› きくいち日記 › 2010年10月

  

2010年10月30日

ホームページを更新しました

菊一本店のホームページを更新しました

 



 

各店舗の詳しい情報を載せてありますので是非ご覧下さい。
 
 




今後ともよろしくお願いします。   

Posted by きくいち at 13:09Comments(0)菊一本店

2010年10月29日

松輪の金目鯛

金目鯛は色々な食べ方ができる、おいしい魚です。

水深200m~800mに棲む深海魚で世界中の暖海域にいますが、
日本では茨城県以南の太平洋側に分布しています。
昼は水深300mより深いところにいますが、夜になると200mぐらいまであがってくるそうです。
大きな目は深海での視力を確保するためで10年以上と長生きで体長50cmにも達します。

主な産地は相模湾、駿河湾、及び伊豆七島が名産として知られますが、
房総半島の勝浦沖のものも 通年脂がのっていておいしいと評判です。  

漁獲量は静岡県が全体の40数%をしめ次は高知県、3位は千葉県で消費の方は
なぜかほとんどが関東地方で、他の地域ではあまり食べられないようです。 

姿形と色の美しさもあって、関東では縁起物扱いにもされています。
旬は12月から2月で年末年始は値が上がるので2月に入ってから買うのが良いでしょう…おすまし
 
そん中で三浦半島の突端に位置する松輪地区は、漁場にも近く
一本づつ大切に釣り上げられ近海の限られた金目鯛は、水揚げ量的にも非常に少なく、
松輪の地金目鯛」として珍重され、築地等の消費地市場でも高い評価を受けています。 



当店でも物が入れば「松輪の金目」を好んで仕入れます。

脂の乗りが良く、一本釣りで丁寧に扱われていて身割れもなく
他の産地の物とは一味違います。

調理方法は、刺身(皮霜造り…皮目を炙ったり湯引きしたりする)は勿論
煮付け、鍋物(特にしゃぶしゃぶ)などは美味です。
火を通しすぎないようにして、とろっとした食感を楽しみましょう…。

他にも、塩焼き、カマ焼き、酒蒸し、粕漬け、干物でもおいしく頂けます人差し指  
 

  

Posted by きくいち at 09:03Comments(0)旬の魚

2010年10月28日

オークション例会*

昨夜、ロータリークラブのオークション例会*が、2Fで、開かれました(^^ゞ

今回は、28名の方が、いらっしゃってくださいました。
私がお手伝いさせていただくのが、2回目で、1回目は、何がナンだか解らず、
お名前と顔が一致しませんでした(>_<)

皆さん、今の世の中の先端を担っている、経営者ばかり!!
でも、お一人ずつ、いろんな品物をお持ちになって、商品の説明をしてから、
1000円からの落札でスタートし、盛り上がっていきました♪

カワリモノでは、取れたて蓮根3本、さっき買ってきたパイナップル、漆塗りの冷酒ヒトクチ盃、
駐車チケットの割引券などなど…
うちの大将も特別参加して生きたスッポンを出品しました。
後日の、スッポンフルコース料理サービス付きで…。

ひと味ちがった宴会を、開いて下さり、また、そのお手伝いが出来たこと、光栄に思っています。

ありがとうございます★★★

〈新米女将〉

アッ、あまりの興奮と 楽しさで、写真撮るの、忘れちゃいました!
私の文章で、なんとなく、想像できますかぁ〜???
  

Posted by きくいち at 13:17Comments(0)新米女将

2010年10月28日

きしめんの日

昨日から、急に冷え込み一気に冬到来と言った感じで、暖かいものが恋しくなります。
以前にもご紹介しましたが、一昨日の10月26日はきしめんの日でした。
26日を「ニュロ、ニュロ」にたとえて名古屋で名物のきしめんをアピールしたようです。

私もきしめんは好物で名古屋駅に立ち寄ったときに立ち食いきしめんは必ず食べますし
土産でよく買ってきたりします。

愛知県は生麺の生産量が、香川、埼玉についで全国で3番目に多く
しかも、現在の愛知県刈谷市(旧・三河国芋川)で作られたものが、
きしめんの先祖と言われていて、同地で作られていた平らなうどんは
いもかわうどん」と呼ばれ江戸時代初期から同地の名物として知られ
江戸では「ひもかわうどん」と呼ばれ人気が有ったようです。

