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2012年06月30日

果物の宝石、山形のサクランボ

山形が故郷のお客さんからサクランボを頂きました。山形の名物と言えば直ぐにサクランボが上がりますが、一体山形ではどれだけサクランボを全国に出荷しているかでしょうか?

山形名物となっているサクランボ(cherry)は、明治初期に外国(アメリカ、ヨーロッパ)から、さくらんぼの苗木が日本に配布されました。それで山形県ではサクランボが育ちやすかった風土なのか実り良く今では山形の土地の6割が栽培面積で、山形のサクランボは全国で7割以上のシェアを占め、日本一の全国生産量となっているのだそうです。(その内東根市は全国の2割を生産している)
サクランボをチェリーと呼ぶ人がいますが山形では加工された物をチェリーと呼び普通のはサクランボと呼んでいろのだそうです。
 
一見パッとみて分かりづらいのですが、サクランボにもいくつか種類があり、佐藤錦、紅さやか、高砂、高陽錦、ナポレオン、紅秀峰と豊富にあります。糖度や酸味、果肉の食感が若干違いジャムや加工品向けなど用途も違います。スーパーで売られている物や、山形で主力として作られているのが佐藤錦で甘味と酸味のバランスに優れているサクランボなので、どのさくらんぼ園でも大抵作られています。

果物の宝石、山形のサクランボ

サクランボは果物の宝石とも呼ばれています。佐藤錦(6月)をはじめ、7月の「紅秀峰」「南陽」など新品種も収穫され、ぜひ一度お食べ頂きたい甘~いサクランボです。 
 
6、7月頃になると山形ではサクランボ狩りに、県外から観光者として訪れる人が多く、サクランボ狩りの良い所は、スーパーで買うようなパック詰めにされているような物ではなく自然の木で実になっている物を、もいで食べるから新鮮で美味しい点にあります。

甘くて美味しくて味の良い、サクランボは、割れているサクランボが上品な味をかもし出しています。実が熟しているので、割れている故に虫や鳥などに、好んで食べられるのです。動物にはどれが美味しいのか見分ける能力があるようですね。

サクランボのおいしい食べ方
よくスイカを食べるときに塩をかけて食べますが、塩を振り掛けることで、口の甘みを感じる感度が増えたような錯覚をおこします。サクランボもこれに近く、塩水をボールなどに用意しサクランボを付けて半日ほど塩水に付けておけば、美味しく食べれます。また塩水は塩分により、痛んで腐りやすいサクランボから守り、長く味の品質を落とさずに保つ効果があり、漬物や梅干なども塩漬けしますが、あれも塩分により腐りにくくしているのです。

サクランボはよく冷やすと酸味がおさえられ、甘味が引き立ちます。冷蔵庫で冷やしたサクランボを氷水がはいった器にいれてデザートやおやつとして食べるのもよいでしょう。
いずれも美味しいと地元で評判の農家が育てた最高級サクランボ。
ジュワッとあふれる甘酸っぱい果汁が口の中に幸せを広げてくれます。


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Posted by きくいち at 10:06│Comments(0)季節の野菜と果実

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