› きくいち日記 › 2010年11月

  

2010年11月30日

お礼に感謝

先週行った稲沢から多数のお礼の葉書と、講演会のCDが届きました。
人生体験を少しお話させてもらっただけなのに…。

感心・感動・感謝…三つの心を絶やさない
葉書に印刷されていた言葉なのですが、改めてこの言葉の重みを知った感じがします。

 

人はいろんな人と関わりあって生きていくもので
周りに支えられているのですね。
偏屈な頑固親父でなく、素直で楽しい親父になるように精進します。



昨日早々に、先日のお礼にと編集社の娘が「手作りフルーツケーキ」を店に持って来てくれました。
感謝は自分の方かもしれません、ともに良いものを作ろうと考えさせてもらったのだから…。

周りの皆さん本当にありがとうございました…。  

Posted by きくいち at 13:55Comments(0)大将

2010年11月29日

時代の違い(遠いものを求めない時代…)

当店を担当していたグルメ雑誌の編集者が転勤になり
(栄転…?)ニコニコ女将と個人的に送別を兼ねて飲みに行きました。



1月から同じ系列の会社の温泉雑誌「ゆこゆこ」の編集部に移るらしく、
シルバー向けのフリーペーパーのようで、私達おじさんにはピッタリとのこと…

宿のおっさんを「元気にしてくる」と言っていましたが、
彼女は私たちクライアントを同志として考え、ただ原稿を書くだけでなく
真剣に意見をぶつけ合い、私と何度もやりあい
時には反発し、涙してむかってきた事があるぐらいの娘ですから
頑張ってやっていけると思います。

面白い原稿が届くのを楽しみにしてます。

雑談している中で少し興味深いことがありました。
「嵐」の話題になったのですが…
なぜここまで人気が出たのかと尋ねると、
SMAP達と違い、メンバーが何処にでもいそうな連中で身近な感じがするからだと…
AKB48も同じだと…

今の若い人達は無理してかけ離れた物を求めない…
Bグルもそうした現象なのかも…?

我々の時代は段階を一つ一つ上り詰めていくことに喜びを感じ
さらに上を目指し頂点にたどり着くのを夢見ていたような気がします。

妥協ではないと思うのですが現代人はあえてそこまで求めることなく
身近なところに自分の着地点を求めるのでしょうか…?
   

Posted by きくいち at 11:56Comments(0)大将

2010年11月29日

いいちこ日田全麹

新たな味わいの焼酎「いいちこ日田全麹」を紹介します

もともと「いいちこ」は一次仕込みに大麦麹、二次仕込みは大麦を加えてブレンド
するのがオーソドックスな製法とされてきました。

今回の全麹は仕込みを一次・二次とも全て大麦麹だけで行う
手間ひま掛けた贅沢な製法で作られています。
水郷・大分県日田市の水を使い、新たに「いいちこ日田蒸留所」を設け醸した本格焼酎です。



豊かな香味と芳醇なコク、今までにない深い旨みが凝縮された
新しい味の「いいちこ」ですね…。

ストレートで飲むとまろやかで、ロックすると洗練された深い旨味があり
水割りではやさしく飲み口もよく、お湯割すると深みは増します。
色々な飲み方で楽しんでみてはどうでしょうか…?

おすすめの焼酎だと思いますよ。 
  

Posted by きくいち at 10:01Comments(0)

2010年11月28日

おもてなし

先日、経営者の勉強会で法多山の住職の話を聞きました。

布施の心というテーマでお話していただいたのですが
お布施とは仏教用語で(ダーナ、壇那)で、自分の持っているものを人に施す事だと…
物に施す(財施)と心に施す(法施)があり後者についてのお話をしていただきました。

無財の七施

眼施(慈しみを持って人と接する事)人に対して目踏みをしない。相手の真まで見ること
和眼施(柔らかな表情で人に接する)相手との融合に気持ちを表しているか…
言辞施(言葉を持って接する)言葉による施し
身施(気配り、心配り)身体による施し
心施(相手の立場に立って行動する心)
牀座施(相手に対して謙って接する事、牀とは木陰の意味)その場所を譲ってあげること
房舎施(気構え、もてなしの心、房舎とは家の事)人が気持ちよくこれること



人に接する心を説いてもらいました。

サビーストは…
形の無い財を提供すること、相手に気持ちよくなってもらうことで精神労働だと話されていました。

精神労働とは忘己利他(もうこりた)自分のことを省みず相手のためになることをする事で
自分を殺して相手にしてあげることだが、全てに対してそれは出きえない。
それをしていると(もうこりた)が(もう懲りた)になってしまうと…
本来の精神労働とは自利利他で相手が良くなることが自分のためになることだそうです。