     

きしめんの語源は「紀州の者が作った「紀州麺(きしゅうめん)がなまってきしめんとなった」
という説や、「キジの肉を麺の具にして藩主に献上したから」などと言われているようです。
 
一般的なうどんに比べると生地を薄く伸ばすため麺が長く、薄く平らなため茹であがる時間が短く
うどんで15分きしめんが5分位で茹で上がり、エコにもいいと名古屋ではアピールしていました。

うどんと同じように水と小麦粉と塩を練って作りますが、うどんよりも平たく延ばすので
職人の技術と期間を必要とするのです。

一般的な食べ方は、茹でた麺に熱いつゆをかけ、油揚げや鶏肉などの具を入れ葱や鰹節を
たっぷり載せたものですが、うどんと同じように「カレーきしめん」「味噌煮込みきしめん
力きしめん」(餅を入れたもの)があります。
夏場には「ざるきしめん」としても食べられますが
うどんより水分を吸いやすいので、うどんを用いる時より汁の水分を減らしたり、
茹で時間を短縮したりする必要が有ります。

これからの時期、鍋料理にもきしめんは最適です。  

Posted by きくいち at 10:05Comments(0)大将

2010年10月27日

アカザ海老とは…?

料理用にアカザ海老を仕入れました。

アカザ海老は、日本近海の深海(水深200-400mほどの深海砂泥底)に生息する
海生ザリガニ類で食用に漁獲されていて
鋏脚が細長いことから料理店などでは「テナガエビ」とも呼ばれていますが
標準和名のテナガエビは汽水・淡水生の別のエビのことです。

エビの中では高価なもので、市場でもレストランや和食料理店、寿司屋が主に仕入れていて
なかなか一般での消費は難しいと思います。



特徴は全身が非常に硬い殻に覆われていて、複眼は黒い球形で
額角と複眼の横には鋭い棘があります。
鋏脚は長くがっしりしていますが、歩脚はあまり強くありません。
体色は全身が橙色-ピンク色で、植物のアカザを思わせることからこの和名がついたようです。
 
繁殖期は秋で、交尾後にメスは1000個近い数の卵を産卵し
腹脚に抱えていますので、子持ちのまま捕獲される事もあります。 

生息域は銚子から日向灘で、熊野灘、駿河湾、相模湾、東京湾、千葉県外房沖などから
活けを含めて入荷されています。

料理方法としては 冬から春にかけて籠漁などで漁獲された鮮度のいいものを
生のまま刺身で食べるのが一番でとても甘く旨味があります。

また、半割にして塩や醤油で焼いても美味しく、フレンチでは塩、コショウした後
オリーブオイルでホイル焼きにします。
その他にも茹でてソースで食べたり、ブイヤベースに入れたりします。  

塩茹でや味噌汁などの和風料理にも合いますし、ロブスターと同様にローストパエリア
スキャンピ
など洋風料理にも用いられています。

今回は宴会の一品としてホワイトソースで焼きました。
一工夫してありますがそれは食べてみてからのお楽しみに…


 
   

Posted by きくいち at 09:38Comments(0)お酒のつまみ

2010年10月26日

第一人者の挑戦(武豊)

日曜日のテレビ番組で情熱大陸を見ました。

その日の放送は「稀代の天才ジョッキー」武豊の特集でした

    
  
私も競馬はたまに見ますが、22年連続G1勝利、通産3333勝の天才ジョッキーが
3月27日、毎日杯でザタイキに騎乗し、レース中に馬の背中から投げ出され落馬。
重傷を負い、4ヶ月間休養を余儀なくされました。
このため、18年ぶりに東京優駿(ダービー)に騎乗出来なかったのです。

8月7日の小倉競馬でダノンエリモトップに騎乗し、落馬からの復帰5戦目で勝利しましたが、
この落馬による大怪我で春のG1戦線を観戦するだけになってしまったのです。

ところが彼は騎乗出来ない苦悩を抱えながらも、日本競馬界発展のために
ばんえい競馬に騎乗したり、地方競馬のオークションに参加したりして
ある時は馬券を買ってパドック解説にも挑戦したようです。

番組の中で、復帰後、武豊が「普通に馬に乗っている楽しみが分かった」と話していました。

常に第一人者としての重圧を背負いながらも現場復帰戦では
緊張より不安だらけだったとも話していました。

トップであるからこそ他の人には見えないものが見えるのでしょう…

比較するのは他人ではなく自分だと…

そしてケガの回復と共に再び世界へ挑んだ武豊が、今後世界の檜舞台や、
日本のG1戦線で、一体どんなドラマを見せてくれるのしょうか…?

