› きくいち日記 › お酒のつまみ › 丸茄子揚げ出し

2012年06月15日

丸茄子揚げ出し

日中は気温も大分あがり、夏が直ぐそこまで来ているのを感じるこの頃ですね。
さて、暑い夏の夜に良く冷えた焼きナスを食べるのは最高ですね。この味があればこそ夏の暑さも我慢しようかと思います。 縁起のいい初夢として「一富士、ニ鷹、三茄子(イチフジ、ニタカ、サンナスビ)」と言いますが、「茄子は成すに通じる」 ことから茄子は縁起物として扱われたからです。

丸茄子…信越地方や関西で作られているズングリむっくりな丸い茄子で、果肉がしまっており味噌漬け、揚げ物、煮物なでに使われます。代表品種 賀茂なす(京都)魚沼巾着(新潟)大阪丸(大阪)

丸茄子揚げ出し
この時期にお勧めなのが丸茄子の揚げ出しです。(甘長、茗荷、ヤングコーンとの相性も抜群です)
 
●栄養価…水分と糖質が多く、あまり栄養があるイメージはない。果肉が柔らかく調理する時は油を吸収するのが特徴的です。

●効能…食欲増進、解熱、高血圧予防

●豆知識…5~6世紀頃に中国で栽培され日本には8世紀頃に伝わりました。ヨーロッパには13世紀頃北アメリカでは16世紀に伝わり、他の野菜に比べるとあまり重要視されなかったようです。日本に伝わったときには崑崙紫瓜(インドの紫瓜)と言われ、奈良時代の正倉院文書に藍国茄子(らんごくなす)という名で出始めたらしく夏に味が良いことから転化し「成す」「生す」につながり縁起が言われたようです。茄子は95%が水分で、栄養分はほとんど含まれていません。最近、ガンに対する意外な効果が発見され、農産物学会で、発がん性を抑える物質ポリフェノールが野菜や果物に多く含まれる事が発表されました。特に茄子には多く含まれたいます。夏野菜は全体的に身体を冷やす冷却効果がありますが、中でも茄子の冷却作用は強いため、発熱や日焼けなどで身体が火照っている時などに食べると良いと言われています。

●見分け方…張りがあってつややかなものが新鮮。へたを切って水分がおおいものやガクの部分のトゲが鋭いのがいい。また見た目に合った重さも重要で軽いのは中がスカスカでダメ。皮が変色しているのももちろんダメです。


同じカテゴリー(お酒のつまみ)の記事
街中飲み歩き
街中飲み歩き(2023-09-27 08:07)

鰆の菜種焼き
鰆の菜種焼き(2023-05-22 15:57)


Posted by きくいち at 10:04│Comments(0)お酒のつまみ

コメント

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
丸茄子揚げ出し
    コメント(0)