自利=利他
自分の喜びを相手に変えられるか…それが相手のためだけででなく、自分のためになる

過剰なサービス、真の接客(おもてなし)に対し考えさせらる日々でしたが
自分のすべきことの道しるべになった気がします

ご住職、ありがとうございました



お仲間のご住職達の皆さんもありがとうございました。  

Posted by きくいち at 13:56Comments(0)大将

2010年11月27日

稲沢市と銀杏

火、水と私が参加している経営者の勉強会で稲沢市に行ってきました。
異業種の経営者の方々と色々なお話をさせていただき
仕事の間の短い時間でしたがいい体験が出来ました。
原点に戻り自分を見直すいい機会にもなったと思います。

お土産に銀杏を頂きましたので、稲沢と、銀杏の事を少し書きます。

稲沢市は愛知県の北西部、濃尾平野中央部にある都市で
名古屋市へのアクセスが良くベッドタウンとして近年発展がめざましく
交通の便のよさからソニーや豊田合成などの工場などが多いようです。

植木・苗木の産地として全国的に知られていて、旧祖父江町は、全国一の銀杏の産地です。

尾張大国霊神社(国府宮)や矢合観音善光寺東海別院には
尾張地方の人々から多くの崇拝者が来るようで
旧暦の正月13日に.「はだか祭り」が開かれ有名なようです。

この祭りは、日本三大奇祭に数えられるはだか祭りらしく尾張国司が悪疫退散を祈願する厄払いを
尾張大国霊神社(国府宮)で行ったのが発祥の由来らしいです。
旧暦正月13日は、はだか祭りが行われる国府宮一帯は祭りの興奮に包まれ
国府宮参道では神男に触れて厄を落とそうと数千人のはだか男がもみ合いうようです。
 
勉強会で名刺交換をさせていただいた皆さんの名刺にも裸祭りに写真が貼ってありました。

またこの時期はそぶえイチョウ黄葉まつりが開催されていて「写真コンテスト」「俳句大会」
「イチョウ写生大会」等さまざまなイベントが催されいるようです。

さらに皆さんの胸には町のイメージキャラクター「いなッピー」(頭は稲沢市特産のアシタバと植木、体全体はイチョウ、はちまきとフンドシは国府宮はだか祭をイメージしているそうです)
のバッチをつけていて市の観光アピールをしていました。

   

銀杏はご存知のとおりイチョウの実(正式には種子)です。
殻を割って調理しますが、種子は熱すると半透明の鮮やかな緑になり、
彩りを兼ねて茶碗蒸しなどの具に使われたり、酒の肴としても人気がありまする。
ただ、独特の苦味と若干の臭気があるので嫌いな人も多いようですが…。

稲沢の銀杏は、大粒晩生の藤九郎として全国に知れわたっています。
他の品種としては大粒中生の久寿、大粒早生の喜平
中粒早生の金兵衛、中粒中生の栄神などがあります。

銀杏の旬は10月頃の採れたてから3ヶ月間ぐらいが美味しいのですが、
半年も経つと実が縮み、 黄色くなって弾力も無くなって味が落ちてきます。

調理法
茹でる場合はまず、ペンチなどで殻を割って中身を取り出します。
薄皮が付いたまま、浅い鍋にヒタヒタの水を入れて茹でながら、
玉じゃくしの底で転がすようにして薄皮を剥いていきます。
(重曹などを入れると皮が剥きやすくなります)
焼く場合は軽く殻に割れ目を付けておいて、フライパンで空炒りするか
オーブントースターで焼といいでしょう。

食べ方としては塩煎りや、茶碗蒸しや煮物の具材としては欠かせません(飛竜頭など)

銀杏の艶やかな半透明の深い緑色、ねっちりとした歯ざわり
香ばしい木の香りとほろ苦い野生の味は自然からの贈り物です。

  

Posted by きくいち at 13:47Comments(0)お酒のつまみ

2010年11月26日

職人がいなくなる…?

職人と面接した。
東京の名店、築地たむらを皮切りに、都内の有名料理店をはじめ
湯河原、箱根の割烹旅館で修業、腕を磨いた人間だ。

われわれの時代は時間をかけ、一つ一つ段階を経て、自信をつけながら
体で経験して仕事を覚えていったが
今は、店側も人を育てる余裕もなくレシピを教え頭で仕事を覚えさせ
即戦力として人を使うし、それが当たり前の世の中になってしまった。
そのため辛抱して仕事を覚える若い人が少なくなっている。

時代の流れか…
システムを習得してFC展開をして成功を収めていく若い実業家も多く
情報、知識によって、組織作りをして物を売る時代になってしまったようだ。
基本を叩き込まれ、積み重ねられた経験からなる、知恵を出し合い
出来上がった商品を一番に考える時代から
店の外観、内装、雰囲気、便利さ、接客、サービス重視の時代に…

飲食動機も変わり、身近に楽しんで食事をすることが多くなってきた。
多様化、グローバルな時代…ゆとり教育で育った若者…
全ての職業で効率化を求められる時代の中
これからは職人を目指す人がでてくるのだろうか…?
 