我々とはかけ離れていますが、
期待にこたえることの、苦悩と重圧は万人も同じなのではないでしょうか…?  

Posted by きくいち at 08:41Comments(0)大将

2010年10月25日

睡眠時間(魚の睡眠)

飲食関係の仕事をしている人は結構、睡眠不足の人が多いようです。
仕事柄、夜遅く、それでいながら、一般人(昼の仕事をしている人)との交流や
昼でないとできない用事もあって、不規則な生活になりやすいのです。

私の場合も同じで、店は深夜2時まで営業をしていますので
床に着くのは何時も夜中の4時過ぎになってしまいます。
日曜日は千歳店が休みで、本店も比較的早く終わるので
唯一、睡眠を多く取れる日なのです。いわゆる寝溜めですね…ニコニコ

釣りをする人は知っていると思いますが
昼型人間と夜型人間があるように、魚にもそれがあるようです。

魚は「原始睡眠」といって、体を休ませるだけの睡眠をとります。
魚にはまぶたがないので、目をあけたまま寝るので
寝ているかどうか確かめるのは難しいのですが 
動物は眠って体を休ませる時間がないと生きていけません。 

鯛、鮒、鯉、、キス、ハゼは主に昼に活動し、夜眠ります。
ウナギやカレイ、平目、穴子などは、昼はじっとしていて夜に活動します。
昼夜どちらでも眠る魚にはスズキ、メバルなどがいます。
このように魚によって、眠る時間はバラバラなのです。  

眠るときは、天敵に襲われないように、水底の砂に潜ったり
岩や石、藻の陰などに入りこんでじっとしています。
天敵に見つかりにくい時間帯を選んで眠るので、昼は活発に動いて夜に眠るものと
夜に活動して昼は眠るものがあります。

魚の中には、泳ぎ続けないと息ができなかったり、餌を食べれなくなったりする物もいます
それらの魚(カツオ、マグロ、イワシなど)は、口を開けて泳ぐことで息をしていて
泳ぐのをやめてじっとしていると息ができなくなり死んでしまいます。

つまり、泳ぎながら眠るということになりますが、人間の眠る行為とは違いますから
泳ぐスピードを少し落とす程度なのでしょう。
回遊魚は集団で泳ぎますので、水もかたまりで移動することになり
その中にいる魚も引っ張られて行くと思われます。

同じ海の中の生き物でもクジラやイルカは、1日2~5時間、眠ると言われていますが
魚がどれくらいの時間を眠るのかは、残念ながらはっきり確認は出来ていません。

人も魚もそれぞれ色々な時間に寝ているのですが
健康のために睡眠時間だけは、なるべく多くとって下さい。 

   

Posted by きくいち at 09:18Comments(0)大将

2010年10月23日

ずわいがに

ずわいがにが出始めました。


  
北陸を代表する蟹ですが、福井県では越前かに、山陰では松葉かにと呼ばれています。
メスはオスの半分くらいで香箱蟹「コウバコカニ」、またはセイコ蟹と呼ばれ
身は小さいのであまり食べるところはありませんが、オスより味が濃く、特にかに味噌が絶品です。
胴体の中心部にある卵を内子といい甲羅の内側についているものを外子といいます。

 

産地は石川、福井、鳥取が有名ですが最近は北海道産も多いです。
自然保護のためオスが1月から3月、メスが11月から1月まで解禁です。



鮮度のいいものは刺身で食べれますが塩茹でや鍋料理が最適で、
特にしゃぶしゃぶがお勧めです。

柔らかく繊細な脚肉と蟹味噌は冬の味覚の代表です。  

Posted by きくいち at 10:22Comments(0)旬の魚

2010年10月22日

黄金のさば(松輪さば)

