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2010年09月30日

タヌキ(たぬきそば、たぬき汁)

タヌキ(たぬきそば、たぬき汁)
この写真分かりますか?

実は昨日、本店がおやすみで、若い衆に誘われ2年ぶりにゴルフに行って来ました。
睡眠2時間で、6時前に起きスルーで周り、昼前に戻り、私は千歳の店の仕事でしたから
大変でしたが、久しぶりに運動をして気持ちよかったです。

スコアーは内緒…プレー中このような写真を撮っているのだから、ご想像どうりですニコニコ

実は狸(タヌキ)なのです。

タヌキ(たぬきそば、たぬき汁)

タヌキは森林で生息し多くはペアで生活するようで、ペアは相手が死ぬまで解消されないようです。
(人間も見習わないと…ニコニコ
たぬき寝入りと言われるように、臆病な性格から、人が近づくと死んだふり、寝たふりをしますが
昨日の狸はそんなことも無く、私たちのプレーを悠然と見ていましたキャー

近年、生息地である山林が開発により、タヌキの都市進出が進んでいて
街中で見かけることも多くあります。
排水溝など狭いところを住み家にする習性があり、生ゴミなど食事には困らない為
タヌキが都市に在住することも多いようです。 

また、タヌキは自動車のヘッドライトにすくんでしまう習性があり
交通事故に遭う件数が非常に多いのも問題になっているよです。
  
さて、タヌキをたとえた料理と言ったら、有名なのが、たぬきキ汁と、たぬきそばです。

たぬき汁とは、精進料理の一種でコンニャクを入れた味噌汁のことで、
本来はタヌキなどの獣肉を入れた汁物です。

タヌキの肉は、臭いがきついので、悪食をしないとされる11月から2月に
獲れたタヌキを使ったとされています。
獣肉食が禁止されていた仏僧によって、タヌキの代わりにコンニャクをちぎって炒り
ダイコン、さきがけをしたゴボウを混ぜ、ごま油で味付けして味噌汁にすると
味がそっくりになることから、これが精進料理として広まったようです。

タヌキの肉の食感を再現するために、凍らせたコンニャクを使用する場合もあります。


蕎麦やうどんに揚げ玉(天かす)を載せたものを「たぬきそば」「たぬきうどん」と呼びますが、
地方によって色々違いが有るよようです。

語源には諸説あって、「タネ」を入れずに(抜いて)揚げた天ぷらが揚げ玉であり、
「タネ抜き」が訛って「たぬき」となったという説や、

そば屋で酒のツマミに「天ぬき」を頼むと天ぷらが出てくる事から
たぬきのように化かしたからとも言われるとか、  
東京、世田谷の砧 (キヌタ) 家で始めたキヌタソバがその始まりと言う説などもあります。
   
京都や滋賀では刻んだ油揚げの上から葛餡をかけたものを
「たぬきうどん」「たぬきそば」と呼んでいて
揚げ玉をのせたうどんは「はいからうどん」と呼ぶようです。

石川県では たぬきうどんは、揚げ玉入りのうどんで、金沢市では京都と同じたぬきうどんを
出す店も結構あるようです。

大阪では油揚げを乗せたそばを「たぬき」と呼ぶようで
「たぬき」だけが料理名で、「そば」を付けないのは、たぬき=そば、きつね=うどんという事が
大阪の一般常識らしいのです。

油揚げを乗せたうどんは「きつね」と呼び、揚げ玉を入れたうどんやそばを
「天かす・はいから」うどん・そば、もしくは単にうどん・そばと呼ぶようですが、
最近は、特に蕎麦の専門店などでは、
蕎麦やうどんに揚げ玉を乗せたものを「たぬきそば」「たぬきうどん」と
呼ぶ事が多くなっているようです。

先日の、信楽焼きのタヌキと今回のタヌキ、ボチボチ新そばの時期にもなりますので
美味しい、タヌキそばをまた紹介できれば…


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