2021年07月12日
キノコのお姫様♡衣笠茸の魅力とおいしいレシピ
皆さんは「衣笠茸」をご存知でしょうか
見た目がとっても変わっているキノコのことで、中国では昔から宮廷料理に使われてきた珍味の食材です。成長した衣笠茸は、約15cmから25cmの大きさになります成長が止まった後、頭部のかさから本体を覆うようにしてレース状の菌網が発達するとても変わった品種のキノコ
今回はそんな衣笠茸についてレシピと一緒にご紹介します
衣笠茸の値段は
衣笠茸は中国、日本などアジア地方や北米 オーストラリアで採れるキノコです。日本ではまだ栽培方法が定着されていない為、絶滅危惧種とされています
商業栽培をしている中国から主に輸入されますが、生の白い色をした衣笠茸とそれを乾燥、加工させたものとでは値段が違います乾燥させ黄色にした衣笠茸は比較的安価で入手でき、100g 一袋で約3500円ほどです白い生の衣笠茸は中国でも入手することが難しいため日本では個人では購入できません
衣笠茸の旬の時期は
衣笠茸は梅雨の時期月頃から発生し始めますが、中国では乾燥させて食べる習慣があるため、収穫され乾させた後が旬の時期になります。日本での旬の時期は初夏の7月から8月にかけてです
名前の由来
衣笠茸の名前はそのきのこの見た目から名付けられました。
衣笠茸の本体はスッポンの頭のような形をしており、食用となるのはその本体を覆う菌網で、それがまるで純白のスカートを履いたように見えることから衣笠茸と名付けられています。純白で優雅な見た目から衣笠茸は「きのこの女王」と呼ばれることもあります菌網は本体の成長後3、4時間程度で完成してしまいます。
衣笠茸はタンパク質が豊富!
普段見かけるキノコのように、衣笠茸はなカルシウムやナトリウムなどが豊富ですが他と違う点はタンパク質が豊富なところです。
100gの衣笠茸の中には約30gものタンパク質入っており栄養価とて高いキノコなんです
衣笠茸を自宅で食べる際は乾燥させたものを食べるのが一般的です。中国の薬膳料理ではスープ具として使ったり蒸し料理としても使ったりします
今日は一般的な、衣笠茸のレシピをご紹介します
衣笠茸の中華あんかけスープ
<材料4人分>
衣笠茸4本、帆立貝8個、エビ8匹、生姜少々、ネギ:お好みの量、塩、砂糖、胡椒少々
お好みの具(青梗菜・タアサイ・たけのこなど)
オイスターソース、日本酒、水溶き片栗粉、卵の白身2個分
まず、衣笠茸を数時間水で戻してさらします。柔らかくなりスポンジのような見た目になったら取り出します。その間、別に貝柱も戻しておきます。
戻した衣笠茸の傘の部分(グレバという黒い粘液がついていた部分)は食用ではないためはずして捨てます。網状のマントの部分を食べるので残しておきます。この時、柄の傘と反対側の端の部分も食感が悪いので切り取りましょう。
衣笠茸を一度湯がきます。壊れやすいので丁寧に扱ってください。火を止めて、しばらくさらしておきます。
ホタテ貝と背わたを取ったエビ、ほぐした貝柱、ショウガのみじん切り、ネギのみじん切り、オイスターソース少々、塩少々、砂糖少々、胡椒をし味を整えてお好みの具材、タケノコ、チンゲンサイまたはタアサイなどを炒め合わせて、火が通ったら皿に盛ります。
鍋に貝柱の戻し汁と水、日本酒、塩、そっと水気を絞って3等分ぐらいに切った衣笠茸を入れて軽く煮ます。
水溶き片栗粉でとろみをつけて、片栗粉にちゃんと火が通ったら卵の白身を加えます。
大きく混ぜて白身に火が通りきらないうちに皿の具材の上に回しかけてできあがり。
衣笠茸をふんだんに味わえる中華あんかけレシピです具材はお好みのものを入れて構わないので、いろいろなレパートリーができそうですよね
衣笠茸をメインに栄養がしっかり取れる薬膳料理ですいかがでしたかもともと高級食材として扱われている衣笠茸その独特の食感と見た目からトライしてきたくなりますねお祝い事があるときにはぜ衣笠茸料理でおもてなししてみましょう