松輪サバ(まつわさば)は、神奈川県三浦市松輪漁港で水揚げされるマサバのブランドです。
松輪漁港で水揚げされることからその名が付いていて、豊後水道に育ち大分県佐賀関
水揚げされる関さばと並び称される高級サバのブランドです。

  
魚体は腹部が張り出して丸々としており、身はしっかりと乗った脂のため桜色に見え
普通のマサバとは一目瞭然に違います。

三浦沖で一本釣りされ、極力人の手が触れぬよう出荷直前まで生かして運ぶことで
生食できるほどの鮮度が保たれているのです。
生のサバは関東以北ではごく一部の漁村で食べられるだけですが、
松輪サバはその例外ともなっています。

7月以降が脂が乗っておいしい時期とされていますが、漁獲量が少なく珍重されており、
市場関係者は「黄金のサバ」と呼び、魚屋で販売される場合は普通のマサバの
10倍近い価格になります。

当店でもこの時期は松輪のサバを使いますが、今年は残念ながら例年に比べ水温が高く
何時もより小さめのサバになってしまっていますが
一度お口にしてみたら他のサバとの違い分かると思います…ニコニコ

2006年10月27日には特許庁により「地域ブランド」(地域団体商標)として認定されました。
  

Posted by きくいち at 08:32Comments(0)旬の魚

2010年10月21日

*りんご*

作日、お客様・山田さんから、りんごを頂きました(^^ゞ

 
『秋映(あきばえ)』と『シナノスウィート』です。
恥ずかしいですけど、りんごと思うと、ふじ・ジョナゴールド・王琳ぐらいで、
初めて知った品種でした。色の濃いのが『秋映』、薄い色が、『シナノスウィート』。

今を感じる名前!!!

お客様、山田さんは、手打ち蕎麦と、長野りんごを求め、行ってこられたみたい。
ポストカードまで、つけてくれて、写真から、長野の壮大な空気がメッチャ美味しく、
りんご畑が並んでる様子が、想像できちゃうよ
(-_☆)キラリ

昨夜は、ゆっくり、お話、聞けなかったから、次回、聞かせてください♪

新鮮なりんごをどうもありがとう★★★

〈新鮮女将〉
間違えたぁ 〈新米女将〉  

Posted by きくいち at 16:51Comments(0)新米女将

2010年10月21日

B級グルメと地域ブランド

B級ご当地グルメ」で地域おこしをしようという動きが日本各地で見られる中
浜松でも22日に初の「全国餃子サミット」が開かれるようです。

ご当地餃子で街おこしをねらう全国の7地域の団体代表が浜松に集まり相互協力のあり方を
話し合い、翌23,4日には浜松の餃子店10店で「G1餃子王決定戦」も開かれるとのことです。

ご当地グルメを利用し全国に知ってもらえるような宣伝活動をしようとする団体・グループが、
こうしたイベントを開催してメジャーを目指そうという主旨の下、B級ご当地グルメの祭典を
各地で開催しています。

先日のB-1グランプリはかなりの反響を呼びました。
しかし、B-1グランプリに出場するのは特定団体の加盟団体に限定され、
その加盟団体も多くは「地域おこし」を標榜しながら、実は飲食店など「業界おこし」にすぎないと
「地域おこし」専門家の指摘もあるようです。

B級グルメとは、ご存知のとおり贅沢でなく、安価で日常的に食される庶民的な飲食物のことで
外食以外に、家庭料理に該当する場合もあります。

フリーライターの田沢竜次氏が雑誌「angle」に連載した内容をもとに、
1985年に『東京グルメ通信 B級グルメの逆襲』(主婦と生活社)が刊行され、
また1986年から文春文庫ビジュアル版において『B級グルメ』シリーズが刊行された事から、
B級グルメ」という用語と概念は広がってきたとされています。

これは郷土料理とは違って農山漁村とのつながりが薄く歴史も浅いため、
売り出しが容易な町おこしの材料として「ご当地グルメ」が用いられ、
その点では農山漁村の郷土料理とは本来の意味合いは違うようです。