作ることに妥協や手間を惜しまず仕事を貫き通した
職人が経験、技術を生かす場なくなりつつあり
要らなくなる時代になってしまうのか…?

そんな時代にしてはいけないと日々考える毎日です。

   

Posted by きくいち at 10:31Comments(0)大将

2010年11月25日

酒飲みが待ちこがれた、ナマコの時期が来ました

冬の味覚ナマコが入荷しました。 御前崎産の赤ナマコです。



みてくれが悪く身体は縮んだり、伸びたりするので大きさがわかりづらいのですが、
赤、黒、青と種類があり生息する場所によって色が変わっています。
赤いナマコ(アカナマコ)はじゃりなどのある岩礁地帯に生息し
黒いナマコ(クロナマコもしくはクロコ)、緑青色のナマコ(アオナマコもしくはアオコ)は
内湾の砂泥地に生息すると言われています。
泥とともに海藻、貝類、アマモの破片などを食べて
産卵期は3月~9月で冬に活発に餌をとり活動しだします。 

一般的な食材とは言えませんが、最近ではスーパーなどでは切りパック入りの
ナマコをよく見かけます。
丸ごと売られているものは少ないのですが、触ってみて硬く、太っているものがいいです。

味は微かに渋みと苦みがありますが、これが酒飲みにはたまりません。
食感もあり、硬いが適度にかみ切れ、意外に消化は良く
コラーゲンやカルシウムの栄養を多く含んでいます。
また、ナマコの成分が 水虫を起こす白癬菌の成長を抑制し、殺菌効果もあるとも言われています。

腸、生殖巣なども独特の味わいがあり加工品としての
このわた、くちこは高級珍味として好まれています。

食べ方は 生で食べるのがいちばん簡単で美味しく調理方法は
生きているものを、振り塩をして、〆てから口と肛門を切り落とし、包丁を縦に入れて身を割り
内臓を取り出し内側の軟骨を取り、皮を剥いて適当に切ればそのまま食べれます。
わさび醤油でも美味しいですがポン酢や、橙、スダチ、ゆずなど柑橘類に
醤油を混ぜ合わせて食べるのも美味しいです。
また、高温のお茶の中で、振り、ゆるやかに熱を通し、これを酢の物、もしくは酢漬けにすると
生のものよりも柔らかくて美味しくなります。
 
 
加工品・名産品 としては
いりこ(煎海鼠、海参)、きんこ(金海鼠)などの干したものがあり高級中華食材
として使われています。
このわた(海海鼠)/内臓の塩辛。独特の渋みや苦み、風味があります。
くちここのこほしこばちこ/生殖巣を干したもの。(以前ブログにて紹介しましたが
軽く焙って食べると非常に濃厚な旨みを持ち、独特の風味があります)
切りナマコ/内臓をとり、内側の骨、皮を取り去り、切ってパック詰めしたものです

ナマコに熱燗…酒飲みにはたまらない時期になりましたニコニコ  

Posted by きくいち at 13:28Comments(0)お酒のつまみ

2010年11月24日

炭がき*にハマってるぅ

ようやく、炭がきを見つけることがデキタ(^O^)

実は、9歳の息子が、黒い歯みがき粉が、どうしても欲しい!!っと、前々から、言っていたの…

うちは、つぶ塩の歯みがき粉をもう、ながぁく愛用しています。少しの歯痛(はいた)も、
塩の作用で、治っちゃうから♪

少し、気休めがもしれないけど…舌も磨くと、超きもちいい(*^-')b

先週末、少し離れた大型スーパーに息子と行ったら、炭がきがあったの。

息子が目ざとく、どうしても買うと言って、この時にどうしてそんなに欲しいの!?って、きいたの…

そしたら、女の子に、口くさい…と初めて言われ、超ショックだったらしく、ちょうどそのころ、
テレビCMで、口のにおいもスッキリ綺麗◎と宣伝してたらしくて…

それからの息子は、当然炭入りの歯みがき粉だから、色も想像の通り、
黒だから、お兄ちゃんたちは、嫌がっているけど、
私と9歳の息子は、めずらしもの大好きだから、今、二人で、炭がきにはまってるの…★



一言で言うと、歯だけではなく、口の中の肉もツルツルなるよ〜(^.^)

皆様、お試しあれ〜☆☆☆
〈新米女将〉

  