見た目がとっても変わっているキノコのことで、中国では昔から宮廷料理に使われてきた珍味の食材です。成長した衣笠茸は、約15cmから25cmの大きさになります成長が止まった後、頭部のかさから本体を覆うようにしてレース状の菌網が発達するとても変わった品種のキノコ
今回はそんな衣笠茸についてレシピと一緒にご紹介します
衣笠茸の値段は
衣笠茸は中国、日本などアジア地方や北米 オーストラリアで採れるキノコです。日本ではまだ栽培方法が定着されていない為、絶滅危惧種とされています
商業栽培をしている中国から主に輸入されますが、生の白い色をした衣笠茸とそれを乾燥、加工させたものとでは値段が違います乾燥させ黄色にした衣笠茸は比較的安価で入手でき、100g 一袋で約3500円ほどです白い生の衣笠茸は中国でも入手することが難しいため日本では個人では購入できません
衣笠茸の旬の時期は
衣笠茸は梅雨の時期月頃から発生し始めますが、中国では乾燥させて食べる習慣があるため、収穫され乾させた後が旬の時期になります。日本での旬の時期は初夏の7月から8月にかけてです
名前の由来
衣笠茸の名前はそのきのこの見た目から名付けられました。
衣笠茸の本体はスッポンの頭のような形をしており、食用となるのはその本体を覆う菌網で、それがまるで純白のスカートを履いたように見えることから衣笠茸と名付けられています。純白で優雅な見た目から衣笠茸は「きのこの女王」と呼ばれることもあります菌網は本体の成長後3、4時間程度で完成してしまいます。
衣笠茸はタンパク質が豊富!
普段見かけるキノコのように、衣笠茸はなカルシウムやナトリウムなどが豊富ですが他と違う点はタンパク質が豊富なところです。
100gの衣笠茸の中には約30gものタンパク質入っており栄養価とて高いキノコなんです
衣笠茸を自宅で食べる際は乾燥させたものを食べるのが一般的です。中国の薬膳料理ではスープ具として使ったり蒸し料理としても使ったりします
今日は一般的な、衣笠茸のレシピをご紹介します
衣笠茸の中華あんかけスープ
<材料4人分>
衣笠茸4本、帆立貝8個、エビ8匹、生姜少々、ネギ:お好みの量、塩、砂糖、胡椒少々
お好みの具(青梗菜・タアサイ・たけのこなど)
オイスターソース、日本酒、水溶き片栗粉、卵の白身2個分
まず、衣笠茸を数時間水で戻してさらします。柔らかくなりスポンジのような見た目になったら取り出します。その間、別に貝柱も戻しておきます。
戻した衣笠茸の傘の部分(グレバという黒い粘液がついていた部分)は食用ではないためはずして捨てます。網状のマントの部分を食べるので残しておきます。この時、柄の傘と反対側の端の部分も食感が悪いので切り取りましょう。
衣笠茸を一度湯がきます。壊れやすいので丁寧に扱ってください。火を止めて、しばらくさらしておきます。
ホタテ貝と背わたを取ったエビ、ほぐした貝柱、ショウガのみじん切り、ネギのみじん切り、オイスターソース少々、塩少々、砂糖少々、胡椒をし味を整えてお好みの具材、タケノコ、チンゲンサイまたはタアサイなどを炒め合わせて、火が通ったら皿に盛ります。
鍋に貝柱の戻し汁と水、日本酒、塩、そっと水気を絞って3等分ぐらいに切った衣笠茸を入れて軽く煮ます。
水溶き片栗粉でとろみをつけて、片栗粉にちゃんと火が通ったら卵の白身を加えます。
大きく混ぜて白身に火が通りきらないうちに皿の具材の上に回しかけてできあがり。
衣笠茸をふんだんに味わえる中華あんかけレシピです具材はお好みのものを入れて構わないので、いろいろなレパートリーができそうですよね
衣笠茸をメインに栄養がしっかり取れる薬膳料理ですいかがでしたかもともと高級食材として扱われている衣笠茸その独特の食感と見た目からトライしてきたくなりますねお祝い事があるときにはぜ衣笠茸料理でおもてなししてみましょう
Posted by きくいち at 09:35│Comments(0)
│季節の野菜と果実