地域の団体商標としての地域ブランドが取り上げれていることはご存知でしょうが
地域ブランドとは、地域を主に経済的な側面から捉えたときの、
生活者が認識するさまざまな地域イメージでの「商品ブランド」や「企業ブランド」などで
特産品や観光地など実体のあるものを地域ブランドと言うばかりではなく、
「食べ物がおいしいそう」とか「海がきれい」などのイメージを連想させる地名や地形
その他無形の資産を地域ブランドとすることもあり、その概念は広いようです。

1980年代に「一億総中流意識」が国民全体に浸透し、バブル経済期に始まった本物志向が
90年代中盤の円高によって定着すましたが、1990年代末から円安で国内の高い農産物でも
付加価値をつけることによって市場での競争力があることが分かり、スローフード運動も手伝って
地産地消(地域生産地域消費の略語で、地域で生産された様々な生産物や農産物や水産物を
その地域で消費すること)が農産物流通やグルメにおけるキーワードとなりましたが、
それにおける意見もさまざまで

旬の食べ物を随時新鮮なうちに食べられ、地域経済の活性化、地域への愛着につながり
地域の伝統的食文化の維持と継承ができる利点があり
農水産物の輸送にかかるエネルギーを削減されましたが(フードマイレージ)

ただその一方では、地産地消が「地元産農産物だけを消費する」という概念であると誤解され、
保護主義や小地域ブロック経済に繋がるというおそれを抱くことが懸念されました。

このように地域の活性化には全てが、良い事ばかりでなく様々な問題もまだ山済みのようです。


   

Posted by きくいち at 04:28Comments(0)大将

2010年10月20日

おふくろの味*

お疲れ様です(^^ゞ

天気がハッキリしない1日ですね(+_+)

昨夜は、久しぶりに切り干し大根煮をしました。
切り干し大根というと、
「おふくろの味」「常備おかず」と私は思っています。



やっぱり、その家、その家のお母さんの味が、あると思いますが…

どうにもこうにも、おふくろの味を、思い出せないのが、悲しいけど現実!!

フルタイムで、働いていた母親だったから、
料理は苦手!!
手の込んだ料理は、作る時間がない!!

なんて、物心ついた私が覚えていた言葉で、一緒にご飯を食べれた一時だけでも、
今は感謝しているの♪

今から、恩返ししたいころには、親は亡き…って、こういう事ですよねm(__)m

私が料理に目覚めたのが、二十歳過ぎてから〜

自分の子には、なるったけ、おふくろの味を作りたい★味は保証ならんけど、
心に少しでも、入ってくれれば〜なんて(>_<)

料理学校に1年、通いました…私の過去は、さておき〜少しさらけすぎました(照)

今じゃ、周りはプロの料理人ばかり!!私にとっては、少しでも、私の料理を食べてくれる人が、
美味しく食べてほしいから、
この頃じゃ、お店に持っていき、アドバイスしてもらってます★

この前は、お客様にも、アドバイス頂いちゃいました★
料理に入れる愛情は、誰にも負けないんだけど…愛情だけじゃ美味しくならんか(*^▽^)/★*☆♪

    〈新米女将〉

  

Posted by きくいち at 14:11Comments(0)新米女将

2010年10月20日

ノムリエさ〜ん(^^)

昨夜は、再びのご来店、ありがとうございましたm(__)m

ちょうど、ノムリエさんが、見えた時、私は、2階で、書き物していて、『指名が入りました!?』と料理長に、言われ、なんだか、ワクワクでカウンターに向かったら、ノムリエさんで…
なんだか、指名って、嬉しいもので、少しだけ、キャバクラ、クラブ、ラウンジなどのご指名の気持ちを味わった感じで…

嬉しかったぁヾ(・ε・。)ォィォィ
また、突っ走り過ぎました!?

ノムリエさん、またいらしてぐださぁい★☆★

ノムリエみのるのFoodiary

    〈新米女将〉

  

Posted by きくいち at 14:10Comments(0)新米女将

2010年10月19日

帆立貝(ホタテ)

貝類の美味しい季節になってきました。
今日は帆立貝(ホタテ)をお勧めします。



帆立貝は東北、三陸以北に分布する寒海性の二枚貝です。
二枚貝は普通2つの貝柱を持っていますが、 帆立貝には一つしかありません。
生まれた直後は2つの貝柱を持っているのですが、成長につれて一方が退化し
もう一方が中央に移って大きくなるそうです。