Posted by きくいち at 13:44Comments(0)新米女将

2010年11月23日

果実酒と国産ワイン

本日は当店取り扱いの果実酒と国産ワインを紹介します



柚子小町

焼酎と天然ゆず果汁との出会い… 
壱岐の本格麦焼酎をベースに、天然ゆず果汁と上質の果糖をブレンドしたお酒です。
ゆずに含まれる豊富なビタミンは身体によく、血行を良くし胃弱や高血圧予防
美肌に効果があるとされています。
爽やかな柚子の香りが心地よく、口当たりもとても軽快で甘過ぎずサラッとしています。
アルコール度数が低いので、お酒に弱い方でもジュース感覚で抵抗なく飲めてしまいます。
さわやかな甘みが女性の方に大人気です。
  
加賀の梅酒

日経新聞:梅酒ランキングNo1獲得
全日空ファーストクラスで採用! 
2年以上の熟成・高品質醸造用アルコール使用で品でまろやかなな味わいです。 
加賀百万石・前田家の家紋である剣梅鉢にちなんだ加賀梅酒。
清酒「万歳楽」を醸しあげる酒造りの達人が、金沢・小原町で収穫された
新鮮で実り豊かな梅を用い、独特の製法で仕込んであります。

加賀梅の程よい香り、柔らかな口あたりが、お酒になじみのない方にも
ほんのりとした酔い心地をお楽しみいただけます。
梅酒は体調を整え、疲労を回復させる健康酒といわれております。
また、食事を一層おいしくさせる食前酒としてもおすすめします 。

千寿純米梅酒(豊丘酒造)
 
春と秋に年2回、瓶詰めされる商品で、地元(静岡県磐田市豊岡)にある
「豊岡梅園」産の青梅を純米酒に漬け込んであります。
清冽な天竜川伏流水でじっくりと仕込んだ純米梅酒で上品な梅の風味と 
口あたりのまろやかさが伝わるお酒です。 

(全てロック、水割り、ソーダ割りでお楽しみいただけます)



 
甲州辛口仕込エクセラント(白)

ぶどう栽培の最適地山梨県で昔から栽培されてきた
繊細で日本的な個性を持つ甲州種100%使用し自然に流れ出る
フリーラン果汁と、優良酵母が使われています。
さらにオリの上で熟成させる方法により甲州種の個性を存分に引き出しながら
フレッシュ&フルーティな香味と豊かな味わいに仕上がっています。
やさしく繊細な香り、口中に広がるふくよかな風味とキレのよい後味が特徴の辛口ワインです。

かみのやまカベルネソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨン種を、「かみのやま」で栽培した葡萄にこだわり、
樽熟成原酒をブレンドし、華やかな果実香とほのかな樽熟成感が調和し
バランスの良い味に仕上がってります。
軽快な余韻のカベルネ・ソーヴィニヨンをお楽しみください。

  

Posted by きくいち at 11:02Comments(0)

2010年11月22日

迎春寿司の予約承ります。

今年も「迎春寿司」の予約を承っています。

12月31日~1月3日までの4日間、お昼と夕方にお寿司をお届けします。

 

遠鉄百貨店 8階 おせち料理ご予約承り特設会場にてお申し込み下さい。
11月14日(日)→12月24日(金) ※最終日は午後4時30分閉場
ご来店のお申し込みの他、お電話によるご注文 も可能です。
なお本店でのご注文も承っていますのでお気軽にご注文下さい。

迎春特上寿司(4人前大皿)12600円
本鮪のトロ、平目、アワビ、活き海老、子持ち昆布、うに、いくら、玉子焼き、ネギトロ巻き。
配達時間は11時から14時までと16時から19時までのいずれかを指定下さい。
お届けは浜松市中区、東区、西区、南区に限らせていただきます。
数に限りがございますのでお早めにご注文下さい。
 

  

Posted by きくいち at 09:45Comments(0)遠鉄きくいち

2010年11月21日

「純米しぼりたて」と「本格焼酎」

限定新酒と新たにメニューに加えた焼酎を紹介します。

花の舞の純米原酒しぼりたて

 

今秋収穫された新米で仕上げた新酒のしぼりたてです。
新米の旨味と新鮮な味と香り、冬季限定の本物志向の純米酒で
お米のコク、旨味と原酒のどっしりとしたさ辛みとのバランスがよいお酒です。



先日のボージョレと同じく、この時期だけの新鮮さがすっきりとした
喉ごしの良い酒ですよ。



芋焼酎壱岐

中国の「魏志倭人伝」に紹介された「一支国」壱岐では、16世紀頃から本格焼酎を造り
壱岐が「むぎ焼酎発祥の地」と言われています。

「壱岐」は、米麹1/3、大麦2/3を使用した壱岐独特の本格焼酎で
麦の風味と、米麹を使用する事により天然の甘味が特徴です。
ストレート、オンザロック、水割りなどお好みで結構ですが、お湯割りがよく合います。

