2022年02月24日
オンライン会議&昼食(文化の融合、うどんの異端児)
昨日は国際ロータリー第2620地区2021-22年度、地区研修セミナーがオンラインで開催され、ZOOM参加しました
浅原年度に向けていよいよスターです
次々年度の準備も兼ね、分科会ではお勉強
話題は変わりますが、会合前の食事はカレーうどん
今や定番メニューとして、正統派の「うどん」とはまた別格の地位を確立している「カレーうどん」ある意味、異端児と言えなくもないカレーうどんですが、最近では専門店もあるほど、独自の世界を展開しています。文明開化の象徴である洋食文化と日本の麺文化が融合して生まれた日本独自の麺料理ですが、誕生の要因は、舶来文化を取り入れて、うまく咀嚼するという日本人ならではの柔軟な分か体質によるところも少なくないと思います。カレーうどんとは、そんな日本人の文化に見事馴染んで、今では日本食と言ってもいい麺料理ですよね
言うまでもなく、カレーの発祥の地は、インドそれをいち早く、自国の文化の一部として取り入れたのが、イギリスです。18世紀にインドを植民地にしていたイギリスが、カレーライスを自国の文化に持ち込んだことで、それまでインド国内だけで食べられていたカレーは初めて海外へ伝わっていったのです。そんな過程を経て、イギリスで発展していったカレーライスが日本に伝えられたのは、文明開化の波が押し寄せた明治時代
海外から渡来した様々な外国文化のひとつとして、カレーも日本の食文化の中に定着していったのです。しかし、当時、日本に入ってきたカレーは、発祥の地インドのものではなく、イギリスで親しまれていた欧州カレーだったといいます。現在、日本の家庭で食べられているカレーライスが、野菜や肉を炒めて煮込んだ欧州風が主体になっているのは、それを物語っています
他の洋食同様、当初はカレーも主にハイカラ好きな裕福層の間で食されていた高級料理でしたが、時の流れとともにやがて庶民の間にも広まっていきました。それに伴い、日本では洋食人気が高まり、逆に和食は衰退していきます。和食店は死活問題に直面することになり、うどんや蕎麦といった和麺のお店も経営の危機に直面。そんな背景の中、既存の和食に洋食のエッセンスを加える、和洋折衷的なメニューが登場します。カレーうどんも、そんな時代が生んだ、新しい和麺メニューなのです
浅原年度に向けていよいよスターです
次々年度の準備も兼ね、分科会ではお勉強
話題は変わりますが、会合前の食事はカレーうどん
今や定番メニューとして、正統派の「うどん」とはまた別格の地位を確立している「カレーうどん」ある意味、異端児と言えなくもないカレーうどんですが、最近では専門店もあるほど、独自の世界を展開しています。文明開化の象徴である洋食文化と日本の麺文化が融合して生まれた日本独自の麺料理ですが、誕生の要因は、舶来文化を取り入れて、うまく咀嚼するという日本人ならではの柔軟な分か体質によるところも少なくないと思います。カレーうどんとは、そんな日本人の文化に見事馴染んで、今では日本食と言ってもいい麺料理ですよね
言うまでもなく、カレーの発祥の地は、インドそれをいち早く、自国の文化の一部として取り入れたのが、イギリスです。18世紀にインドを植民地にしていたイギリスが、カレーライスを自国の文化に持ち込んだことで、それまでインド国内だけで食べられていたカレーは初めて海外へ伝わっていったのです。そんな過程を経て、イギリスで発展していったカレーライスが日本に伝えられたのは、文明開化の波が押し寄せた明治時代
海外から渡来した様々な外国文化のひとつとして、カレーも日本の食文化の中に定着していったのです。しかし、当時、日本に入ってきたカレーは、発祥の地インドのものではなく、イギリスで親しまれていた欧州カレーだったといいます。現在、日本の家庭で食べられているカレーライスが、野菜や肉を炒めて煮込んだ欧州風が主体になっているのは、それを物語っています
他の洋食同様、当初はカレーも主にハイカラ好きな裕福層の間で食されていた高級料理でしたが、時の流れとともにやがて庶民の間にも広まっていきました。それに伴い、日本では洋食人気が高まり、逆に和食は衰退していきます。和食店は死活問題に直面することになり、うどんや蕎麦といった和麺のお店も経営の危機に直面。そんな背景の中、既存の和食に洋食のエッセンスを加える、和洋折衷的なメニューが登場します。カレーうどんも、そんな時代が生んだ、新しい和麺メニューなのです