一般に出回っているのは青森県陸奥湾、北海道噴火湾、岩手県
宮城県の沿岸での養殖物です。

養殖には稚貝をそのまま漁場にまいて自然に成長させる地まき式と、
貝殻のすみに穴を開けてヒモで吊り下げたり(耳吊り式)
網状のカゴに入れて海中に吊り下げる垂下式の2種類があります。
いずれもエサは天然のプランクトンにたよっています。

ほとんどの魚介類で天然近海ものが激減し、採る漁業から育てる漁業が模索されていますが、
帆立貝はいち早く養殖が成功し、安くておいしいものが安定して供給されています。

天然物の旬は10月から2月でほとんどが国内での養殖ものですが、貝殻に
たまにオホーツク海産の大型(20cm)の天然物(稚貝放流もある)が出回ります。
天然物の旬は10月から2月です。

稚貝の入荷も見られ、最近では珍しいものではなくなり
これを市場では「ベビーホタテ」と呼んでいます。

養殖もの、天然もので大きな味の違いは感じられず、活かしを剥いた貝柱は刺身が一番です。
バター焼きやフライ、天ぷらにしても美味しく煮つけにしても非常に美味です。


    【当店の帆立バター焼きです】

貝紐はコリコリとした 歯ごたえと貝柱とは全く異なる味が楽しめ
刺身やみそ汁の具などにしても美味しいです。

内臓は生食しません。毒性プランクトンの毒を貯めて毒化することがあるので
加熱後であっても できれば食べない方がいいでしょう。

ボイルした貝柱は醤油でつけ焼きにしたり、天ぷら、炊き込みご飯の材料に適していますし
そのまま食べてもいいです。

乾貝柱は水でもどして、もどした水は出して、貝柱は煮たり、ほぐしてご飯に炊き込んだりします。
中華料理の材料としても重宝されています。

乾し紐はもどして佃煮に、また大根などの野菜と煮たり秋田県のしょっつる鍋にも使われます。

たまに貝柱がオレンジ色がかったものがあります。こちらの方がなぜか味が濃く美味しいです。
貝柱だけを買う時に、オレンジ色がかったものが混ざっているパックがあったら買って
食べ比べてみてください。
   

Posted by きくいち at 09:49Comments(0)旬の魚

2010年10月18日

あかむつ(ノドクロ)

赤むつを仕入れました。
全長約40cm、三河産の釣りものです。



口の奥が黒いので別名「ノドグロ」での名前が通っている魚で
白身のトロとも呼ばれているほど脂のある魚です。
 
むつとは「脂っこい」ことを「むつっこい」、「むつこい」、「むっちり」、「むつごい」といい
脂っこい魚という意味合です。

関東の市場では超高級魚で東のキチジ(キンキ)、西のアカムツ(のどくろ)とも言われていますし
高値がつく魚で長崎県対馬では「紅瞳」というブランド名をつけて売り出してもいます。 
旬は秋から冬で脂が身に混ざり込んでいて、上品でくせの無い味わいです。 
肝の味も絶品です。(卵巣はムツゴといい、たらこに似た味で珍重されています)

島根県浜田市でも「どんちっちノドクロ」という名でブランド化していて
色合いの鮮やかなものよりも、鱗が剥がれやすくて白っぽくなったものの方が
値がつくことがあります。
それは、白っぽく薄汚れたものは泥っぽい場所にいて、非常に脂がのっているからです。

調理法としては刺身が素晴らしく、皮を引かないで焼き霜造りにすると美味しく
叩きや昆布締め、酢じめすることもあります。
皮目を炙り、冷水におとし水分を拭き取って刺身にすると
旨味も脂も皮下から皮にあり口の中でとろけるようなのです。

上品な味わいで、焼いても煮ても美味ですがどちらかというと焼く方が旨く
焼きあがった赤むつの身の、適度に繊維質で滑らかな質感には至福の味がします。

日本各地で食べられ、喉黒ご飯(丸ごとご飯に炊き込む豪快な料理)や
新潟県などでよく作られるみそ焼きなども有名ですし

干物としての加工品は高級でこれもまた絶品で、干物界の王様と称されています 。

高級鮮魚の本当の味を是非お確かめ下さい。  

Posted by きくいち at 13:28Comments(0)旬の魚

2010年10月18日

頭陀寺*本尊祭

 おはようございます(^^ゞ

昨日、頭陀寺の本尊祭に行ってきました♪



昨日、私の地元も町内の秋祭りがあり、準備などで、頭陀寺に出掛けられたのが
本尊祭の終了時間スレスレでした。

それにも関わらず、住職は快く迎えて頂き、かえって申し訳ないかんじ(>_<)



頭陀寺本尊祭は、住職が立ち上げて4年目!!