芋焼酎 

麹菌は河内黒麹ゴールドを使用し麹米は国産米を使用してあります。
原料のさつま芋は鹿児島県大隅半島産のコガネセンガンのみを使用を厳選し
仕込から蒸留まで厳重な管理のもとで造り上げられています。

黒麹仕込の特徴であるさつま芋の芳醇な味わいと香りが存分に楽しめる芋焼酎です。


   

Posted by きくいち at 13:27Comments(0)

2010年11月20日

食べる唐辛子

舞鶴市特産の「万願寺唐辛子」を使った万能薬味を舞鶴市内のホテルが今月初めに
食べる唐辛子」として発売したようです。

主原料の万願寺甘とうで、これに、ユズ、ショウガ、ミザンショウ、クロゴマなど
10種余りを加えたもので「まったく新しい薬味なので、味は形容しがたい」とのことです。
料理の和洋を問わず利用でき、刺し身のしょうゆ代わりにしたり、
パスタソースやドレッシングのベースにしたりしても合うとのことで
10月下旬、旅行会社などを通じて試験販売しているようです。

万願寺唐辛子は正末期に伏見唐辛子、外国系大型唐辛子あるカリフォルニア・ワンダーの交雑種
として京都・舞鶴の地で生まれ、同市内の万願寺地区で作られてたことからこの名が付きました。
地元では万願寺甘唐と呼ばれているようです。



果肉は大きくて分厚く、柔らかく甘味があり、種が少なく食べやすいことが特徴で、
その大きさから「唐辛子の王様」とも呼ばれています。
京都府が京都の伝統的な京野菜を指定し、広く京都をアピールするために定めている
「京の伝統野菜、京のブランド産品」の指定第1号品目のひとつです。

「唐辛子」は「唐」から伝わった「辛子」で、コロンブスが西インド諸島で発見し
旧大陸経由で日本へ伝わったとされています。
16世紀後半のことで、南蛮船が運んで来たと言う説から南蛮胡椒
略して、南蛮または胡椒とも言ったようです。
コロンブスは、唐辛子を胡椒と勘違いしたままだったので、これが後々まで
世界中で唐辛子と胡椒の名称を混乱させる要因となった言われているようです。
また、日本に伝来した初期は食用として用いられず、観賞用や毒薬
足袋のつま先に入れて霜焼け止めとして用いられたとのこです。

日本ではかつて50種類以上が栽培されていたようですが、最近は輸入が多くなり
国内栽培種は減少していて辛味種と甘味種に2分できます。



熊鷹……日本産では最も辛味の強い品種(赤唐辛子)です。乾燥させて香辛料として使います。
獅子唐…甘味種のうち、小型で肉薄の品種の未熟果物。
    先端が凹んで獅子の鼻に似ているのでシシトウと呼ばれます。
    10個のうち一つぐらい、なぜか辛い実が混ざる、 食べ物界のロシアン・ルーレットです。
伏見甘…京都の伏見で栽培されてきた品種で、辛味はありません。
     焼いて鰹節と醤油で食べると 甘味があって美味。

葉唐辛子…これは品種の名前ではなく、辛味の強い唐辛子の葉です。
     漬物や、茹でて佃煮にします。

未熟果を食べる獅子唐などでは、本来の旬は6月~8月です。
ただしハウス栽培が多いので、 旬はほとんど関係ありません。

調理方法としては…
唐辛子 は小さく切るほど辛味が増します。
また種のまわりの内壁の部分に強い辛味があるので、
あまり辛くしたくない時は丸ごと使いましょう。
辛味成分は油に溶け出しやすいので、油で唐辛子を炒めて辛味を
移してから使う方法もよくとられます。
100度の時にもっともよく辛味が溶けるので、一気に加熱せずに弱火でじっくりと炒めましょう。
唐辛子には野菜のアクを止める作用があるので筍を茹でる時や茄子を煮る時に入れて使います。

和食ではキンピラが唐辛子の辛味を生かした料理ですね。
ゴボウなどの野菜を油で炒めた後で輪切りの唐辛子を他の調味料と一緒に入れて仕上げます。
乾燥した唐辛子を輪切りにする時は水で戻してから切ると簡単です。

胡椒と違って唐辛子は各地の郷土食にガッチリと組み込まれています。
わずか200年~300年の間に、 これほどまでも世界各地の食文化を変えた例は他にありません。
理由の一つは、唐辛子が熱帯から温帯にかけて 広い地域で栽培できて、
各地の気候風土に合わせて様々に変化していく適応性の強い植物だったという事です。
胡椒ののように輸入しなければならないものは郷土食には組み込まれなかったのです。  

