› きくいち日記 › 大将 › 大根の民間療法

2011年01月27日

大根の民間療法

千葉の勝浦漁港で26日早朝、今年最初のカツオが水揚げされました。
小笠原諸島周辺で一本釣りされたもので、計約13トン。
体長約80センチで3キロ前後のものが主体だったようです。
初水揚げは例年に比べ3分の1程度の量だったようですが、浜値で㌔700円から1200円で
手頃な大きさで、品は良かったそうです。

ただ、カツオの魚群はまだ小さく、漁が本格化するのは3月以降になるようです。
カツオが釣れだしとはいえまだ寒い毎日で、私もこのところ鼻づまり気味です…。
風邪なのかそれとも鼻炎か…?

昨年の夏は記録的な暑さでした。
高気温が続き、日照時間が長く、降雨量が少なかったせいで
今年飛散する花粉の量は昨年の5倍になるのではないかといわれています。

実は鼻づまりなどの症状に大根がいいのです。
辛くない大根卸しの搾り汁を脱脂綿にしみこませて、
鼻孔に左右交互に繰り返しつめると効くと言われています。
卸し汁には消炎冷却効果があり、やけどや歯茎のはれ出血、
頭痛、発熱、のぼせなどの外用薬として利用できるのです。

もともと大根には辛み成分の(イソチオシアナート)が豊富に含まれていて、
血液をサラサラしたり、殺菌作用などがあります。
さらにでんぷん分解酵素(アミラーゼ)などの消化酵素も豊富に含まれていて、
食べ物の消化吸収を促進します。食物繊維も多く含みますしビタミンCも豊富です。

大根の療法

冷え性、神経痛、腰痛、肩こり
大根の葉を陰干しして乾燥させて、風呂に入れると体が暖まり、
冷え性、神経痛、腰痛、肩こりなど効くといわれています。

消化をよくする
大根もちや大根卸しは、胸やけや胃もたれをおこしにくくします。
特に口内炎ができやすい人にはおすすめです。
ただし、大根は生で食べると、体を冷やす作用があります。
胃の冷えやすい人は、煮たりして食べましょう。

二日酔いに
大根は二日酔いで弱った肝臓や胃腸の働きを高め、
不快感、食欲不振を取り去る効果があります。
それは大根に含まれているビタミンCには、肝臓の働きを助ける作用があるからです。
利尿作用もあるため、血液中のアセトアルデヒドの排泄も早めます。
大根卸しの搾り汁に蜂蜜を加えたものが特に効果的です。
大根卸しはそのままでもよいでしょうし、大根卸しにすり卸した生姜を加え、
醤油をかけてたべても良いでしょう。
胃が落ちつき、症状をやわらげてくれます。

咳止めに
大根を5㎜幅の半月切りか、いちょう切りにし、ふたのある容器にいれ、
はちみつをひたひたになるくらいに注ぎます。
ふたをして一晩おくと汁があがってくるので、スプーンなどで静かにすくいとり
盃に一杯ほどそれを飲みます。
飲みにくい場合はお湯で割ってのみます、これが咳止めに効くといわれています。
他に喉の痛みや咳止めにはコップ4分の1位の大根卸しに、卸し生姜がを少々加え、
熱湯を注いで温かいうちに飲みます。
蜂蜜で甘くしたり、レモンの搾り汁の酸味で飲みやすくなります。

打ち身、肩こり、筋肉疲労に
大根卸しを布にのばして湿布すると、打ち身、肩こり、筋肉疲労などによいとされています。


同じカテゴリー(大将)の記事
頭陀寺八日市
頭陀寺八日市(2024-05-09 08:23)

体に良くないGOLF
体に良くないGOLF(2024-04-29 23:44)


Posted by きくいち at 11:44│Comments(0)大将

コメント

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
大根の民間療法
    コメント(0)