すぐ目につくのが、沢山の提灯。千歳きくいちも、今回初めて、提灯を出させてもらいました(^^)



そして、地域との密着!
露店は、地域の方々・そして、子供たちの手作りで、温かさを感じました★

既製品は、いつも同じように仕上がるけど、手作りは、毎回毎回、日々変化するもの(^o^)v

ステキでした★☆★



子供たちが、担ぐ御輿もあったらしいのですが、今回は、見れなくて残念(泣)
来年のお楽しみにとっておきます♪




     〈新米女将〉
  

Posted by きくいち at 10:34Comments(0)新米女将

2010年10月17日

じゃが芋の新種

お客さんに北海道土産のじゃがいもを貰いました。

16世紀に南米からヨーロッパにもたらされたジャガイモは1600年ごろ
日本に運ばれ栽培されたようで、日本では、男爵薯、メークインなどの品種が
広く栽培されています。
北海道が最大の生産地で、夏の終わりから秋にかけて収穫され
80数種類の品種が登録されています。
九州では冬に植え付けて春に出荷しているようです。 

ジャガイモは、生食用、加工用、デンプン原料用に利用され
生食用として、家庭や飲食店での調理に利用されています。
通常は加熱して食することが多いです。
加工用としては、ポテトサラダ、ポテトチップス、フライドポテト、冷凍食品があります。
澱粉は、いわゆる片栗粉であり、インスタント麺などの原料になっています。

品種としては主に男爵、メークイン、ワセシロ、キタアカリ、マチルダが一般的で
その特徴と食べ方は次のように使用されています。

男爵いも… 肉色は白でやや粉質。ほくほく感をいかして粉ふきやマッシュポテトに…。
         コロッケ、ポテサラ、チップス、他何にも合います。
メークイン… 黄肉で粘質、甘みが強い。煮くずれしにくいので、肉じゃが、
         カレー&シチュー、おでんなど煮込み料理や煮物に。
ワセシロ … 白肉で男爵よりも粉質。収穫直後はチップス、フライドポテトなどに
         貯蔵するにつれて粘質度と甘みがアップします。
キタアカリ… 黄肉で粉質、甘みが強い。カロチン、ビタミンCが豊富。
         煮くずれしやすいので皮付きのままレンジでチン!を…
マチルダ… 小粒の卵型、肉色は淡黄色。疫病に強く、減農薬栽培が可能。
         やや粉質ですが、丸ごと煮込む料理にも…



最近は多彩なニーズに応えるために生食用の新顔も出回るようになりました。 

レッドムーン
皮色、肉色を活かした皮付き料理(スライスサラダ)に適します。

シャードークイーン(ムラサキ芋)
キタムラサキの品種改良、調理用むきです。

スタークイーン
食味は中の上で、あっさりして嫌味の少ない味です。煮くずれが「男爵薯」よりやや多いので
長時間の煮込み料理にはあまり向きませんが、サラダやコロッケには適しています。

お勧めはインカのめざめ 
 
肉質は中からやや粘質で、舌ざわりは極めて滑らかで、調理後黒変は無く
調理後も鮮明な濃黄色を保ちます。

食味は、ナッツや栗に似た独特の風味があり、栗やサツマイモのようだと評する人が多いです。
煮くずれが少ないので煮物に適し、ポテトチップやフライドポテトにも向き
独特の肉色を生かしたお菓子材料(アイスクリーム、ケーキ、甘納豆等)にも適しています。

このように新たな需要の開拓にじゃがいもは日々品種改良されているのです
今後も新種に期待をよせてみたいですね。

  