Posted by きくいち at 11:07Comments(1)お酒のつまみ

2010年11月19日

ボージョレ・ヌーボーの異変、今年はパックも…

ボージョレ・ヌーボーが解禁になり昨日お客さんと一緒に飲みました。



今年は春先が寒くブドウが育たなかったのですが
ブドウ収穫前の9月に好天に恵まれた影響で、
果実味があり、ボージョレらしい味わいに仕上がりました。
独特の若いワインですね…

円高ユーロ安の影響で仕入れ値は下がりペットボトル入りの普及で
価格も下がり、赤ワインブームが起きた2004年をピークに落ち込んでいた
輸入量も今年は増えそうだと言われています。

ペットボトル入りのものや、内容量を少なくしたものなど安さを強調した
商品も多く出回り昨年よりお手頃価格になったようです
(一口サイズ、エコサイズのパック、ワンコイン)

本場フランスでは、ボージョレワイン委員会がペットボトルの
禁止を考えているようで
品質が変わるペットでなく味が変わらない瓶詰が本物だと…

身近になりすぎたワインはこれから先どう形で存在して行くのでしょうか…? 


ボージョレー解禁日に面白いニュースを見ました、知っている人もいると思いますが…
フィンランド沖のバルト海で、約200年前の19世紀初頭に沈んだとみられる船から
ビールやシャンパン入りの瓶が相次いで見つかり
「飲める状態のものでは世界最古」として話題を呼んでいるらしいのです。

海面下50メートルに沈む船から発見されたシャンパンは
海底の安定した低温と薄暗さが幸いして保存状態は良好らしく
18世紀に製造された高級銘柄とみられ、フランス国王ルイ16世からロシアの宮廷への
贈り物だった可能性もあると言われていて、1本当たり数百万の値が付いたようです。
驚きの高級ワインですね…ニコニコ  

Posted by きくいち at 11:56Comments(0)

2010年11月19日

葵タワー*

先日、ある、女性だけの集まりで、葵タワーへ、ランチを食べに行ってきました。

葵タワーは、静岡駅北口のすぐそば、25階のビルです(>_<)

 
今年の4月オープン!
3階かな!?には、静岡市美術館が入っておりました♪

最上階のヴォーシェルで、恥ずかしながら、何年かぶりにフランス料理のフルコース、
食べちゃいました!!

メンバーは、私以外、女社長ばかりで、もう、修羅場を何回も通りこしている、
お姉様がたで、生きざまなど、語りました。

私にとっては、吸収することばかりで…ちょっぴり頭でっかちになっちゃったかなぁ〜

あっすいません!?
美味しくて、パクパクたべちゃったから、料理の写真、撮るの忘れちゃいました(泣)



せめて、25階からの、眺めと、新幹線からの葵タワーを撮りましたので(^^ゞ


〈新米女将〉
  

Posted by きくいち at 08:31Comments(0)新米女将

2010年11月18日

*ディープインパクト*!??

今回、いつもお世話になっている、ユキブルーム*さんから、新しいお花*に替えていただきました(^^ゞ

鉢植え、シンビジウムの「スプリングナイト・ディープインパクト」なの…
ディープインパクト!?
ディープインパクト!?
馬!?馬じゃぁん!?ってすぐ、思い浮かんだんです♪

競馬はやったことのない私ですが、きっと、このシンビジウムの「ディープインパクト」は、
2004年に香川県のお花屋さんが開発したお花らしく、命名した人が、馬のディープインパクトが
大好きで、お花にも付けたんじゃないかと…?!



黄色の花びらで、中が赤くて、黄色は、男の人、女の人にも、溶けこんじゃう色のようです(笑)

思い出しました…
赤ちゃんが生まれる時に、男の子・女の子、どちらが生まれていいように、黄色いものなら、
どちらでも似合うと…●○●○●

黄色には、そんな親しみを感じました(-_☆)キラリ

きくいちの「ディープインパクト」をぜひ、みにきてください★

今日も1日、頑張って(*^^*)

〈新米女将〉

  

Posted by きくいち at 09:21Comments(0)新米女将

2010年11月17日

喜多方ラーメン(地域団体商標)

喜多方ラーメンと言えば札幌ラーメン博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンの一つに
数えられています。
この地域一帯はいわゆる「蕎麦」の産地でもあるため、ラーメンの事を
「支那そば」と呼んでいて120軒ほどのラーメン店があり対人口比では日本一の土地です。  

ラーメンの特徴は、スープは豚骨のベースと煮干しのベースを別々に作り
それをブレンドしたもので、淡泊ですが強い醤油味ベースです。
店によっては塩味や味噌仕立てなど千差万別のようです。
麺は太めの平打ち縮れ麺で、加水率が高くコシは強い。
具はチャーシュー、ねぎ、メンマ、もやしと一般的な構成です。
ラーメン屋というスタイルで店舗を構えていないのが特徴で
「○○食堂」というように大衆食堂の店構えをしているものが多いようです。 

