい」と言うところから、ヨワシとも言われた俗説もあります。そんな弱い魚として認識されたイワシは、裕福な家庭の方々や、食べることに不自由しない方々から、「イワシは自分たちが食べるには相応しくない」と卑しい食物となってしまったのですしょんぼり

しかし近年では、健康に関する栄養素の研究も進み、イワシに含まれる素晴らしい栄養素が表沙汰となったこともあり、「健康によい魚」であると再認識されるようになりましたアップ

イワシの稚魚である「しらす」を天日干しにした「ちりめんじゃこ」は骨が強くなる効果があるとして、おとなから子供まで、ファンの多い食材となっています力こぶ


同じカテゴリー(寿司ネタ)の記事
今日は海苔の日!!
今日は海苔の日!!(2022-02-06 08:22)


Posted by きくいち at 09:46│Comments(0)寿司ネタ旬の魚

コメント

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
鰯を食べるなら9月がGood!
    コメント(0)