Posted by きくいち at 10:21Comments(0)大将

2010年10月16日

烏骨鶏ラーメン

大垣で地元の土産を買ってきました。
古くから幻の鶏と珍重される烏骨鶏を使った食品を展開する『烏骨鶏本舗』は

食に対する安全性が問われ、お菓子も形や色合いが良く美味しいだけでは
受け入れられない時代に美味しく安心できる安全なお菓子づくりを心掛けている会社です。

栄養価値の高い高品質の烏骨鶏は 国内最大規模キャナリィ牧場の烏骨鶏
(プリンセスシルキー)を主原料として使用しているようです。

プリンセスシルキーの卵は一般の鶏卵と比較してビタミン・ミネラル等を多く含み、
特に最近の社会問題の認知症の増加の予防に必要な成分が非常に多く含まれているようで

この原料を主体に製品化をして健康に貢献できるお菓子、食品を提供しているのです。

1羽から生まれる卵は、10日にわずか1個という貴重品の卵を贅沢に使用し、
決して他では真似出来ない旨み、深いコク、豊かな香りを実現し
単なるスイーツの域にとどまらず、フォーマルな場面での贈答品として注目を集め
購入しやすいサイズの品や、カットタイプなども充実させたようです。 

そんな中でラーメンの開発が行われ
不老不死の鶏と呼ばれきた烏骨鶏の貴重で栄養を丸ごと閉じ込めた
ラーメンをつくりあげましたのです。

 
 
烏骨鶏が丸ごと全部(骨・皮・肉)が麺に練り込まれていて麺はスープが
よくからむモッチリ、シコシコ中太麺で、 烏骨鶏を丸ごとじっくり煮込み濃縮してあるので
スープは、一口ふくんだ瞬間、濃厚な力強いコクと旨味が広がりました。
 
麺に烏骨鶏の栄養素が練り込まれていて、湯切りしないでそのままスープを入れて
インスタントラーメンのように鍋ひとつで作れる手軽さがあり、簡単に食べれます。

食品はまだまだ進化しているようです。   

Posted by きくいち at 10:20Comments(0)大将

2010年10月15日

霜月の宴席料理

11月のコース料理が決まりました。
晩秋の夕べに旬の食材をご堪能下さい。

  【3800円コース】

  牡蠣のベーコン巻ガーリックサラダ
  松茸と地鶏の陶板焼
  百合根饅頭、吉野餡かけ
  白身魚と白子のちり蒸し
  旬の握り寿司
  汁物、デザート

  【5000円コース】

  スモークサーモンとキノコの秋味サラダ
  ズワイガニ塩茹
  牡蠣の味噌グラタン百合根風味
  甘鯛と松茸の蕪蒸し
  和牛網焼きアンキモソティー
  旬の握り寿司
  汁物、デザート

尚、忘年会のご予約も承っておりますので、お早めにご連絡下さい。
コース料理の内容等につきましては、お客様のご希望により
ご用意させていただきますのでご自由にお申し付け下さい。
  

Posted by きくいち at 13:55Comments(0)コース料理

2010年10月14日

商人の誇り

当店のお得意さまで100年の歴史がある呉服屋さんが閉店した。
お手紙をいただきあい感じるものがありました。

そこには、「ローマの物語」の著者塩野七生氏の文章が載せられていました。

「いかに巧みな職人芸の成果でも、高いという理由だけで売れなくなったのだ。
いや売れてもごく少量で、営利事業としては成り立たなくなり
ゆえに、若い人たちの参入も止ってしまった。
世間全体がなんであれだけ安ければ良しの一色に染まってしまったかである

…中略…高いというだけで今風ではなく、何もかもが安ければ良しとする
風潮に日本も染まったということだ。
これはもう価格破壊の先に待つ文明の破棄になると思い始めた。
見事な品なのになぜ売れないのか、良き品の価値がわかるセンスを持ち
しかもある程度ならば使えるお金まで持っているにもかかわらず…」(日本人へ)

時代の潮流の大激変が起き、金融危機後の日本は低迷期に入りデフレ圧力がのしかかり
今後10年は成長路線に戻ることないと予想される中での決断であった思う。

時代に合った事業展開に変えることも可能ではあったと思うが
生き方(商売の誇り)を捨てることはできなかったのだと思います。

時世に合った生き方と、信念、どちらを優先するのか、その判断は他人が批判できるもの
ではないことなのでしょう…

  

Posted by きくいち at 10:46Comments(0)大将