喜多方ラーメンがブームとなり一定の知名度を確立したことを受け、
喜多方市の観光PRの一環として「蔵のまち喜多方 老麺会」が発足し
ラーメン店の同業者団体として喜多方ラーメンに関連する活動を行っているようです。
  
15日「喜多方ラーメン」の「地域団体商標」登録を認めないのは不当だとして
「蔵のまち喜多方老麺会」が特許庁の決定取り消しを求めた裁判で
請求を棄却する判決が言い渡されました。
 
登録の可否をめぐる判決は初めてで、喜多方市内のラーメン店の老麺会への
加入率が低いことや非加盟店でも「喜多方ラーメン」の文字を含む商標の登録を受け
県内外でも長期間にわたり使用していて「喜多方ラーメン」がかなり普及していて
喜多方ラーメン=老麺会加入店のラーメン」とは認識していないと判断されたようです。

老麺会は、地域振興のほか質の低下を防ぐ目的で登録を申請していたようで
側面支援してきた市商工課でも落胆したようです。

地域団体商標は通常よりも認定の要件が緩いようですが、
ラーメンで認められたのは「和歌山ラーメン」だけで、
麺類では他に「沖縄そば」「伊勢うどん」などが登録されているようです。

名称があまりにも知名度が上がってしまい地域独自のものでなくなってしまい
地元業者の地道な努力が報われなかったのは残念です。

グルメ、地域ブランドの確立による地域の活性化、町おこしが各地で盛んに行われていますが
地元の業者と、大手全国チェーン店にはそれぞれ独自の考えもあり一体化には溝があり
問題が多々あるようです。
私も地元の料理店の団体等で市のイベントごとなどと協賛することがありますが
保健所や市などの行政とも大手は一線を引いて営業しているので
中々同じ土俵に立てないことが多いのです。 
   

Posted by きくいち at 10:59Comments(0)大将

2010年11月16日

いざっ、女流剣士!!!

先週、女流剣士7段昇進の御祝いパーティーが、2階で、開かれました(^^ゞ

剣道知識は、全くゼロの私なので、少し調べて見ました♪

◎剣道とは、日本の武術の竹刀稽古を競技化した武道。人間形成を目的とする修行である。

◎剣道が盛んになり始めたのは、いまから、90年前、学校の体育の授業に
用いられたのがきっかけ!

◎6段から、なれる人は、めっきり減り、一人の人で、10回ぐらい
チャレンジしてやっと合格するみたい。
合格率、0、7%と書いてありました。

ということは、その上の7段なんて尚更(@_@)

◎話に女流剣士のダンナサマにきいたら、日本で数えるほどらしく、
私は、目がテン!?になっちゃいました★

これからも、剣道界のご活躍を、祈っております☆☆☆


  (旦那様も剣道7段です)


  (女将7段を目指します…ちょき
 
〈新米女将〉

  

Posted by きくいち at 13:15Comments(2)新米女将

2010年11月15日

太平洋マスターズでミーハー親父に…

お客さんに招待券を貰い「三井住友VISA太平洋マスターズ」を観に行ってきました。

朝から早めに出かけてゆっくり観れたらよかったのですが
仕事柄、着いたのはお昼過ぎで、ギャラリーの特別駐車場も溢れる車でいっぱいでした。

会場は携帯電話、カメラの撮影は禁止されていて残念ながら写真は撮れませんでした
(中には若いカップなどが隠れて撮影をしていましたが…ムカッ


(ファイナルラウンドのスタート表)



時間的に上がり4組を18番で観戦しただけになってしまいましたが、
さすがに生プロのプレイは興奮しました。
今田竜二谷口徹宮本勝昌…カッコよかった…おすまし
中学生アマチュアの伊藤誠道君にはビックリ…
同年代シニアの賞金王、室田淳(18番で池ポチャ2回からのチップインは
ギャラリースタンドの大喝采)
トップに迫るブレンダンジョーンズの最終のイーグル…

そして最終組は、石川遼藤田寛之甲斐慎太郎
石川遼はヤッパリ凄かった…3日間刻んだ18番ホールでこの日はドライバーを握り、
観客が通るクロスウエーを越えて約345ヤードのビッグドライブ…圧巻…。
セカンドはもうショートアイアンで高速2段グリーンの下の段に2オン
難なくバーディーで今期3度目の優勝です。

プロの弾道の速さと高さ…しかもテレビで観るよりゆったりと打っている柔らかさ…
猛暑の影響で例年よりは止まり易くなっているとはいえ、ピンそばにピタリと止るボール…

もうただのミーハー親父でした…ニコニコ
プレイするのも楽しいですが、プロのプレイを堪能しました。

幅広い年齢層のギャラリーとその数の多さはやはり「石川遼」効果でしょうね…  

Posted by きくいち at 11:54Comments(0)趣味

2010年11月14日

史跡と公園の共存(小田原城、伐採)

