2018年01月05日
ブリは出世魚であり祝儀魚!
多くの魚や貝が産卵期を迎える1月
海の海水温度も下がり、魚達の体には、たっぷり美味しい脂肪が蓄えられています。寿司ネタも、うまいものが盛り沢山

1月に食べると美味しい寿司ネタで一番なのがブリ
ブリの寿司は寒ブリが一番うまい
ブリは出世魚であり祝儀魚

ブリといえば、日本でもたくさん食べられている身近な魚ですよね。刺身はもちろん、お寿司のネタとしても、とっても美味しいです
生の刺し身や寿司ばかりでなく、ブリの照り焼きなんかも美味しいですよね

ここでちょっと、ブリについてのウンチクを
ブリの名前の由来は以前紹介したとは思いますが
ブリという魚の特徴に、脂肪分が多いということがあります。この脂肪の多さが美味しいと評判で、脂肪の「脂(あぶら)」が由来となっている説があります。「あぶら」が「ぶら」になって、それがなまって「ぶり」と呼ばれるようになりました。他にも、身が「ぶりぶり」しているからという説もあります。ブリはやっぱり、しっかりと身がつまっている方が美味しいですからね

(ハマチの握り)
ブリが一番美味しいとされているのは、寒ブリと呼ばれる12~2月の間で、冬の寒い時期です
残念がら、夏の暑い時期は、味も落ちてしまいます
冬の卵を産むまえぐらいの時期が、1番美味しいのです
また、ブリの天然ものは、身の色が濃いのが特徴です。
お寿司を食べるときに、身の桜色がしっかりとしているか確認してみるといいですよ
天然ものか、養殖ものかがわかります
ちなみに、ブリは「祝儀魚」です。お祝い事があるときは鯛を食べるというイメージがよくあるのですが、ブリも同じく「祝儀魚」なんですよ
ブリが祝儀魚と呼ばれる理由については、ブリの出世の秘密を、知らなければなりません。ということで、ブリの出世のウンチクをご紹介します
ブリは、出世魚と言われる成長にしたがって名前が変わっていく魚になります。しかも地域によって呼び方が違うという、珍しいタイプの魚なんです
その数なんと100近くもあります。主なところで言えば、関東は「モジャコ → ワカシ・ワカナゴ → イナダ → ワラサ → ブリ」関西は「ヤズ・ワカナ・ツバス → ハマチ → メジロ(イナダ) → ブリ」細かくいえば、もっとたくさんあるわけです。
よく聞く名前では「ハマチ」ですね。養殖のブリは全て「ハマチ」と呼ぶこともあるのです。ちなみに、ブリ(ハマチ)は養殖がとても盛んです。今では養殖なのに、天然ものを上回る味を実現させることができています

「ハマチ」というのは、関東でいう「イナダ」のことです。ですが関西では「ハマチ」の養殖がとても盛んで「イナダ」よりもずっと脂がのっています。関東では養殖の「ブリ」を「ハマチ」と読んでいます。やっぱり、ややこしいですね
ハマチは、年中いつの時期でも美味しい魚ですが「寒ブリ」と言われるだけに、冬の時期に食べたいですね
ハマチはカンパチという魚にとても似ています。見た目も味もそっくりなのですが、こちらは、まったく関係のない別種類の魚です。
カンパチもハマチと同じブリ科になりますが、ハマチよりも若干あっさりしているのが特徴になります。ですから、お寿司など刺身用の魚として食べられることが多いですね。
見た目としては、ハマチは、全体的に青っぽくカンパチは黄色っぽいのが見分け方になります。また、カンパチは真上から見ると、頭に八の字のくぼみがあります。それが「間八)」の語源になっているのです。

このように、ブリは出世する魚です
他の魚ではスズキもそうですが、数々の難関を乗り越えて大きくなり、ブリと呼ばれる最終目的地にたどり着くのは、敵の多い魚達にとっては、とっても大変なことなんです。最後まで生き残り、しっかりと出世した魚ということで、ブリはおめでたい
という意味を込めて「祝儀魚」と呼ばれているのです



1月に食べると美味しい寿司ネタで一番なのがブリ

ブリの寿司は寒ブリが一番うまい



ブリといえば、日本でもたくさん食べられている身近な魚ですよね。刺身はもちろん、お寿司のネタとしても、とっても美味しいです

生の刺し身や寿司ばかりでなく、ブリの照り焼きなんかも美味しいですよね


ここでちょっと、ブリについてのウンチクを

ブリの名前の由来は以前紹介したとは思いますが

ブリという魚の特徴に、脂肪分が多いということがあります。この脂肪の多さが美味しいと評判で、脂肪の「脂(あぶら)」が由来となっている説があります。「あぶら」が「ぶら」になって、それがなまって「ぶり」と呼ばれるようになりました。他にも、身が「ぶりぶり」しているからという説もあります。ブリはやっぱり、しっかりと身がつまっている方が美味しいですからね


(ハマチの握り)
ブリが一番美味しいとされているのは、寒ブリと呼ばれる12~2月の間で、冬の寒い時期です



お寿司を食べるときに、身の桜色がしっかりとしているか確認してみるといいですよ


ちなみに、ブリは「祝儀魚」です。お祝い事があるときは鯛を食べるというイメージがよくあるのですが、ブリも同じく「祝儀魚」なんですよ

ブリが祝儀魚と呼ばれる理由については、ブリの出世の秘密を、知らなければなりません。ということで、ブリの出世のウンチクをご紹介します

ブリは、出世魚と言われる成長にしたがって名前が変わっていく魚になります。しかも地域によって呼び方が違うという、珍しいタイプの魚なんです

よく聞く名前では「ハマチ」ですね。養殖のブリは全て「ハマチ」と呼ぶこともあるのです。ちなみに、ブリ(ハマチ)は養殖がとても盛んです。今では養殖なのに、天然ものを上回る味を実現させることができています


「ハマチ」というのは、関東でいう「イナダ」のことです。ですが関西では「ハマチ」の養殖がとても盛んで「イナダ」よりもずっと脂がのっています。関東では養殖の「ブリ」を「ハマチ」と読んでいます。やっぱり、ややこしいですね

ハマチは、年中いつの時期でも美味しい魚ですが「寒ブリ」と言われるだけに、冬の時期に食べたいですね

ハマチはカンパチという魚にとても似ています。見た目も味もそっくりなのですが、こちらは、まったく関係のない別種類の魚です。
カンパチもハマチと同じブリ科になりますが、ハマチよりも若干あっさりしているのが特徴になります。ですから、お寿司など刺身用の魚として食べられることが多いですね。
見た目としては、ハマチは、全体的に青っぽくカンパチは黄色っぽいのが見分け方になります。また、カンパチは真上から見ると、頭に八の字のくぼみがあります。それが「間八)」の語源になっているのです。

このように、ブリは出世する魚です