久しぶりに兄弟子と話をした。
仕事の話に始まり最後は勿論趣味の城の話題に…。
中々時間がとれず、遠距離の城に行けない話をすると近場で面白いところを教えてくれた。
模擬天守では有るが、榛原郡吉田町の小山城、さらに西尾市の西尾城に日進市の岩崎城などは資料館などもあり日帰りでも充分楽しめるとのことで、気持ちが高ぶってしまいました。

彼の話で気になったことが…小田原城が大変なようなのです。

小田原市が有識者らで構成する「史跡小田原城跡調査・整備委員会」の提言を受け
市教委が作成した「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画」を発表したらしく
史跡と公園のあり方で色々めているらしいのです。

詳しく調べてみると、小田原城址公園内の樹木が成長し、
天守閣をはじめとする歴史的建造物の視界を遮ったり
石垣や地下の遺構を壊したりしていることから、
伐採や整枝、保護などに3分類し、整備を進めるようなのです。

同管理計画の対象は本丸と二の丸の公有地約15ヘクタールで、樹木の本数は約千本。
史跡の景観の回復、遺構の保護、来訪者の安全確保などを目的に
樹木を伐採(260本)か相当の枝下ろし(730本)が必要で
整枝などが必要(7本)保護・保存―に3分類し、史跡整備に伴って樹木の伐採や整枝を
実施する方針らしいのです。
整枝には、いずれも江戸時代以前から根を張り、市指定記念物となっている
本丸の巨松、二の丸のヒャクシン、イヌマキなど樹齢何百年のものも含まれているようです。

小田原駅周辺やお堀端通りなど市内の8カ所に設定したビューポイントから
天守閣や常盤木門などの視界を遮る樹木については、5年間で整理するとのこと。 

市民の憩いの場である公園と、城の復元回復とはその時代的背景もあり
共存していくには問題も多く意見も別れるとことでしょうが
古き良き物は無理やり今の時代に戻していく物ではなく
自然とその時代に形を変えて、受け入れられていく物ではないでしょうか…?。
  

Posted by きくいち at 15:46Comments(0)大将

2010年11月13日

好まれる魚…サケ

「鮭」の字は「十一、十一」と書くため、水産業界では11月11日は「鮭の日」として知られています。 

秋になると一斉に川をのぼってくる鮭は、太古の昔から冬を越すための貴重な食料でした。
現在では、養殖や稚魚放流事業の成功によって漁獲量も安定し、日本人が「最もよく食べる魚」
「なじみのある魚」「好きな魚」になっています。


  
鮭には川魚的な独特のにおいがあるので、世界各地の伝統的な鮭料理では
「塩をふって水分と一緒にくさみを抜いてしまう」「燻製にして香りをつける」
「レモン汁や食酢で酸性にしてくさみを消す」などの工夫がされています。
 
本来「新巻」などの塩鮭は、脂肪の減ってきた産卵期の鮭をおいしく食べるために
塩をふって熟成 (タンパク質がアミノ酸に分解して旨み成分が増加)を
すすめた保存食なのですが、
近年は「塩分控えめ」がはやりなので、保存に耐えられるほどの塩をふらずに
冷凍にしてしまう事が多くなっています。
熟成していないので、 旨み成分が足りず、その結果どうしても脂肪分の多い
沿海ものが好まれるようになっています。

サケを用いた料理には次のようなものがあります

生食では刺身、ルイベ(冷凍状態の刺身)、寿司、海鮮丼、マリネ
  
石狩鍋(石狩地方発祥のサケと豆腐、野菜などを味噌で煮込む鍋)
十勝鍋(道東地方で食され、石狩鍋に豚肉を入れたもの)
三平汁(塩引きした鮭(新巻鮭)のあら、切り身を野菜と煮込む汁物)
すり身、つみれ団子、塩焼き、ムニエル、バター焼き、ホイル焼き
ちゃんちゃん焼き(バターを引いた鉄板に鮭の身を並べ、まわりにキャベツ・ネギ・もやし等を配して焼き、甘塩辛い白味噌を塗って食べる物)フライなどの揚げ物

漬物では、新巻鮭、飯寿司、塩辛、切り込み、めふん、氷頭(頭の軟骨)なます
他乾物として燻製、スモークサーモン、ふりかけ、お茶漬けの素(お茶漬け海苔)
缶詰の水煮、サケ缶(醤油煮)、サケの中骨

このように一番身近に毎日のように食べられている魚が鮭ですが、
色々食べ比べ本当の鮭の味を探し当ててください。
   

Posted by きくいち at 14:29Comments(0)旬の魚